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こんにちは。

 英文学科、英語科、言語学科などで学ばれた方にお聞きしたいのですが・・・

 英語の「blood」は「ブラッド」、「food」は「フード」、footは「フット」という発音です。

 おなじ「-oo-」に「ア」、「ウー」、「ウ」と三通りの発音があります。高校までは「そういうものとして覚えなさい」と言われます。

 大学の英文科に入ったら「そういうものとして覚えなさい」ではなく、「なぜか、どうしてか」が問題にされてもいいわけですが、皆様の学科では、そういう「英語史(歴史的英語学、通時的英語学)」の講義は重視されていましたか。

 事情を御聞かせ下さい。なにとぞ宜しく御願い申し上げます。

 ちなみに、私は好きな科目でした。

A 回答 (2件)

アメリカの言語教育学科で英語を専門にして学んだことがあります。

内容はお恥ずかしながら全く記憶しておりませんが(笑)

歴史的英語学と言うのでしょうか、の授業は必須でとった記憶はありますが内容は本当に思い出せないですねぇ。今回のooの質問も気になったので少しぐーぐるで調べましたが「Great Vowel Shift」とか出てきて「あ、そうそう、なんかそう言うのあった!」レベルです。

ただその授業だったか定かではありませんが歴史の中での発音の変化についてはそれなりに授業でやった記憶はあります。ooもその中にあったような…

言語教育学科だったので英語を教えるにあたって英言語の歴史を知らないと文法や発音、綴りが理解し辛く教え難いと言うことで、そう言った授業があったのだと思います。他の大学でも同じような授業内容かはわからないですね~。

私も好きでした。言語のなりたちって面白いですもんね!
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この回答へのお礼

どうもありがうございました。

お礼日時:2018/09/18 22:48

質問者様の着眼点は素晴らしいと思います。


知的好奇心が旺盛で、鋭い視点をお持ちですね。
英語学科や英文科出身ではありませんので、生半可な知識で大変恐縮ですが、話半分、参考程度に読み飛ばしていただければと思います。

具体例とともにご指摘されていますが、なぜ英語のつづり字と発音には、乖離(ずれ)が生じているのか。英語を学び始めると、誰もが一度は疑問に感じることと思います。
しかし、その理由について中学・高校では特に説明されることはなく、「そういうものだ。」と訳も分からず、納得させられてしまいますよね…。

実はこの現象には、歴史的背景があります。
英語史において、15世紀頃から、およそ300年間に渡り、強勢を伴った長母音に大規模な音声上の変化が起こりました。
この現象は、学術的に、大母音推移(だいぼいんすいい)Great Vowel Shiftと呼ばれ、
英語におけるつづり字と発音の乖離の最大の原因となりました。
大母音推移が起こった15世紀末頃には、折しも活版印刷技術が導入され、発音上大きな変化が生じていたにも関わらず、つづり字は音声変化に対応することなく、古い形のまま固定化されてしまいました。(裏を返すと、現代英語のつづり字は、大母音推移以前の古い発音を忠実にあらわしているということになりますが…。)

では、このような現象がなぜ300年間もの長期に渡り生じたのか?
原因は諸説ありますが、いずれも決定的ではなく、英語史史上最大の謎とも言われています。

私たちに最も身近な日本語を例に考えてみても、不思議な点はたくさんありますよね。
歴史を紐解くと、そこにヒントがあります。
大学の勉強は面白いですよ!
どの分野も、果てしなく奥が深いです。
知の世界がどんどん開けていくといいですね。
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