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大学の過去問です!分かる方大至急お願いします!

原子価結合法では、互いに逆平行のスピンをもつ2個の電子が、二原子間に共有されるときにアンナな分子が形成される。この理由を「波動関数」「対称」「逆対称」「パウリの排他律」という言葉を用いて説明せよ。

A 回答 (1件)

原子価結合理論では、結合を二つの原子軌道の重なり合いと近似して扱います。

その際に、パウリの排他律により、二つの電子は同じ電子状態をとることができません。従って、スピン固有状態が対称となる場合と、反対称となる場合があります。二つの場合について波動関数を求めると、スピン固有状態が反対称(逆平行)の場合は各々の原子軌道が対称となり、スピン固有状態が対称(平行)の場合には各々の原子軌道は反対称となります。前者は結合性軌道、後者は反結合性軌道と呼ばれますが、二つの軌道のエネルギー準位を考慮すると、安定な軌道である結合性軌道から順に電子が入るため、共有結合における二電子のスピンは逆平行となります。

ってとこでしょうかね。
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