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一週間前家でポリプテルス水槽を立ち上げました。60センチです。
で、友達の話によると最初はアンモニア、亜硝酸塩などがすごく上がり大変だった。と言う話を聞いて疑問に思ったのが、家のポリプテルス水槽では2日に一回の頻度で測定してきたのですが未だにアンモニア、亜硝酸塩共に上がった事がありません…
これっておかしいんですかね?水はカルキ抜きした水を入れています。底沙はガーネットで、パイロットフィッシュ、上部と投げ込みで今はやっています。
あと5日前に(生バクテリア)と言うのを入れました。
長文すいません。回答待ってます!

A 回答 (1件)

ある程度の初期知識はあるみたいですが、


基本的な事がまだ解っていないようですね。

とりあえず、ちゃんと書くと長文になってしまうので簡単に書きますが、
水槽で生き物を飼うと、必ずアンモニアは発生します。

アンモニアが発生すると、それをエサにするバクテリアが発生し、
アンモニアを亜硝酸塩に分解します。
そして、亜硝酸塩が増えると、今度は亜硝酸塩を餌とする新たなバクテリアが増え、
亜硝酸塩を硝酸塩に分解する、という仕組みが水槽内で繰り広げられる訳です。

この様な複数のバクテリアが定着した状態を、本当の水作りと言います。

そして、これらの複数のバクテリアは、餌が無いと増えない為、
アンモニア(有害)が発生しないと亜硝酸塩(有害)に分解するバクテリアは増えませんし、
亜硝酸塩が増えないと硝酸塩(無害)に分解するバクテリアも増えません。

つまり、きれいな水に生バクテリアを入れてもあまり意味がないのです。

ですから、水槽立ち上げ初期には、
あえてパイロットフィッシュとか、スターティングフィッシュと呼ばれる
比較的丈夫な魚を投入し、まずは水槽内にアンモニアを発生させ、
第一段階として、アンモニアを亜硝酸塩に変化させるバクテリアを増やし、
亜硝酸塩が増えたら、今度は亜硝酸塩を硝酸塩に変えるバクテリアが増えるまで
ひたすら待つ・・という作業を行うのです。

当然、お分かりだと思いますが、
アンモニアと亜硝酸塩は有害性がある為、これが増えれば水槽内の魚は死んでしまいます。
ですから、これらに比較的強い魚をパイロットフィッシュとし、
最終段階の亜硝酸塩を無害な硝酸塩に分解してくれるバクテリアが増えるまで待つのです。

したがって、友人が言うように
>最初はアンモニア、亜硝酸塩などがすごく上がり大変だった
というのは、いたって当然の話であり、その過程を通らないと、
亜硝酸塩(有害)を硝酸塩(無害)に変えてくれるバクテリアは増えてくれない訳で、
そういう過程を経ていない状況の方が一般的にはおかしい・・となってきます。

質問者さんは、ちゃんと水質を計測していた、と言っていますが、
確実な事を知りたいのであれば、硝酸塩の濃度までしっかり計測してみてください。

アンモニアや亜硝酸塩がバクテリアによって分解されている状況であれば、
最終過程である硝酸塩の濃度だけがどんどん上がって行く事になるので、
アンモニアや亜硝酸塩が確認出来なくても、硝酸塩濃度が高くなっている状態であれば
水作りは成功している、という事になります。

一番重要な部分は、有害なアンモニアと亜硝酸塩を
無害な硝酸塩に分解する有益なバクテイリアが増える事であり、
アンモニアと亜硝酸塩を極力発生させない事ではありません。

そこだけは勘違いしないように勉強してみてください。

最終過程でもある、有害な物を無害な物に分解するバクテリアを増やすには、
その餌とも言えるアンモニアや亜硝酸塩を増やす必要もある、という事も忘れずに!です。
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この回答へのお礼

わかりやすく本当にありがとうございます! 硝酸塩、今度測ってみます!

お礼日時:2016/12/16 16:26

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