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掲題の都民債(利 率 年 2.74 %)についての東京都のお知らせ文書に以下のような記述があります。
二つの記述の意味の違いがよくわかりません。
もしご理解された方がいらしたら教えていただけないでしょうか。

●為替の変動により当初お買付の為替水準より円高豪ドル安となる場合、本債券を円換
算した価値が投資元本を割り込むことがあります。

●本債券について、都は、発行時に円ベースで発行から償還までの条件を確定しています。
したがって、都に為替変動リスクはありません。

A 回答 (1件)

書いてあるとおりです。


都は債券発行時の豪ドルの為替レートで調達資金を
確定しているのです。
償還時の豪ドル価額は変わらないが、円に戻す時に
発行時の為替レートと違っているので円ベースで
元本割れがありうるということです。

例えば、
都は1豪ドル=90円の時に債券発行
その時点で1億豪ドル=90億円
(に利息)を確定して、
資金を調達しているのです。

発行時にこの債券を購入した人は
利息をもらいつつ、5年後償還時に
1億豪ドル返ってくるのですが、
その時に1豪ドル=80円の場合、
円換金すると80億円となってしまう
わけです。

その時点で円高で損をすると思ったら、
豪ドルで保持しておき、円安になるまで
待つという選択肢はあると思います。

どうですか?分かりましたか?
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この回答へのお礼

Moryouyouさん
たいへんよく分かりました。
「その時点で円高で損をすると思ったら、
豪ドルで保持しておき、円安になるまで
待つという選択肢はあると思います。」
なるほど、無理にそのときに円にして損をすることはないということですね。
現実的にはあり得ないと思いますが、オーストラリアに住むという
選択肢だってあるわけですね。
ありがとうございました。
お金ことはきちんと勉強しないといけないと、改めて思いました。

お礼日時:2016/11/24 21:46

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