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教科書には1次結合はイオン結合,共有結合,金属結合で2次結合は水素結合,ファンデルワールス力とありますが,キレート結合は1次結合,2次結合として分類できる類のものなのでしょうか?

A 回答 (3件)

そもそもの話として、一般的な化学の世界では使わない言い方ですね。


調べてみますと、接着剤の業界で使われる言葉のようですが、「結合」というからといって「化学結合」を分類するような言葉ではないようです。

まあ、要するに、一般的に化学結合と認識されるようなものを一次結合、分子間力と認識されるものを二次結合と分類しているようです。そういう認識であれば、「1次結合はイオン結合,共有結合,金属結合で2次結合は水素結合,ファンデルワールス力」という認識は妥当でしょう。基礎化学屋は不満を持つでしょうけどね。
で、そういう前提であれば、キレートというのは、基本的には配位結合であり、配位結合は共有結合の親戚のようなもので、決して、分子間力ではありませんから、一次結合ということになります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。複数の書籍を見てもよくわからず,インターネットで検索をしても要領を得なかったので,質問をさせていただいておりました。重ね重ねお礼申し上げます。

お礼日時:2016/06/07 18:46

1976年東京大学大学院、理学系専攻科、化学専門課程を稲本直樹教授の下で修了、理学博士を得、国立研究所に2008年迄奉職しておりました。

この間1980年9月から1982年6月まで博士研究員としてカリフォルニア大学リバーサイドキャンパス(名前は大嘘、砂漠の真ん中)にて、ドナルド・ターナー・ソイヤー教授の下で、無機化学、電気化学の分野を吸収しました。現在の「典型元素の有機化学討論会」では質問魔で有名でした。
もし、ご質問があるのでしたら、私はここに15年居り、OKwebと統合されていたときはOKwebから賞状を頂き顔もさらしていますので、幾らでもご返事いたします。
なお、私の返答は大学の専門課程を基本としていますので、分からない、ブレイクダウンしてくれ、絵は無いかと、真面目に追及なさるなら、幾らでもお答えしますが、とんでもない変な教科書と比較して、そちらを説明しろと言われても無理です。
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この回答へのお礼

再びご回答いただきありがとうございます。しかしながら,私の質問の意図は,一般に流通している化学の書籍にて記載されている1次結合,2次結合という分類に関し,キレート結合という語句が公に実施されている試験において使用できるか否かという点を知りたい,ということです。すなわち,キレート結合という語句は1次結合,2次結合という分類では用いられない,あるいは分類可である,といったことが知りたいのです。また,分類可能な場合,1次結合としてよいのか,ということを知りたいわけです。私は化学を専門としておりませんので,あくまで大学入試,あるいは公務員試験等の一般教養試験でもかまいませんが,公に実施される試験においての現状がどうであるのかということが知りたくて質問をさせていただいております。
doc_somdayさんは化学の専門家でいらっしゃるようですので,ぜひ「変な教科書」云々は横に置いていただいて,一般的な試験での扱いをご教示いただけないでしょうか。

お礼日時:2016/06/07 18:25

その教科書は腐っているから捨てな。

共有結合以外全部間違っている。ヒデーナーこんな教科書が通るのか、この国もう駄目だな。イオン結合は1次結合じゃ無いし、金属結合も違う。水素結合も2次結合よりは配位結合に近いし、ファン・デル・ワールス力はどこにも分類されないし同時に全てに関与している。キレート結合は複数の結合がもっぱら金属イオンに配位する事を言う。配位結合もあって水素結合に近く金属錯体や硫酸などの説明に使われる。なお2次結合を共有結合に分類する事もあるしそれも正しい。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。複数の書籍にて上記質問のように分類されているのを確認したのですが,doc_somdayさんのご回答内容(イオン結合は1次結合じゃ無いし、金属結合も違う。等)は,大学入試等の試験で異論なく使用できる知識なのでしょうか。それとも,化学専攻等の専門領域の人達における知識で,高等学校までの教育課程における化学,あるいは化学を専門としない人達における一般教養的知識としては異論のあるものなのでしょうか。ご回答いただけると幸いです。

お礼日時:2016/06/07 16:51

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