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住宅ローンでよく使う元利均等返済ですが、契約をする際に詳しい説明はされません。(聞けば答えるというスタンス?)

それで他の国では、どう説明されてるか気になりました。ご存知の方、教えてください。

気になるのは、下記のことです。

利息の総額表示をするか?(計算すれば、わかるがはっきり書いてある?)
年利から月利に変換するのに12で割ると書いてある?(日本の古い商習慣?)
複利と書いてあるのか(あまり正確でない)、元利均等償還率(正確な言葉)と書いてあるのか?
最終的な利率は書かれているのか?(年利は3%と書いてるのに30年ローンを組むと最終的な利率は50%以上みたいなところ)
年利は書かず月利だけなのか?
利息や総支払額の算出方法は、書いてあるのか?(オープンなのか、説明に手間が掛かるので?、書かないか?)
繰上げ返済の算出方法が書いてあるのか?(オープンなのか、説明に手間が掛かるので?、書かないか?)
高校卒業までに学校で、教えているのか?

個人的な経験でいうと外資系の会社の契約書では言葉は最初きっちり定義しました。日本のように、契約書にも、法律にも、細かく書かない、説明もしないと、いうことはないんだろうなと思ってます。

ご存知の範囲で結構なので、教えてください。

質問者からの補足コメント

  • 正確でないところが、あったので修正します。

    元利均等返済は正確に「複利」です。
    >「複利」という言葉は、「利子を次期の元金に組み入れる方式」全般を指す言葉でして、元利均等返済も「複利」に含まれます。
    つまり、「複利」方式の中に、「『質問者の中での』純粋な複利」や「元利金等返済」や「元本均等返済」がみな含まれています。

    「最終的な利率」でなく、「最終的な利息総額の元金に対する割合」です。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/12/22 21:47

A 回答 (3件)

>年利から月利に変換するのに12で割ると書いてある?(日本の古い商習慣?)


これは、基本的には世界中そうです。
本来、利率の意味を考えれば、年利から月利に変換するには12で割るのではなくて、1/12乗するのが正しいはずなんですが、慣習的にそうなっています。
(一般に、1/12乗するよりも、割る12するほうが大きな値になるので、この慣習によって、銀行は不当利益を得ていると言ってもよいです)

>複利と書いてあるのか(あまり正確でない)、元利均等償還率(正確な言葉)と書いてあるのか?
元利均等返済は「複利」です。
質問者の中では、「複利」という言葉を、(1+r)^n で書ける場合のみに限定しておられるようですが、
「複利」という言葉は、「利子を次期の元金に組み入れる方式」全般を指す言葉でして、元利均等返済も「複利」に含まれます。
つまり、「複利」方式の中に、「『質問者の中での』純粋な複利」や「元利金等返済」や「元本均等返済」がみな含まれています。
日常語であれば話者によって微妙に意味の揺れがあるのは当然だと思いますが、「複利」などいった専門用語を本来の意味以外で使うのは絶対にやめてください。

>最終的な利率は書かれているのか?(年利は3%と書いてるのに30年ローンを組むと最終的な利率は50%以上みたいなところ)
これも「利率」という専門用語を本来の意味と異なった意味で使用するのは避けてください。
「利率」と言う言葉は、単位期間における元本に対する利息の割合、つまり、
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E5%85%83%E5%88%A …
でいう「r」のことです。
それ以外の意味では使わないでください。(本当に、意思疎通が全くできなくなってしまいます)
>最終的な利率は50%以上
ではなくて、「最終的な利息総額の元金に対する割合が50%以上」と書いてください。

>年利は書かず月利だけなのか?
これは、一番上の質問にも関係しますが、利率の意味を考えると、本来は、
年利=(1+月利)^12 - 1
じゃないとおかしいわけです。ですが、慣習上、
年利=月利×12
という計算が使われています。
ですが、この間違った計算による年利は、利率の考え方と整合していないので、計算の中で使うと矛盾が生じてします。
したがって、パンフレット等ならともかく、とくに正式な計算書の中では、
月単位で利息がつく場合には「月利」のみを表記して、年利は書かないほうが誤解を生まなくてよいです。
(実際のところ、年利と月利の関係は、銀行にとって、もっとも突っ込まれたくない部分だと思われます。)
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
まず、私がネットで得た知識で、用語が体系的でなく、rabbit_catさんを煩わせたのを謝ります。

