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こんにちは。

現在の自分の職場も含めて、求人に対し、なかなか人が来ないという話をよく聞きます。

私は今から5、6年前の円高がピークだった頃に、40歳を過ぎて仕事を探していたのですが、アルバイトでも全く採用されず、大変苦しい思いをしました。よほど条件の悪い案件でもない限り、どんな仕事でも構わないとさえ考える日々でした。

その後アベノミクスによって景気はよくなり、仕事も増えたと言われていますが、それにしても求人に対して人が来ないというのがどうにも信じられません。40代50代で仕事を探している人、アルバイトでもいいからとにかく働きたいという中高年の人がたくさんいると思うのですが、それでもなお人手不足になるほど、世間は仕事にあふれているのでしょうか?そこまで好景気だとは思えないのですが。

何かご存知の方がおられましたら、是非ご回答お願いします。

A 回答 (8件)

仕事柄、中小企業の社長から話を聞くことが多いのですが、業種業界(たとえば建設業、これには電気工事や設備工事も含む)によって従業員の募集をかけても誰一人も応募に来ないことはよくあるようです。


社長の話だと、3Kと思われている会社には、なかなか人が来ません。5,6年前はともかく、今では有効求人倍率は1.34倍くらいで、数の上では求人数のほうが求職者数を上回っていて人手不足なので、見かけ上は「仕事がある」状態です。いまの求職者は仕事が楽で働きやすくて賃金がよい会社のほうに偏ってしまい、募集をかけても人が来ない会社にはまったく来ません。みんなよい条件の会社に行くんです。

> それでもなお人手不足になるほど、世間は仕事にあふれているのでしょうか?そこまで好景気だとは思えないのですが。
中小企業に好景気感はありませんね。多少景気が上向いても、大企業や元請け会社が景気のよい部分を吸収してしまい、景気のよさは下には回ってきません。いまの求職者は考えが贅沢になって、「40代50代で仕事を探している人やアルバイトでもいいからとにかく働きたいという中高年の人」は、仕事が楽で働きやすくて賃金がよい会社のほうに応募します。条件の悪い就職はせず、無職になってもいまは国などの補助で一定の生活ができますし。
なので、業種業界によって応募の濃淡は激しく、募集をかけても人が来ない会社にはまったく来ません。やっと採用できた人でもすぐにプイと辞めるそうですよ。仕事が思っていた以上にきついからです。考えがだんだん贅沢になっているんです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
人が来ないと嘆いているのは、賃金や条件の悪い会社なんですね。
あらためて今の経済政策は甘いと考えさせられました。

お礼日時:2016/07/27 23:10

以前、選挙に立候補した人が、質問者さんと同じようなことをマイクで言っていましたね。


その当時、私は失業して求職中だったので、その演説が印象に残っています。

※立候補者の言っていたこと

・企業は人手不足で従業員募集しているが、なぜ応募者が来ない?
・職を求める失業者は多いはずなのに、なぜ採用されない?
=>原因は雇用のミスマッチ。

だと言っていました。

大きな目でみれば、No.6さんの回答にあるように、少子高齢化、団塊世代のリタイアで働く人が減った。
小さな目でみれば、No.5さんの回答にあるように、企業は不況でブラック化、低賃金、即戦力のみ採用。
 働きたい人は、その給料では生活できない、そしてその職には未経験なことが多い。なので雇用ミスマッチ。

ということではないでしょうか?

企業が、「この人は、未経験だけど、2,3年ほど教育すれば戦力になる」という中小期的な視点で採用すればミスマッチがかなり減る気がします。

でも、企業は、バブル崩壊、リーマンショックなどで、教育担当者になる人材、教育投資する資金などを削減し続けてしまい、そんな中長期的な視点での経営ではなく、ここ数ヶ月間の採算でしか考えられない状況になってしまった。

戦争でいえば、終戦処理まで見据えた「戦略」が作れずに、目の前の敵だけを倒す「戦闘」レベルのことしか考えられない状況となった。
戦略も無く、作戦もなく、ただやみくもに、目の前の敵を倒すのみの行動、つまりは短期利益のみを追い続ける自転車操業が増えてしまった結果だと思っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
企業のブラック化、低賃金で人が来なくなったのはなるほどと思いました。
ただ、即戦力にならない人をバンバン不採用にする企業には決して「人が来ない」わけではないんだなと思いました。

お礼日時:2016/07/27 23:35

単純に、人が足りない、ということもあるでしょうね。



今は団塊の世代が徐々にリタイアを始めているので
企業に、労働世代に人がいなくなり始めています。
仕事が溢れているというよりも、そいうした理由で人が少なくなっているのでしょう。

もちろん、若者の数も劇的に減少しています。
総務省統計による若者の人口も10年、5年前に比べて数十万、数万単位で減少しています。
そして、当然若者は正社員を狙いますから、まずそこで漏れない限り
自分の希望する職種・合致する待遇条件の企業に殺到するでしょう。

