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輸入関係の青色個人事業主です。
海外からの仕入と国内の販売でドル決済で行っている取引があります。
売掛金入金は入金時においては円換算もしないので、仕入代の支払い時のレートで処理するものと考えてよろしいでしょうか?
仕入代をドルで支払う場合に円⇒ドルと通常はしていますが、ドルでの売掛金入金が多い場合には、他の仕入代とあわせてそのドルを使用してドル建てのまま仕入代を支払うこともあります。その場合、ドルで受け取った売掛金をすべて仕入代に充てた場合には、為替差益損が出ないように思えるのですが、どのように仕訳をしてよいのか分からず困っています。どうぞお知恵をいただけますと幸いです。

A 回答 (4件)

ドルで受け取った売掛金をすべて仕入代に充てるのは、資金繰りとしては一向に構いませんが、会計処理は、売掛金と買掛金とを完全に切り離して考えなくてはなりません。




6月10日、商品1万ドルを輸入。本日の為替レート:$1=110円
〔借方〕仕入高 1,100,000/〔貸方〕買掛金 1,100,000

6月13日、この商品全部を2万ドルで販売した。本日の為替レート:$1=108円
〔借方〕売掛金 2,160,000/〔貸方〕売上高 2,160,000

6月17日、この売掛金2万ドルを受け取った。本日の為替レート:$1=111円
〔借方〕外貨預金 2,220,000/〔貸方〕売掛金 2,160,000
〔借方〕………{空欄}………/〔貸方〕為替差益 60,000

6月24日、買掛金1万ドルを送金した。本日の為替レート:$1=112円
〔借方〕買掛金 1,100,000/〔貸方〕外貨預金 1,120,000
〔借方〕為替差損 20,000/


問題を単純化するため、消費税込会計としました。

以上、ご参考に。
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この回答へのお礼

ご丁寧にご説明頂きまして本当にありがとうございます。
こちらを踏まえまして、下記の仕訳についてご教授頂きたく。
予約販売の為、先に前払い金として頂くこともございまして、ご説明を踏まえ考えてみたのですが、下記例の場合の仕訳は合ってますでしょうか。
ご確認頂けますと助かります。どうぞよろしくお願いいたします。


①6/3に商品代金を前受金として$2000全額受取り
(借方)外貨普通 $2,000 (\200,000) /(貸方)前受金 $2,000(\200,000)
 ※\100 6/3 TTBレート 
②6/13に仕入代金$1000のうち前払金$500を支払い
(借方)前払金 $500(\52,500)/(貸方)外貨普通 $500(\52,500)
  ※\105 6/13 TTBレート
③6/20に仕入れのうち、納期確約の為残額を支払い
(借方)仕入 $1,000(\110,000)/(貸方)前払金 $500(\52,500)
/(貸方)外貨普通 $500(\55,000)
/ (貸方)為替差益 $2,500
 ※\110 6/20 TTBレート
④6/25に商品を納入したので、売上計上
(借方)前受金 $2,000(\180,000) /(貸方)外貨普通 $2,000(\180,000)
(借方)為替差損 \20,000      
※\90 6/20付TTBレート

お礼日時:2016/06/21 15:44

会計上はすべて取引時点で日本円に換算します。

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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございます。
外貨であっても、円建てのように考えるべきでしたのに、外貨というだけど、混乱してしまいまして。今後は切り替えて頑張っていきたいと思います。

お礼日時:2016/06/21 15:46

自分の商売として外貨による取引をしたことはありませんが、外貨


取引を行っている会社さんの自動仕訳システムを作ったことがある
ので、その経験に基づく補足をします。

考え方としては、No.1の方の回答と同じでした。

要約すると、為替差損益は、
[入金⇔支払]の間で発生するのではなく、
[買掛⇔支払]、[売掛⇔入金]の間で発生する、
ということです。


そのお客さんは旅行業者さんなので、質問者さんの参考になるかど
うかは分かりませんが、換算レートは、月次で決めていました。

前月の末日の取引先の銀行のT.T.S.とT.T.Bの中値、みたいな感じで。
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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございます。
為替差損益については、本当に悩みの種でした。
まだまだ不慣れですが、みなさまのご回答をもとに頑張っていきたいと思います。

お礼日時:2016/06/22 11:22

No.1です。



ご存じの通り、会計では、外貨建て債権(預金を含む)、債務の計上は、その日の円換算額(その日の為替レート(=交換レート)で時価評価した円貨)で行います。ただ、この際の「その日の為替レート」は、取引銀行が建てている売買レートの仲値でなくてはなりません。つまり、TTBとTTSの中間値を「その日の為替レート」とするのが原則です。
 

>①6/3

ですから6/3は、TTBレート $1=100円ではなく、TTBレートとTTSレートの仲値を適用して前受金を計上します。


>②6/13に仕入代金$1000のうち前払金$500を支払い・・・

手持ちの円で銀行からドルを買って、それを支払いました。ということは銀行は、その日のTTSレートを適用してドルをあなたに売ったはずですから、「※\105 6/13 TTBレート」は誤りです。「※\xxx 6/13 TTSレート」でなくてはなりません。


>③6/20に仕入れのうち、納期確約の為残額を支払い・・・

この日の支払いも、「TTSレート」が適用されます。


④6/25に商品を納入したので、売上計上
(借方)前受金 $2,000(\180,000) /(貸方)外貨普通 $2,000(\180,000)
(借方)為替差損 \20,000      
※\90 6/20付TTBレート

1000ドルで仕入れた商品を6/25に2000ドルで売ったのだから、売上高は6/25の為替レート(TTBとTTSの仲値)で換算した円貨を計上することになります。
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この回答へのお礼

No.1さま
この度も細かくご回答いただきましてありがとうございました。
TTBとTTSをすっかり勘違いし間違っていたことに気が付きました。
まだまだ会計は未熟ながら、次回の確定申告に向けてもっと勉強したいと思います。
迅速なご回答本当にありがとうございました。

お礼日時:2016/06/22 11:18

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