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腸内細菌の代謝についてご存知でしたら教えてください。
腸内細菌は善玉菌として、乳酸発酵をするものがあげられますが、悪玉菌として、Klebsiella属の代謝をぜひとも教えてください。腸内細菌ですからおもに糖を資化していると思いますが、その代謝物はなんでしょう?また、乳酸をさらに低分子化することはありますか?

お願いします!

A 回答 (3件)

偏性嫌気で酢酸生成、ですか。

腸内ということでいいんですよね。
私もそんなに詳しいわけではないのですが、文献を見てみますと偏性嫌気条件である大腸でマジョリティ(グラムあたり10の10乗~11乗)を占めるバクテロイデス、ユウバクテリウム、ビフィドバクテリウム、ペプトストレプトコッカス、クロストリジウムなどはいずれも主要代謝産物として酢酸(や乳酸、プロピオン酸、酪酸)を生成する、とあります。これら個々の菌種の代謝がどの程度解明されているのかは私もちょっと知りませんが、私のやっているビフィズス菌の場合、ビフィズム経路という特異的代謝経路によって、理論上2モルのグルコースから3モルの酢酸と2モルの乳酸を生成します。
悪玉菌を抑える有機酸をたくさん生成する菌はいちおう善玉菌とされていますので、善玉でも悪玉でもないユウバクテリウムや日和見菌に分類されるバクテロイデス、クロストリジウムよりビフィドバクテリウムが酢酸生成は多いのかもしれません(自信なし)。

乳酸菌の場合、ヘテロ発酵するものはむしろ好気的な条件に傾いた時に酢酸を多く生成するようですね。
べつにビフィズス菌を宣伝してるわけじゃないのですが(^。^)
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この回答へのお礼

本当にほんとにありがとうございます!いまKlebsiellaと同定した菌が、酸生成してるのかと思って・・・。何度もお答えいただいてありがとうございました!感謝します!

お礼日時:2001/06/26 23:27

専門は善玉菌なんですが・・(^・^)


文献でしたら、ここなんていかがでしょ。
[Klebsiella][metabolism][fermentation]のキーワードで158報検索されました。

最近はKlebsiellaは窒素固定遺伝子の研究対象としてもけっこう使われてるようですね。

参考URL:http://www.healthy.pair.com/
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます!窒素固定の研究ですか。それはまた面白そうな研究ですね。英語はすこぶる苦手ですが、やっぱり世の中最新情報は英語の文献なのですね・・・。早速読んでみます。で、しつこいようですが(^_^;
専門家の方にもうひとつ教えていただきたいのですが、偏性嫌気で酢酸生成の代表的な菌ってなんでしょう。(ごめんなさい m(_ _)m、お礼の欄なのに・・・)

お礼日時:2001/06/26 01:04

Klebsiellaは2,3-ブタンジオール発酵というものを行います。

糖分解で生じたピルビン酸2分子から2-アセト乳酸ができ、アセトインを経て最終代謝産物である2.3-ブタンジオールが蓄積します。これは合成ゴムの原料であるブタジエンに簡単に変換できます。

一般的な糖ならだいたい資化でき、嫌気条件下で40%以上の収率で2.3-ブタンジオールが蓄積するとのこと。乳酸を低分子化することはないと思われますが、乳酸→ピルビン酸の反応を触媒する酵素を持っていれば乳酸を素に2.3-ブタンジオールができ、乳酸量が減ることは考えられます。

この回答への補足

ありがとうございます。大変参考になりました。酢酸なんかできるかと思ってましたが・・・。違いましたね・・・。参考文献等ご存知でしたらぜひ教えてください。一応探してみましたが、病原菌としての文献が多く、代謝についてあまり記載されたものが見つかりませんでした。

補足日時:2001/06/24 23:55
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