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ビールに塩を入れたりコーラに砂糖を入れたりすると二酸化炭素が出てくるのはなぜですか? 氷だとそのうちあんまり泡は出なくなるのに、砂糖は溶けずに残っているとずっと泡が出てきます。サイダーにアイスクリームを入れると一気に泡が出て炭酸が全部ぬけるのも一緒なんでしょうか。

A 回答 (3件)

ビ-ルやコ-ラは二酸化炭素が過飽和の状態(通常溶ける以上に溶け込んでバランスを保っている状態)になっています。



ここに,塩や砂糖を入れたりすると,その刺激によってバランスが崩れ,溶けきれなくなった二酸化炭素が気体(泡)として出てきます。

一方,氷の場合は,最初は同じ理由で泡が出ます。ただ,氷は塩や砂糖とは異なり,周りを冷やします。一般に,温度が高いほど物質は気体に成りやすいですから,氷で冷やされる事で気体(泡)の発生はおさまります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
過飽和で不安定な状態だから少しの刺激でも二酸化炭素が出てくるんですね。
ということは、ある程度炭酸が抜けたらこういうことは起こらなくなるのかもしれませんね。
氷は周りを冷やすからというのは気付きませんでした。
確かに氷を入れると全体が冷えているような気がするけど、実際は氷の周りが特に温度が低くなっていますよね。
わかりやすい回答で納得できました。

お礼日時:2001/06/27 14:01

すばらしい観察眼をお持ちですね。

うらやましい限りです。

基本的にはrei00さんの書かれていることで解決していると思います。
ので、以下は補足になりますが、なにも入れずに、コップに
コーラもしくはビールだけを注ぎます。最初は盛んに発泡します。
そのうち収まってきて、少しずつ泡が出ている状態。
このときに泡はどこから出ていますか?コップの内壁から
発生しているはずです。

コーラの立場から見ると、液体の真ん中の部分は上下左右前後
全ての方向にコーラが存在する均一な場です。
しかしコップとの境目はこのような連続性がとぎれています。
化学の用語で「界面」といわれる状態です。

このような界面では物質がエネルギー的に不安定な
反応しやすい状態になります。

砂糖や氷を加えるとコーラとその物質の接触している部分が
増加し、面積が増えます。それに伴い過飽和状態の気体が
溶けきれなくなって発泡するのです。

ちなみに気体の液体に対する溶解度は温度が下がるほど増加します。
固体の溶解度とは傾向が逆ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
他のものと接触する部分が不安定になるから、砂糖が刺激になるんですね。
何かを入れると泡が出てくる理由が具体的にわかりました。
液体に対する溶解度は、エネルギー的に液体に近づいた方が大きくなるってことですね。

お礼日時:2001/06/27 14:48

多分です。

正確なところは判りません。

炭酸がシュワーって出るのは表面積の大きい相手とぶつかったとき、より大きいと沢山出るだと思います。
氷だと解けて表面が滑らかになるからかなぁと。

砂糖よりも割り箸を数本入れるだけで味が変わらずに泡があふれますよ。振動を与えても結構泡が出ますね。
缶ビールなどの飲み口をあけた後、缶の裏を強く弾くように叩くと泡があふれます。
振ると泡が出るのも衝撃を与えるからだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
刺激を与えると泡が出るのは中からでも外からでも同じってことですね。
ということは砂糖や塩の化学的な性質は関係ないんでしょうね。

お礼日時:2001/06/27 13:45

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