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新任・退任の閣僚の資産が公開されました。
この種の記事を読んで、いつも腹を立てています。それは、“資産の額が、庶民(少なくとも「私」)が保有している資産と比べて、とても多い” からではありません。

この資産をいくら(=金額)と評価するかが、国民が「相続税」や「贈与税」を申告・納税する際に求められる評価基準と異なるからです。

例えば「土地」ですが、閣僚の「資産公開」では、“固定資産税課税標準額”となっています。一方「相続税」や「贈与税」の申告・納税では、「路線価」が定められている地域(ざっくり言うと都市部)では、「路線価」から計算します。
この「路線価」方式で求めると、固定資産税課税標準額の何倍にもなります。閣僚の「資産公開」では、「土地」について実態よりかなり少ない額で公開されていますが、この事実をご存知ない方は多いのではないでしょうか。

次は「株式」です。保有している株数が、庶民(少なくとも「私」)が保有している株数と比べて、2桁も3桁も(100倍も1000倍も)多いですが、腹を立てているのは、そこではありません。閣僚の「資産公開」では、「株式」は評価しなくてよい=資産の合計額に含まない、という規定に対してです。

「相続税」や「贈与税」では、上場していない株式でも、いわば無理やり評価して、税金を納めなければなりません。一方「資産公開」では、時価がすぐに求められる 上場している株式も、計算から除外されます。
ゴルフ会員権や車などの[その他]の資産も、「相続税」や「贈与税」では課税対象なのに、閣僚の「資産公開」では、資産の合計額に含まれません。

閣僚が “どんなに大量の株式を保有していても、資産の合計額に含まない”、という事実をご存知ない方は多いのではないでしょうか。

あっ 普通預金も、「相続税」「贈与税」の課税対象ですが、「資産公開」では、普通預金は資産に含みません。資産を基準日までに普通預金に移し、資産を隠匿する手口もあるとか…。


「相続税」の基礎控除額が大きく減らされました。この庶民増税により、“まさか私が…”という方も、「相続税」の申告・納税が必要となりました。
国民に“手間”(申告)と“お金”(納税)の負担を求めた以上は、閣僚も(親族の資産を合算する・しないも含めて)すべて「相続税」と同じ基準で「資産公開」すべきだと思うのですが…。


<質問>

閣僚の「資産公開」の基準が 「相続税」の基準と異なるのはなぜでしょうか。「相続税」の基準と同じほうが、国民には解りやすいと思うのですが。

A 回答 (4件)

閣僚の「資産公開」の基準が 「相続税」の基準と


異なるのはなぜでしょうか。
「相続税」の基準と同じほうが、国民には
解りやすいと思うのですが。
   ↑
(建前)
資産公開制度は、在任中に、財産が不当に
増えたかどうかを調べるのが主眼で、
どの程度の資産を持っているかを公表するのが
目的ではないからです。


(本音)
後ろ暗いことをやっているから、詳細は
公開したくない。
やぶ蛇になるかもしれない。
悪いことをしていなくても、国民の嫉妬が
怖い。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>(本音)後ろ暗いことをやっているから、詳細は公開したくない。やぶ蛇になるかもしれない…

そうでしょうね。

稲田防衛相と今村復興相が、自身の職務と密接に関連する会社の株式を保有していることが明らかになりました。
“「株式」はどんなに大量に保有していても、資産の合計額に含まない“ けれども、閣僚が 株式を保有する会社の利益につながる“発言”でもすれば、国民はその後の“施策”を注目しますね。
そういう意味では、「資産公開」は意味がありますね。

お礼日時:2016/09/17 20:57

> なぜでしょうか



パナマ文書のニュースで、2世議員にとってのタックスヘイブンは日本だ(ほとんど相続税を払わないですむ方法がある)と言っていました。相続税の基準は測定器として不適という感覚があるのではないでしょうか。
私は自浄を求めるのは原理的に危険だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>パナマ文書のニュースで、2世議員にとってのタックスヘイブンは日本だ(ほとんど相続税を払わないですむ方法がある)…

申し訳ありません。そのニュースは読んでいません。

ただ政治家は、政治家個人の「資金管理団体」や 自身が代表の「政治団体」”○○党○○支部”をうまく使い、相続税や贈与税がかからずに、政治家である親から子へ お金を渡せるようです。(正確には理解していません)

舛添要一氏は、新党改革への政党交付金(税金)を自身の「資金管理団体」に移して、いわば“税金をネコババ”していましたが、この件で“取り調べを受けた”とは聞きませんので、合法なのでしょう。

>自浄を求めるのは原理的に危険…

“自浄作用は働かない”という意味でしょうか。

お礼日時:2016/09/18 21:29

>この資産をいくら(=金額)と評価するかが、国民が「相続税」や「贈与税」を申告・納税する際に求められる評価基準と異なるからです。



質問文からは、↑の「この資産」が、「退任の閣僚の資産」と単なる「資産」のどちらの意味なのか不明です。



>閣僚の「資産公開」の基準が 「相続税」の基準と異なるのはなぜでしょうか。

それは閣僚だけではなく、(閣僚も含む)国民全ての「資産評価」と「相続税」についても言えることではないでしょうか。

閣僚をその他の国民を別に扱う事は、法の下の平等に反すると思います。

確かに、政治家はクリーンであるべきとは思いますが、
無能な貧乏人が、偏見や妬みを庶民視点とやらと称して、推測で叩くのは見苦しいとも思っています。
「閣僚の「資産公開」の評価基準、なぜ国民に」の回答画像3
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この回答へのお礼

「このユーザーは退会いたしました。」

>閣僚をその他の国民を別に扱う事は、法の下の平等に反すると思います。
と書いている一方で、「哀れね」という“お言葉”を頂きました。
全体????な回答に、「お礼」をどう書こうか思慮していたら、いつの間にか退会されたようです。

このサイトは、退会してもログインなしで読めますが、「あなたの回答にお礼が投稿されました」や「あなたの回答がベストアンサーに選ばれました」などのメールが届かなくなるわけですから、No.3 は 初めから、真面目な回答ではなかったようです。

お礼日時:2016/09/20 14:33

政治家が本当の資産を公開する筈ありません。


裏金、ピンハネ、横領した金は給料より多いのでは?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>政治家が本当の資産を公開する筈ありません。

そうでしょうね。

多数の国民が、“こんなインチキは許さない” と怒れば改まるかもしれませんね。
しかし、甘利大臣の金銭授受疑惑が持ち上がったとき、テレビ番組で “国会議員はお金にきれいでなくてよい” と発言したお笑い芸人に、出演者のほとんどが賛同していました。

お礼日時:2016/09/17 14:06

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