将来国連で働きたい者です。空席広告かYPPに応募したいと考えています。そのために高校生からカナ

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質問者：naoo072
質問日時：2016/10/28 02:02
回答数：2件

将来国連で働きたい者です。空席広告かYPPに応募したいと考えています。

そのために高校生からカナダに正規留学してそのまま大学、YPPを受けて不合格であれば大学院までアメリカで過ごす予定だったのですが、「日本の代表として働くのだから大学までは日本に居た方がいい」と助言してくださる方がいらっしゃいます。

確に、川内有緒さんという５年半国連で勤めた方の経歴を拝見したところ、大学までは日本で過ごされたようです。

やはり、せめて高校までは日本で勉強した方が良いのでしょうか。無謀かも知れませんが学士号を取得したら一度すぐにYPPを受験するつもりでしたので、入学後きちんと授業についていくためにも高校は英語圏で過ごす予定だったのですが……

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回答 (2件)

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No.2

回答者： larme001
回答日時：2016/10/28 20:15

関係ないですが、少なくとも外務省がやってる国連職員の採用試験は英語力では国連英検Aレベルクラスを求めてますから、英語圏のそれなりの大学の専門課程で課題をそつなくこなして良い評価をもらえる程度の実力は問われるでしょう。

そして、なによりも実績や専門が求められますから、日本の大学生みたいな温室育ちの環境だと、よっぽど自分で頑張ってチャンスを見出して成果をあげなくては使い物になりません。後、国連が求めている業界の専門ってのがあるので、その手の分野の専門性を身につける必要があります。これらを満たす上で欧米の大学院だったり現地でのキャリアは重要なステップになるでしょうが、欧米にいって生活できれば良いという訳でもないです。しょうもない大学で単に学位をとるだけならば悪質でさえあります。

つまり、
１. 元も日本人の代表として国連に所属して仕事をするのだから、そもそも勉強ができでなくては英語力があっても意味がない。
2. とは言うものの国連レベルで英語やフランス語を用いて高度な事象に取り組める運用能力は必要
3. その上で欧米人のキャリアと同じような基準で、実績や専門家としての仕事能力の証明

の3点が求められます。このうち3番は日本の雇用風土からして国内だけでクリアするのは難しい。2に関しては、日本で英語が出来ますのレベルでは他がよっぽど出なければ無理。当然日本に済んでる帰国子女の大半でもそのレベルには達してないわけです。ちなみに、英語力が出来るというのはけっして発音とか、英会話が優れてるという事で派ありません。あくまで、国際社会において、高い素養をもって活躍する上で必要な品格のある英語の運用能力だと思ってください。1については、そもそもいきなり海外に行くのは留学費用の問題もあるし、実際の実力以上に日本の高校制度から海外のトップ大学に行くのは難しい問題があるので、日本でトップレベルの大学に入ってしっかりと専門性をつけてから海外に渡ってより実績を詰むキャリアの方がベターな場合もある、というか日本人にとってやりやすいだけです。

あなたの場合英語力に問題がなく、ビザの関係上わざわざ日本に帰国するメリットがないならば、多いにカナダや米国の難関大学で、現地人が国連や政府機関に入るためにどのようなステップをとってるのかを参考にしてそれと同じ土俵で勝負できる方が確実に有利です。そして、国連もそうですが、日本の場合そういう変則的なキャリアはその後の日本のキャリアに思った以上にプラスにはならない可能性もあるので、初めから欧米（特に北アメリカ）での人生キャリアも意識した方が就職先などの問題もクリアしやすいです。逆説的ですが、現地でキャリアがしっかりあれば、いざとなったとき日本に帰ってきてもそのキャリアが欲しい日本企業が採用してくれたりします。ただ、中途半端に海外に行くと、海外での雇用にありつけず、日本でも苦労のワリに評価してもらえないという状況になりやす。つまり、思いきって日本人スタイルの就活を捨ててグローバル市場（特にアメリカ）でやっていけるような実力をつけていた方が将来的に日本にも帰ってきやすいです。

国連の試験のHPを見ればどういう分野が需要が多いか分かると思いますので、その辺を踏まえて専門性を決めていけば良いともいます。いずれにせよ、常に走り続ける必要があるでしょうから、安定を求めたりする場合はオススメ出来るキャリアではありませんね。ただ、英語だけが出来ますではなくて当然キャリアで身につけた実力を日本語でも発揮できることが求められますよ。