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父兄と保護者はどうちがうのでしょうか。

A 回答 (3件)

どうちがうかは、他の回答者様のご回答のとうりです。

「父兄」というのは歴史的経過の問題があります。
戦前の民法では女性には法の権利がなかったんですよ。

参政権もなく、財産権も制限、夫が死んだ場合は相続は基本的には子供が優先、離婚は子を生さない妻には成立、姦通罪は女性のみ適用等々。帝国大学も入学可能なのは男子のみ。女性は「半人前」としか扱われませんでした。ですから、社会一般的としては、子供を養育するのは「母」ではなく、「父兄」と認識されていたのです。正確には子供を養育するのは戸主であり、戸主は原則男性だったのです。

戦後は男女平等になりましたが、戦前のなごりもあり、私たちの小さい頃は「父兄」という言葉の方が一般的でしたね。校長のあいさつも「ご父兄の皆様~」でしたし、保護者席も父兄席という紙がはってました。もっとも父兄席に母親が座るなんて言うことはあたりまえでした。

父兄という表現じゃなく保護者という言い方が一般的になったのは1970年代以降じゃないでしょうか。
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どちらも今で言うところの「両親・父母・保護者」の意味です。



ただ母が含まれない「父兄」は家父長制の名残があるため最近は使用されません。
また「両親・父母」は片親家庭が増えた現状に合わないため、「保護者」を用いることが多いです。

父兄会はもちろん、父母会という呼称も使われなくなり、ほとんど保護者会となっています。
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父兄は必ずしも責任を負う立場にない場合も有りえるが、保護者は責任を負う者(立場)。

両親でなく、祖父母である場合等。書類一般にも「保護者」という表記はあるが、「父兄」とは書かれていない。
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