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人生初で史書(資治通鑑の晋紀)に挑戦しているのですが、どうしても分からない一文があります。西晋の武帝(司馬炎)が即位したばかりで風紀を心配しているときに、皆の反対をはねのけて許奇という野郎を欲しがった直後の文です:

有司言御牛青絲紖斷 詔以青麻代之

最後のほうは詔を青麻っていう布で代用したことでしょうか?ならば前半の「御牛」とはいったい...???

A 回答 (2件)

失礼、一部訂正です。



(誤) 青絲はここでは牛の鼻緒に使われている青い絹
(正) 青絲紖はここでは牛の鼻緒に使われている青い絹

紖が牛を引く鼻緒を指します。

直訳や文節ごとに考えると意味が分からなくなってしまうので前後のつながりから想像するとわかりやすいですよ。
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この回答へのお礼

なるほど、鼻緒の布のことだったんですか。ありがとうございます。
いま確認しましたが「晋書」だと文脈が分かりやすいですね。「資治通鑑」だと途中で別の話を挟んでいたので混乱しましたw

お礼日時:2016/08/08 09:04

巻三 帝紀第三の「有司嘗奏御牛青絲紖斷, 詔以青麻代之」でしょうか。



ここは「かつて官吏が皇帝の牛の青い絹の鼻紐が切れていると奏上した際、詔して青い麻のものと取り替えさせた。」となります。有司とは官吏のこと、御牛とは"御"があることで皇帝の牛、青絲はここでは牛の鼻緒に使われている青い絹、紖斷は切れているor切れかかっている。後半は詔を青麻で代用したのではなく、詔をくだす=命令して絹を麻で代用させた、という意味になります。
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