日本の海外援助と戦争責任との関係

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質問者：yumikakefu
質問日時：2016/08/20 21:24
回答数：3件

御教示下さい。日本はアジア諸国に対して膨大な経済支援をしていますが、これは第二次世界大戦で犯した罪に対する「賠償」であるという説を耳にしたことがあります。そういう解釈は正しいでしょうか。

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回答 (3件)

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No.3ベストアンサー

回答者： kantansi
回答日時：2016/08/20 22:50

一部は間違いなく「賠償」です。

　ラオスとカンボジアはサンフランシスコ平和条約を結び、同条約における賠償請求権を放棄したため、その好意に報いる為、日本は両国と賠償に代わる無償経済協力を行う協定を1958年と1959年にそれぞれ締結しました。賠償請求権を放棄した上で経済協力を求めている旨は協定に明示的に記されており、故にこれらは単なる経済協力ではなく準賠償として認められます。　インドネシアは、別途に結んだ平和条約において、賠償に加えて無償供与も得ています。　この無償供与も同条約において賠償請求権の放棄を条件に提供されているため、単なる経済協力ではなく準賠償に数えられます。　ビルマは、サンフランシスコ平和条約においては賠償しか得ていませんが、同条約の賠償再検討条項に基づき1963年に経済技術協力協定を結んで更に無償供与を得ています。　ビルマはこれをもって賠償再検討条項に基づく要求は全て完結しています。　よって、このビルマの得た無償供与も準賠償に数えられます。