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昨日TV番組に、家具の『ニトリ』の社長さんが出ていました。

社長さんは若いころに樺太から札幌に出て営業マンをしていましたが、対人恐怖症だったためすぐに退職してしまい、家具店を始めたところ、それが繁盛し、現在全国チェーンで年商5000億円のニトリになったと言っていました。
社長さんは、初めは生活のために家具店が周りに無かったので始めただけで、チェーン展開するとは考えてなかったそうです。

ちなみに私も北海道出身ですが、起業を夢見る貧乏人で、こういう大社長さんのサクセスストーリーはいつ聞いても憧れます。

そこで思ったことを質問します。
ニトリの社長さんは田舎から出てきて就いたサラリーマンをすぐにやめてしまったので、自己資金なども無かったと思うのですが、家具店の開業資金(土地や建物、仕入れなど)はどうやって工面したのでしょうか。
またニトリに限らず、現在の大企業の多くも昭和の初めから中期に創立されたと思うのですが、その頃は開業資金など簡単に借りれたのでしょうか?
今の時代だと金持ちでもない限り、ネットショップなどでするしかないですよね。

あまり知識がないので疑問に思いました。
ご回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

私は30年間の大企業勤めのあと脱サラして自分の会社(株式会社)を興し16年めに入るのですが、むかしは起業しやすかったと思うのです。

と言っても戦前の時代は知りませんので、戦後に限っての話ですが。

とくに戦後の日本は何もかも荒廃し何も無かったので、何でも欲しかった時代が何年も続きました。なので、たとえば在日米軍が放出した物資を買い集めて売れば、飛ぶように売れました。競争がないわけではなかったのでしょうが、需要が供給を上回っていたので、うまく仕入れれば何でも売れる時代だったんです。
主婦の店「ダイエー」も戦後10年めに「大栄薬品」を神戸設立し、続いて「主婦の店・大栄(ダイエー)薬局店」を開店しています。開業資金をどうしたのかは不明ですが、元手を集めれば集めただけ商売ができたので、事業を大きくするのは当時としてはやりやすかったのだと思います。高度成長期には銀行の貸し渋りなんてありませんでした。経済成長率が10%以上という驚異的な伸びが何年も続きましたので、銀行も見込みのありそうな貸出し先を求めていたんです。

起業にはその時代の社会的なニーズをよく見て早く手を打つことでしょうね。ニトリの「生活のために家具店が周りに無かった」というのも頷けます。このことはいまの時代でも変わりません。ネットビジネスで急成長している会社が幾つもありますからね。でも、いまの時代は資金調達が問題です。銀行などは簡単には貸しません。私の場合は割増退職金の一部を資本金に充てました。
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この回答へのお礼

そういう事情があったんですね。前から疑問に思っていたのですっきりしました。ありがとうございます!

お礼日時:2016/10/13 18:23

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