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昨日、中2の息子が部活のサッカーの練習試合中に具合が悪く(耳鳴り・めまい・吐き気)なり、ベンチに戻り真水を少し飲んだものの、ますます症状が悪くなり、その後、私が連絡を受けてグランドに駆けつけたときには、両脇と首の後ろを冷却されてはいるのですが、両手首が内側に曲がり硬くなっていて、呼吸は弱く、顔色は黒く、意識はほとんど無く、呼びかけにうなずく事すら出来ない状態でした。救急車を呼んでもらい病院に搬送されたのですが、病院では「過呼吸」と診断され(過去に過呼吸症はありません)
サッカーも翌日には再開してもいいと言われたのですが、
一日たった今でも「まだ気持ちが悪い」と言っています。
ネットで少し調べたところ、どうも「熱中症」の症状かと思うのですが・・・?どんな対応をしたほうがいいのかわかりません。また今後同じような症状にならないような予防策がありましたら教えて下さい。

A 回答 (4件)

こんにちは。


最初におこった症状は熱中症ではなく、塩分が汗で出過ぎてしまった事により、血液が酸性になるアシドーシスです。

そして、その次の「水を飲んだ」という部分が大変まずかったのです。
この時、スポーツドリンクなどのアイソトニック飲料を飲んでいればそこまでひどい状態は避けられた可能性が高いです。

この結果、塩分不足で電解質バランスが崩れ、状態を悪化させたわけです。

この転機は非常に急激で、意識を失う程度の状態にはかるくなってしまいます。

救急車は絶対必要で、もしその場で応急処置を続けたり自家療法でしのごうとしたりすれば命の危険がありました。

搬送先で「過呼吸」との診断ですが、過呼吸の場合は血液がアルカリ性になる
アルカローシス」という状態になりますが、どちらも症状は同じです。
「血液ガス分析」というのを緊急に行わないとこの区別は付きません。

ですので、搬送先の検査・処置などは疑問が残ります。

注意ですが、血尿が出ていないでしょうか?
おしっこが着色しますが、赤ではなく茶色?黒っぽくなります。
こういう尿が出た場合には、筋肉が熱で破壊される横紋筋融解といういわゆる熱中症の症状を来している恐れがありますので、大きい病院で精密検査を受けてください。
後に腎臓をダメにする場合があります。

そういう事がない場合は、普通に部活にも復帰して大丈夫ですが、気をつけるのは、「真水を飲まない」事です。
必ず塩分のある水を飲んでください。
事実上スポーツドリンクですね。
今は、粉を水にとかして1リットル程度作れるやつが売ってますからそれが経済的です。

あとは、スポーツするならそれなりの栄養をとれば問題ないでしょう。
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おたずねですね。


>チクチク・・・というのが痺れるような感じの痛みでしたら、電解質のバランスが崩れた事により、筋肉が変調を来したもので、特に心配はないですが、無理に運動すると痙攣したりします。
ひどいようなら一日二日は休んだ方がいいでしょう。
また、運動した場合、つりそうになったら、すぐにスポーツドリンク(この場合はカルシウム分が必要なのでポカリスエットなどがいいです)を飲み、休憩するべきです。

そうではなくて、つるような感じの痛みでしたら、熱中症で筋肉の破壊が生じた事が考えられます。
この場合は病院で見てもらった方がいいでしょうね。

どちらの場合も筋肉が仕事をする為にはカルシウムが不可欠ですので、牛乳や煮干など、カルシウム、タンパク質、ビタミン類を含むものを食べた方がいいでしょう。
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この回答へのお礼

とっても良くわかりました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今回の事でスポーツをしている子の親も知識を持っていなければいけないと痛感しました。ちょっと間違えると大変な事になってしまうって、怖い事ですよね。
解り易い説明に感謝します。ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/01 20:40

ちょっと書き落とした部分があったのでまた来ました。

m(__)m

熱中症とアシドーシスの区別ですが、結構混同されてる場合が多いようです。

アシドーシスは血液が酸性になる事で、耳鳴り、めまい、幻聴や幻覚、さらには変な匂いを感じるとか、感覚系の症状、脳貧血の症状、意識を失う、更には痙攣・・・といった症状が出ますが、血液にアルカリ(塩分)を補う事で直ちに回復します。
今回は、搬送先で診断に疑問があっても点滴などの輸液措置をとった事は間違えなく、これにより塩分が補われ回復したと思われます。

熱中症は、体内の温度が上がり過ぎる事によっておこる、筋肉や内臓などの破壊を発生する病気で、この治療は冷却以外にはなく、それも一刻を争って冷やさないと、時間がかかった分、内臓や筋肉が破壊されるというものです。
そして、その時には意識は失われている事がほとんどです。
意識があってももうろうとした意識混濁状態です。

スポーツなどでは、この両方が同時におこる場合もあります。
つまり汗をいっぱいかいて塩分が大量に失われ、水分も同時に失われて汗がかけなくなって、体温が上昇し始める・・・というケースですね。
この場合は最悪です。

いずれも意識がある間は、スポーツドリンクなどを飲ませる、体温上昇が少しでも感じられれば緊急に冷却するという点を覚えておかれるといいでしょう。

なお、まだ気持ちがわるいという事ですが、これは徐々に消失していきますので、普通に暮らしてかまいませんし、運動も嘔吐してしまうような状況でなければまったく問題ありません。
それから、ご質問にはないですが、筋肉痛がおこる場合があり、あまりひどい場合は少し休ませた方がいいでしょう。
軽い場合は問題ないです。

この回答への補足

夕方になり、今度は太ももが痛いと言っています。
筋肉痛かと思ったのですが、チクチク痛いという感じらしいのです。これも筋肉痛と考えていいのでしょうか?

補足日時:2004/07/31 21:48
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医者の診断を否定するつもりはありませんが、


明らかに熱中症の症状だと思います。
過呼吸であれば、激しい呼吸の繰り返しが起こるので。
応急処置に関しては、とにかく体温を下げるため、
涼しいところに移動して、スポーツドリンクなど、
塩分を含んだ水(真水はマズかったですね)を含ませれば、
とりあえず症状はおさまるはずです。
倒れた時に頭を打ったりしていると、
脳への打撃も心配です。(24時間以内に嘔吐などがなければ大丈夫でしょう)
部活などでは、勝手に抜けて水分補給できなかったりするので、
顧問の先生方にも認識を強く持ってもらうよう、
働きかけることも必要かもしれません。

参考URL:http://www.heat.gr.jp/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。部活だと「具合が悪い」というのが、カッコ悪いとか恥ずかしいとかになってしまうらしく
、今回もかなり限界を感じで言ったらしいです。これがいけないんですよね。顧問の先生も知識はあると思うのですが、このような症状は初めてだったらしく「すみませんでした」の連発でした。でもこれをきっかけに先生も子供達も気を付けるようになると信じています。
親も子も先生も学びました。

お礼日時:2004/08/01 20:54

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