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お世話になります。歯科の研修会講義の中で、現在使用している歯科材料のヤング率をすべて調査発表する事になりました。一つ一つメーカーに質問しているのですが、返事が有りません。材料に添付されています使用説明書には、ヤング率を載せているものが一つだけ有りました。が求め方が分かりません。一例を上げますと説明書には、耐力770MPa、伸び7%、硬さ305HVと有ります。これは歯科用金属で金12,0%、銀48,2%、パラジューム20,0%、銅17,7%、その他2,1%となっております。このような学問を全く勉強して来ていませんので、出来るだけ簡単にヤング率の求め方を教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

ヤング率とは何か、耐力、伸び、硬さとは


1の方がおっしゃっているとおり、提示されたデータからヤング率を求めるのは不可能です。

合金のヤング率はそもそも計測するもので計算するものではないという認識です。
一つ一つ。すでにご存知のことも多いかと思いますが、解説しますと、

HVとはビッカース硬さといい、表面硬度です。表面に規定のダイヤモンドをあてて圧力を掛け、どれだけ押し込めたかを変形部の面積で評価します。

耐力、伸びは、弾性限界を表し、これも試験機で計測します。
一定の大きさ形状の試験子に力を掛けていくと徐々に伸びが発生します。
力が一定以下の場合、力を掛けるのをやめると試験子は元の大きさに戻ります。これは弾性変形。
一定以上になると試験子は元の大きさに戻れなくなり(塑性変形)、更に掛けていくと千切れます。
このとき、塑性変形が始まると引っ張っている側に返ってくる応力が急に落ちますので、それで試験機は耐力と伸びを判断します。

そしてヤング率
ヤング率は弾性変形が起こっている際の、荷重と変化量の比例率です。
合金では元の金属の配合からでは求められないので試験して計測します。
ちょうどいい資料がありましたので貼り付けておきます。
www.iic-hq.co.jp/library/pdf/043_05.pdf

ヤング率のデータが欲しいなら供給者にテスト結果をもらうか、自分でテストするしかないと思います。
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この回答へのお礼

早速のご返答ありがとうございます。
教えて頂いた、資料を見てみましたが、理解できません。
メーカーに再度問い合わせてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/08/09 15:58

耐力(降伏点)と伸び(破断時)では、ヤング率は計算できませんね。

耐力以下の荷重時の伸びの値が必要です。
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この回答へのお礼

早速のご返答ありがとうございます。
使用説明書に書かれているデータでは計算できないとなると
メーカーに聞くのが得策ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/08/09 15:55

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