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添付ファイルの青線部分に、

整流形 交流計器の中で最も感度が良い
電流力計形 精密測定に適する

と説明されています。
どちらも交流での測定が可能です。

個人的な意見として、
整流後にコイルに電流を流し永久磁石の磁界で測定する整流形よりも、可動コイル固定コイル両方に電流を流す電流力計形の方が感度が高いような気がしたのですが、どうなんでしょうか?

教えてください。よろしくお願いします。

「交流を測定するのに、整流形と電流力形計形」の質問画像

A 回答 (2件)

「感度が良い」という意味を「微小な電流で動作する」と解釈すれば整流型です。

可動コイルに流れる電流だけで良いのですから。

精密測定についてはメーター本体に精度が書いてあります。「1級」というのは1%精度、「2.5級」というのは2.5%で、目盛板のどこかに書いてあります。「Class2.5」とか単に「2.5」としてあるものもあります。
注意して欲しいのは指示値の2.5%ではなく、指示値とは無関係にフルスケールの2.5%です。例えば100V計が30Vを指示している場合、30±2.5V ですから精度は8%ぐらいになります。
制御盤など強電関係のメーターは1.5級が多いですね。学校の理科室で実験に使った大型のメーターは0.5級とか0.2級です。

もうひとつ、可動コイル型計器は無ひずみ正弦波しか測れません。整流型は可動コイル型ですから無ひずみ正弦波にしか使えません。
ひずみ波(サイリスタでスイッチングした電圧・電流)を測定するには実効値指示型のものを使わねばなりません。電流力型や可動鉄片型ならOKです。ひずみ波の扱いは厳重注意です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2016/07/30 02:29

reon21さん、こんにちは。


reon21さんは何を測りたいのでしょうか?
そして、求めるものは、精度でしょうか?感度でしょうか?


整流形はメーター自体は直流用と同じ構造です。
可動コイルは極力抵抗分を小さくしたい上に、磁力が強ければそれは可能なので、結果的に可動部が軽くなり、反応が良いのです。

それに対して電流力計形は、コイルに流す電流により起こした磁力を利用するので、メーターを振らすのに十分な力を得ようとすると、コイルもそこそこ巻かねばならず、可動部が重くなりがちです。

整流形の方が感度が良いとはそういう意味です。


さて、電流力計形は、固定と可動の両方に測定電流が流れますから、メーターを振らす力は電流の二乗に比例します。

それに比べ、整流計は可動コイルに流れる電流に比例するのみなので、測定電流に比例します。

正弦波交流の平均値と実効値を求める式を比べてみましょう。
電流で計算できるように変換してくださいね。

これで、整流形は平均値しか測れず、電流力計形は実効値が測れることが解るでしょう。


交流の測定で知りたい値は、多くの場合が実効値です。
実効値が直接測れる電流力計形が精度が良いと書いてあるのは、そういう意味だと思われます。


ですから、最初の質問のように、reon21さんが、何をどんな目的で測りたいのか、が重要になるのです。

私の回答で、reon21さんの答えが見つかりますように。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
電検三種の出題範囲の為、勉強していました。

お礼日時:2016/07/25 21:27

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