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「ロープをつかむ」と「ロープを握る」は同じですか?

A 回答 (2件)

狭義では、握るとつかむは意味が違うでしょう。



握る・・・手の指全部を内側へ曲げる。(おにぎりを握る)
つかむ・・・手でしっかりと握り持つ。強くとらえて離すまいとする。(まわしをつかむ)

まあ、「握る」も広義には「つかむ」の意がありますので、「ロープを握る」も間違いとは言い切れませんけど、本来は違う言葉です。
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諺で「溺れる者は藁をもつかむ」といのうがあります。


藁を掴んでも助からないがそれでも必死に何かにすがろうとすることを意味する諺です。

「ロープをつかむ」と「ロープを握る」は、動作としては同じことなのですが、
「ロープをつかむ」とした場合、咄嗟に掴んだ、とにかく掴んだ、何処でもいいから掴んだ、
地面に置いてある「ロープをつかむ」
と不意の動作や意図していない動作のニュアンスが強くなります。

「ロープを握る」は意図して目的がはっきりしいる場合に使うことが多いですね。

話し言葉ではそこのニュアンスをあまり考えないで使う人もいますが、
文章では、使い分ける方が多いと思います。
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