地震のとき斜め上を向いてしまうのはなぜ？

先日、学校で授業中に大きな音がして、皆が一瞬、地震を疑ったことがありました。
実際には地震ではなく何ともなかったので十秒にも満たず授業は再開しましたが、そのとき先生も学生も皆が「斜め上」を見たことに興味を感じました。

よく考えてみると、一人でいるときに地震が起きても、私自身「斜め上」を見ています。
しかし、大雨や大風、雹などの空から来るものの可能性があるならばともかく、「地震」を疑うならば、地震は地面で起きるのですから、本来地面の方を見るのが正しいはずです。
どうして人間は地震かも？と思ったとき、反射的に「斜め上」を向いてしまうのでしょうか？

映像やイラストを見ると、野生動物も天変地異を感じたとき「斜め上」を見る図が多い気がしますが、これは何らかの本能なのでしょうか？どの生き物も（ほ乳類だけではなく昆虫などのほかの動物も）地震のとき「斜め上」を見ますか？どうしてですか？

No.3 ベストアンサー 回答者： Mr.縄文人 回答日時： 2016/05/17 06:08

地震では地面と自分は同じように揺れていますから地面を見て地震の確認は出来ません。

外ならばなるべく遠くの動かないものを見て，自分の揺れを確認しますし，室内では上の方が揺れが大きいですからそれで揺れを確認します。極めて自然なことに思います。

この回答へのお礼

自分が揺れているのに地面を見ても分からない…言われてみればそうですね、まったく思い当りませんでした！
鈴の音なら鈴の方を向くのに、地震の音だと一瞬で上を向くように調整できる。生物って面白いですね。

お礼日時：2016/05/22 01:16

No.4 回答者： ultraCS 回答日時： 2016/05/17 19:16

揺れを確認するために、無意識にぶら下がっている照明器具などを見るのでしょう

テレビのニュースで、報道部のぶらさがった看板を写すのも同じことかと

ぶら下がったものの揺れ具合で震度を確認するような癖がついているということです

No.2 回答者： rimurokku 回答日時： 2016/05/16 23:15

本能的に落下物の危険性を観察するのでしょう。

崩れそうな崖っぷちに居れば、逆に足元を向くはずです。
何もない広場で有れば、上では無く周りを見渡すはずです。
実際に自分が経験した時も、高所で作業をしていた時は、やはり思わず足元を見ていましたよ。

No.1 回答者： 05051036 回答日時： 2016/05/16 22:12

物事を考えたり思い出そうとするときに、視線が上に向くのと同じ理由と思われます。

人間は「目」から入ってくる情報がかなり多いため、それの処理に脳の処理能力をかなり食われてしまうそうです。
だから、思考などに集中したいときは割と単純で情報量の少ない景色に目を向けて、目から入ってくる情報量を減らそうとするようです。

PCで重要なソフトをサクサク動作させるために余計なソフトを閉じてしまうのと同じですね。

私は耳が少々不自由なのですが、聞き取りに集中しようとするとやっぱり視線が明後日の方向に行きます。

さて質問の地震かもというときも、大きな音で地震かもと思い、これから来る、またはいま発生している揺れに気付けるように神経を集中させようとしていたのではないでしょうか。