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長さLの軽い糸の一端に質量mの粒子を取り付け、他端を定点に固定して振り子を作る。この振り子が一定の鉛直面内で運動する場合を考え、運動の途中で糸がたるむことはないものとする。(単振り子)図のように座標軸を設定し、糸の振れ角をθ、重力加速度をgとする。
微小振動の場合を考える。時刻0において粒子がθ=ε(0<ε<<1)にあり、速度が0であったとして、運動方程式の解と振動の周期Tを求めよ。

「物理学の問題ですが全く分かりません。解答」の質問画像

A 回答 (2件)

εが微小である時y方向の変位は


y=lε  (1)
で近似できる。sinε=ε なので。
上の近似と同様に考えて、y方向の力Fは
F=-mgε  (2)
(1)式の両辺をlで割ったもの(2)に代入して整理すると
F= -mgy/l
この式はy方向の力がy方向の変位に比例することを意味する。
つまりばね定数mg/lのばねの単振動に相当する運動だということが式からわかります。
ばねの単振動の周期が
T=2π√(m/k)
であることを利用すると周期は
T= 2π√(l/g)
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この回答へのお礼

解決しました!ありがとうございました!

お礼日時:2016/11/06 19:49

典型的な「振り子」「単振動」の問題です。


「問題」というよりも、「単振動」の例題として、どんなテキスト・参考書にも出てくると思いますよ。

ただ、この問題の場合は、x/y軸の取り方が普通と逆なのでご注意。

重りに働く重力は -mg (下向き)
これが
 ・糸を引っ張る方向に働く力(糸の延長線の方向) -mg*cosθ
 ・糸に直角な方向に働く力(糸に直角な方向) -mg*sinθ
に分解できます。

「振り子」を揺らす力になるのは、このうち「糸に直角な方向に働く力」ですね。
なので、運動方程式は
 働く力:F = -mg*sinθ
で、重りの「単振動」の加速度を a とすると
 -mg*sinθ = ma
よって
 a = -g*sinθ

θ が小さいときには、糸の長さを大文字の L にして、sinθ ≒ θ , y=L*θ なので
 a = -g*y/L          ①

加速度 a とは、
 d²y/dt²
ですから①は
 d²y/dt² = -g*y/L         ②

これは y の2階微分方程式なので、
 y = A * cos(ωt)
が解のひとつになります。

t=0 のとき y≒ε なので A = ε
よって
 y = ε * cos(ωt)     ③

②に代入してみれば
 -ε * ω² * cos(ωt) = -g*ε * cos(ωt) /L
よって
 ω² = g/L
より、ω > 0 として
 ω = √(g/L)

③をこれで書き替えれば
 y = ε * cos[√(g/L) *t ]

詳しくは、こんなサイトを参照ください。
http://wakariyasui.sakura.ne.jp/p/mech/tann/tann …
http://www.ravco.jp/cat/view.php?cat_id=5325&PHP …
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました!

お礼日時:2016/11/06 19:50

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