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パクス・ロマーナという造語がギボンの『ローマ帝国衰亡史』に書かれているというのは調べたのですが、和訳や簡単な手引き書を読んだだけでは、原文のどのあたりに”Pax Romana”が出てくるのかわかりませんでした。
”Pax Romana”の含まれている原文と、その和訳を教えていただけると助かります。

A 回答 (2件)

ギボンが五賢帝時代を評しての言葉、と聞いている、何を質問していえるのか分からないが、衰亡史を読むんだのなら、出会ってる筈です。


要するに、ローマ人が平和だ、と思っていただけであって、被征服民は決して平和ではなかったでしょう。
様々な矛盾が現実のほころびとして顕れ出した時代であり、「平和な時代」、とは現在の歴史家の認識ではありません。
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語句 Pax Romana (ラテン 、"Roman Peace"、ローマの平和)はルキウス・


アンナエウス・セネカ(Seneca the Younger)の紀元前55年の著作に既に出て
います。欧州ではPax Romana = Pax Augusta としても知られています。
Pax Augustaの刻印の有るコインも流通していました。
ローマ帝国を確立したアウグストス帝に始まる5人の皇帝(5賢帝)の紀元前27年
から紀元180年までの期間とされ、ギボンにより広く世間に知られる様に成った
言葉です。この見方に付いては様々な批判があるようです。

ギボンの『ローマ帝国衰亡史』の何処にPax Romana の記述が有るか調べる為に
英独のWikiのワード検索をしましたが見当たりませんでした。本は71章から成って
いますが、語句Pax Romana が出てくるのは第3章” Of the Constitution of the
Roman Empire, in the Age of the Antonines – Rulers from Augustus to
Domitian” ではないでしょうか。
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