その後、正社員の職があるかと言えば、「新卒」という強力なカードを失った人には
まずありつきにくいのが現状です。
企業側としては、新卒でなければ、即戦力を欲します。
しかし若者に即戦力となれるほどの経験はもちろんなく、付けることも出来ません。

では中年の年代ではどうか。
すでに企業に何年かいつき、戦力となっている人材はそこから離れませんし
企業も離そうとはしません。
当然、中途採用などで取れる人材もここでさらに減ることになります。

ではアルバイトはどうか。
アルバイトでも職に就けるなら、という人は確かに少なくありませんが
そういった人は大抵都市部に集中します。
地方においては、アルバイトの人員はすでに正社員にとられ余裕がありません。
では都市部ならアルバイト人員が大量にいるかと言えば
残念ながら、それらもどうせアルバイトなら、と簡単な職に行きつきます。
どこにアルバイトに入っても同じような給料なら、楽なところで、というのが心理でしょう。

仕事の数は減らないのに、上記のような理由で『有価人材』が減少し
企業に来る人がまずいない状況が出来上がり
その上、企業が求める人材はさらにその選りすぐりになる上に、もう取られている。
だから、求人を出したところで、一流企業や待遇のいい会社などの一部以外は
なかなか人材が集まらない、という状態になるのでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
どうせアルバイトならなるべく楽なところでという心理は盲点でしたね。
きつい仕事が高賃金を払えない、というのが見せかけの人材不足を生み出していると解釈いたしました。

お礼日時:2016/07/27 23:44

5,6年前は、2007年からのリーマン・ショックで、世界同時金融危機での円高だったわけで、


企業は派遣切りなどの大リストラを行った直後で、ネカフェ難民とか年越し派遣村などが話題になり、第二次世界恐慌とよばれるほど仕事がなかった年。
アベノミクスは虚像でもその底辺からの好況なので、全く状況は違います。
0から+5するのと違い、−10から+5してもマイナスのまま。

2007年以降、大量解雇により雇用条件はリセットされてしまったので、
雇う側が、よほど条件の悪い案件か、即戦力の再雇用しか求人を出せなくなっていて、
雇われる側は、労働に見合った給与や待遇が用意されない、よほど条件の悪い案件しかないので、40代50代で仕事を探しても無駄だし、とにかく働きたくてもアルバイトじゃ食えないので、
未経験者を求人せず、経験者には適切な対価が払われない、雇用にミスマッチが起きていて、
求人側に仕事があふれているのではなく、企業側が人材不足で仕事にあぶれているのです。
ブラック企業という言葉が生まれたのも2007年以降。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
雇用条件のリセットとは分かりやすい表現ですね。リーマンショックはいまだに大きな爪あとを残していると、あらためて思いました。

お礼日時:2016/07/27 23:49

うちの近所の電気設備屋 月給50万で人が集まらないとぼやいてますよ


ちなみに同業が1月手伝い払うと80万円 
瓦屋で日当28000円と張り紙してありますねw
たぶん この人手不足は5年じゃ収まらないと思うね
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なんだかすごいことになってますね。電気設備ってそんなに嫌われる仕事なんでしょうか?月給50万ならブラックとは言えませんよね。
なんだかよく分からなくなってきましたw

お礼日時:2016/07/27 23:53

現代では、雇用してもらうというスタイルは減少傾向にあるのでしょう。



結論だけ言えば、『時代が変わった』というところですかね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
被雇用以外のスタイルとはどういうものでしょうか?ネットで物を売るとか、アフィリエイトとかでしょうか?
雇ってもらわないで生活出来る人はごく一部だと思うのですが・・・

お礼日時:2016/07/24 09:49

会社、雇用条件に魅力がないから。

 
他にもっと良い条件で働ける場所があるから。

今の世の中いくらでも仕事はあるし、少しのお金で食うぐらいのことはできます。
たとえ悪い労働条件の中でも必死に働いている人たちがいる反面、それを忌み嫌う風潮があります。
何とか生活できれば、それ以上の苦労をしたくないといのが実情のようです。

正規の方の労働条件はそんなに改善されていないのに、非正規の労働条件はびっくりするするものがあります。
それでも必要なスタッフ数を確保できないと聞きます。
スタッフが確保できなくて休業を余儀なくされたという事業所がいっぱいあります。

大企業が仕方なしに好条件を出して労働者をかっさらっていく半面、ニッチ産業、小さなパイをさらに分配するような、本来大きくなってはおかしいような仕事に労働者が二分吸収されているような気がします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
5年前とは違うのでしょうか?

お礼日時:2016/07/24 03:28

雇用のミスマッチってやつですね



あなたはどんな仕事でもいいと思っていたのかもしれませんが
企業はそうではありません。
戦力になる人材がほしいのです。
実態としては、教育しても使い物になるか微妙な人材ばかりが面接に来ます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
来た人が使えるか使えないか以前に、人が応募してこないようなのですが・・・

お礼日時:2016/07/24 03:31

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