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英文法に関する質問です。
"have not + 過去分詞" を動名詞を使って書き換える場合に、"having not +過去分詞" ではなく "not having + 過去分詞" になるのは何故ですか?
例えば "He regrets not having worked harder at school." という文は "He regrets having not worked harder at school." ではいけないのでしょうか。
「動名詞の否定文は not を前に付ける決まりだから」ではいまいち釈然としません。
どなたか教えてください。

A 回答 (1件)

動詞は述語として用いられる場合(述語動詞)と、


そうでない場合(準動詞)があります。

述語動詞の場合、主語との呼応と時制によって形が変化します。
具体的には動詞の現在形・過去形、助動詞+準動詞です。

isn't や doesn't 原形、can't 原形のような not の使い方をするのは述語動詞であり、
準動詞はそういう結びつきをせずに、一律、動詞の前に not で修飾となります。

doesn't/can't 原形のような結びつきにしても、原形の前に not です。
否定疑問は口語では Didn't you 原形?ですが、
文語的には did you not 原形も用いられ、やはり not 原形となります。

だから、不定詞の否定は not to 原形(あるいは to not 原形)、
動名詞の否定は not ~ing
完了の動名詞の否定は not having 過去分詞です。

普通の現在完了の have は述語動詞として has にもなりますし、
過去完了なら had にもなります。

でも、完了形の不定詞の to have とか、完了の動名詞の having は述語動詞的に変化することはなく、
常に to have/having であり、not を前において、否定することになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。以前、海外の文献で having not ~. を見た気がしたので
絶対にダメなわけではないのかと気になり質問しました。
ダメなんですね。  
丁寧な解説をありがとうございました。

お礼日時:2016/05/29 15:28

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