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小説「カエルの楽園」(新潮社、本体1300円)です。
自分の子供に、読み聞かせている・読ませている方もいるそうです。

物語は、生まれ故郷を他のカエルに襲われて追われた2匹のアマガエルが旅の末に、ツチガエルの平和な国「ナバージュ」にたどりつくところから始まります。

その国には「カエルを信じろ」「カエルと争うな」「争うための力を持つな」という「三戒」という奇妙な戒律がありました。

南の沼には体が大きく凶暴なウシガエルがすんでいるのですが、多くのツチガエルは「三戒さえ守っていれば平和は守られる」と信じていました。ところが、ウシガエルは少しずつ「ナバージュ」に入り込んできます。

そこでツチガエルの元老の一部は「三戒」を破棄して山の頂にすむワシと一緒に国を守ろうと主張しますが、演説上手のデイブレイクという名のツチガエルと他の元老は「三戒に違反してはならない」「ウシガエルに悪意はない」「話し合えば国は守れる」などと主張して対立します。

そうした中、ナバージュを守ってくれていたワシは去ってしまい、ウシガエルはどんどん侵略してきます。そこでナバージュでは「三戒」を破棄して国を守るか、「三戒」を守り続けるか、全ツチガエルによる採決で決めることになり、そして迎えた結末は…、というストーリーです。

まだ読まれていない方のために結末は明かしませんが、「平和を唱えているだけでは平和は守れない」ということがよく分かる本です。

この本の中で描かれている「ナバージュ」という国は日本、「三戒」は「護憲派」が主張する「平和憲法としての憲法9条」をたとえています。

デイブレイクは、和訳すればある新聞の名前が浮かんできますが、「護憲」を主張するマスコミ、ワシは米国、ウシガエルは日本固有の領土に対して領有権を主張し、領海侵犯を続けている隣の大国です。

読んでみてはどうでしょうか?世界観が広がります。
読まれた方がいれば、どう思いますか?

「『カエルの楽園』が売れに売れています。」の質問画像

A 回答 (7件)

要するに最初から外来種のウシガエルは一匹残らず殺しておくべき

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私は百田さんのファンではないですが、色んな人に読んで欲しい本だと思いました。

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一度は読むべき作品ですね。


https://www.amazon.co.jp/dp/4103364122
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これは素晴らしい小説です。

近所の子供やお年寄りに紹介しています。
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ステマにしてももう少し工夫して…


まあいい作品
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買ったけど、まだ読んでない。

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私は百田さんの大ファンでほとんどの本は読みました。

今回のカエルの楽園は現在の日本をそのまま描いていると思います。ワシは米軍基地なので沖縄でもめにもめてる状況です。今政府が進めようとしている事を阻止すればナパージュのように滅びるという事ですね。あまりにも平和ボケした我が国の若者が読むにはいい本だと思います。
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