プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

先日、甥っ子(小6)に「もしも人間が生身で風船のように浮き続けたらどうなるの?」と聞かれました。
「宇宙に出たら血液に泡ができて、血管が詰まって、死んじゃうよ」と応えましたが、それが本当に正しい答だったのか気になります。

人間が空中に浮くか浮かないかはさておいて、徐々に上空に上がり続けた体には、どのような過程でどのような変化が現れるのでしょうか。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けると幸いです。

A 回答 (3件)

宇宙服・防御服・加圧服・加熱服・酸素ボンベ等生命維持に必要な装備が無い前提で考えると


・【大気圏内に置いて】
 地上10キロメートル[対流圏]までは、高度か1キロメートル増すごとに気温は約6度が下がる。この事から地上が摂氏15度の時には高度10キロの気温はマイナス50度になると説明されている。冬服を着ていたとしても、多分凍死しています。
 さらに高度があがると(地上が摂氏15度の時)
  ◎[成層圏(10キロ~50キロ)]気温が上昇し地上と同じくらいに戻る
  ◎[中間圏(50キロ~80キロ)]気温が低下し、マイナス80度近くになる
  ◎[熱圏(80キロ~)]気温が上昇し、(推定で)2千度まで上昇すると言われている。但し、これは「分子の運動量」から導かれた気温なので、空気を構成する分子が少ない熱圏では大気から受ける熱量はきわめて少ない。
この様に気温が変化するため、体がついて行かずに死亡するか、中間圏で凍死すると考えられる。
 http://www.kousotu.com/lect_earth/taiki.php
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%96%93 …
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E5%9C%8F
・大気圏に於いてもいえる事でもあるのですが、宇宙空間に出てしまうと
  ◎酸素が足りなくなり窒息死
  ◎太陽風やオーロラなどの電磁波に曝されて死亡
 なお、過去の痛ましい事件などから人間が真空(宇宙空間)に曝されても「血液が沸騰する」「血液中の気体が膨張する」と言う事は直ぐには起きないことがわかってきました。もちろん、『人類の明日の科学の為だ!栄養と酸素だけは無限に供給するから、真空被ばくでどれだけ生きていられるのかの実験に協力しろ』なんてことは出来ませんから、1時間後はどうなってしまうのかはわかりません。


あと、↓は類似質問です。ご参考になれば幸いです。
 https://oshiete.goo.ne.jp/qa/4250936.html
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
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この回答へのお礼

ありがとう

詳しいご回答ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2016/10/13 23:12

昔、縁日にいくとこういうのを街頭販売していました。


http://fudouha.fc2web.com/bakkan1.html
これはガラス内の空気は陰圧になるので、ガラスで覆われた皮膚は外気圧が低下した時皮膚にどんな変化がでるかを示しています。
このような変化が全身に起こります。眼球も突出してきます。
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この回答へのお礼

おお……想像するだけで恐ろしいですね。わかりやすい回答ありがとうございます

お礼日時:2016/10/13 23:14

成層圏を超えるには 相当なエネルギーが必要・・



だから地球に空気があるのですよ・・

風船ごときに成層圏は超えられない・・
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