>年利から月利に変換するのに12で割ると書いてある?(日本の古い商習慣?)
>これは、基本的には世界中そうです。

外国でも、そうなんですね。

>本来、利率の意味を考えれば、年利から月利に変換するには12で割るのではなくて、1/12乗するのが正しいはずなんですが、慣習的にそうなっています。

わかりました。

>元利均等返済は「複利」です。

以前、調べてよくわからなかったのでwikiに合わせました。

「複利」という言葉は、「利子を次期の元金に組み入れる方式」全般を指す言葉でして、元利均等返済も「複利」に含まれます。
つまり、「複利」方式の中に、「『質問者の中での』純粋な複利」や「元利金等返済」や「元本均等返済」がみな含まれています。

わかりました。「複利」を誤解してました。ただ、元利均等返済を複利というと違うという人がよくいます。

>「利率」という専門用語を本来の意味と異なった意味で使用するのは避けてください。

「利率」も同じくですね。

>「利率」と言う言葉は、単位期間における元本に対する利息の割合、つまり、
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E5%85%83%E5%88%A
でいう「r」のことです。
それ以外の意味では使わないでください。(本当に、意思疎通が全くできなくなってしまいます)

わかりました。

>最終的な利率は50%以上
ではなくて、「最終的な利息総額の元金に対する割合が50%以上」と書いてください。

わかりました。これは専門的な言い方を見た覚えがあります。

>年利と月利の関係は、銀行にとって、もっとも突っ込まれたくない部分だと思われます。

わかりました。

お礼日時:2016/12/21 13:11

>gootarohanakoさんは金融業界の人でしょうか。


いいえ。ほかの人よりは多少経済学に詳しいとは思いますが、外国の金融事情にはくわしくはありません。あなたの質問にちょっと気になることがあったのでコメントしたまでです。それよりも、あなたが削除してしまった「元利均等返済」の質問にも気になる点があったのですが、あの質問は解決したのですか?
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この回答へのお礼

気にしていただき、ありがとうございます。
削除した質問は、しばらく反応がなく、質問の仕方が悪かったと思い、削除しました。
疑問は残ってますが、別の形でします。

お礼日時:2016/12/22 13:19

>年利から月利に変換するのに12で割ると書いてある?(日本の古い商習慣?)



この点についてのコメント。年利をr、月利をiであらわすとき、正確にはrとiの間には

(1+i)^12 = 1+r (*)

あるいは同じことだが

1+ i = (1+r)^1/12                       

が成り立つが、r(したがってi)が小さいときは

i = r/12

で近似できる、つまり、金利が小さいときは複利が単利で近似できる、ということです。いま、(*)の左辺をf(i)と書き、ある値aの近傍でf(i)をTaylor展開すると

f(i) = f(a) + f'(a) + f''(a)(i-a) +(1/2) f"(a)(i-a)^2 + (1/6)f'''(a)(i-a)^3 + ・・・

が成り立つ。ただし、f(i) = (1+i)^12であり

f'(i) = 12(1+i)^11
f"(i) = 11×12×(1+i)^10
f'''(i) = 10×11×12(1+i)^9
・・・
だから、a=0とおくと、

(1+i)^12 = 1 + 12i + 66i^2 + 220i^3 +・・・

となる。いま、iがゼロに近い、小さい値だとすれば、第3項以降は無視できるので、(1+i)^12は1+12iで近似しても誤差は小さい。そうだとすると、(*)の左辺を1+12iで置き換えて

1+12i = 1+r

すなわち、

i = r/12

としても問題ない。たとえば、月率で0.1%は年率に直すと正確には1.207%となり、簡便法での年率1.2%より、0.007%大きいだけだが、月率1%のときは年率12.683%で、簡便法での年率12%より0.683%大きくなる。
いずれにせよ、年率を12で割って月率にするというのは計算が容易で、簡便法としては便利だが、コンピュータを使えば直ちに正確な月率が計算できる時代にいつまでも使う根拠はないとはいえる。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
gootarohanakoさんは金融業界の人でしょうか。
まず、元利均等返済は、日本以外の国ではどう説明されてるか、教えていただけませんか。

お礼日時:2016/12/21 21:27

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