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最初から、大きな目標を狙うのではなく。

小さな目標からコツコツ成功体験を重ねた方が、結果大きな目標に到達しますよね?

A 回答 (5件)

そういう魔法の様なものじゃなくて、もう少し合理的な話です。



主観と客観の違いであるので、注意をしましょう。

確かに、

小さな事からコツコツ積み重ね、最後は大きな成果を残す人が居ます。

成功する人は常にこうでしょう。

しかし、これは他の人が観察して得た感想です。

他の人にはこう見えただけです。

・最初のほうは小さいことばかりをして、効率が悪いパンピーだと侮っていた。

・そうして興味を無くしていたら、何時の間にかその人が成長をして、成功していた。

・小さいことからコツコツと積み重ねることが大事なんだと思った。

これでは、どうして成功したのかまで分っていません。

侮って観察をやめた時期があるからですよ。

そのまま真似てしまえばどうなるでしょうか?

・小さな事をと思いつつ、小さい事もうまくいかず、自分に自信が無くなった。

・才能が無いと気がつき、それが他人にバレると居たたまれないので、努力を隠した。

・努力が実を結ばない場合もあると確信し、チャンスが大事であると考えるようになった。

となります。

小さいことからコツコツやることが大事だと言う人は、成功者を観察した人の感想です。

実際にはそうならないと思いますよ。


小さい、成功、って言う言葉が曖昧ではありませんか?

世の中で成功と呼ばれるものは、専門分野での評価順位ですよね?

専門分野が無いジャンルでどうやって成功するんですか?

富においてもビジネスにおける成功です。

恋愛においても、ノウハウがあり、競走があるんですよ。

紐解いて考えましょう。

他の人にとっては、それまで興味が無かったジャンル。

その中で、第一人者だと周囲が噂する人が現れた。

そのときだけ、興味を持った。

周囲に認められ、ちやほやされている。羨ましい。

収入においても追従している。羨ましい。

その結果を見て、専門外の人が述べる感想が、成功です。


つまり本当は、

専門分野があり、多くの専門家同士での競争で勝ち抜いたという事ですよ。

この事実を考えないようにして、

「小さいことからコツコツ。」

と念仏の様に唱えたら、時間と努力の無駄でしょう?


そもそも、専門外の人が見て、小さいと評価してしまうのが問題です。

そのジャンルでは基礎にあたり、実力の指標になる練習なのでは?

専門ジャンルでは、ガチ勝負が基本です。

例えその時点で世界チャンピオンが存在し、

別の人が無名であっても、

この人の実力が回っていたら、

いずれこの人が世界チャンピオンに成るんですよ。

専門家の誰もが、名声とは無関係に脅威を感じると思います。


昔、マイクロソフトが小さい下請けをしていたときです。

彼らは、IBMのOS2の開発委託を受けながら、Windowsを作っていました。

そのあと下克上を為して、今の地位を得ます。

ビル・ゲイツ?が成功当時に言っていたのは、

「私たちが恐れるのは、有名企業ではなく、今正に私たちを追い落とそうと

 ガレージの中で研鑽を重ねている人達だ。」

(たぶん、こんな意味の話だった)

もし専門家がWindowsの構想を聞き、開発意欲を聞き、その途中を見ただけで、

彼らが世界チャンピオンだろうと確信したでしょう。

ところがそうでない人は、結果が出るまで信じないでしょう。

このとき、

「何か技術的な小さい拘りを、大きいことの様に言う。

 これだから技術者は傲慢な夢想家だ。」

と思ったはずです。


この様に専門分野で実力勝負をしている人意外にはわからないわけです。

そのため、周囲の人が驚くような逆転劇が起きます。

これは魔法でもなんでもなく、必然です。

専門家以外は、無名、有名、知名度を実力に置き換えようとします。

これが問題なんですよね。


大逆転の機会と言うのは常に存在します。

何故かと言うと、

どんな専門分野でも、

お客様が求めている内容と、提供者が担える実力に乖離があるからです。

つまり、多くの専門家にとって共通して難易度が高く、

実力的に難しいと言う部分が必ずあります。

ところが、お客様、ユーザー、消費者にとっては簡単そうに思える。

その上で、

「出来たらそうして欲しい。何で誰もやらないんだ?」

と思っている。

そういう部分が必ずあるんです。


ちょっとした手習いをしただけでも、すぐにわかるんですが、

(何故かと言うと、先生が教えてくれますからw)

提供されたものを消費することだけを考えていると分かりません。


しかもこれらは、自宅などで試すことが出来ます。

もしやと思ってチャンレンジし、少しでも手応えがあったら、夢のようですよ。

こういう世界チャンピオンが無数にいます。

TVで報道されていないだけという事です。

もし誰かがその人に挑戦したら、誰も勝てないんですね。

そういうものなんです。



日常に立ち返っても同じ視点を持たないといけません。

業務としてやっている。

家事としてやっている。

単にそう捉えている人が多いはずです。

「はて、これらには専門分野は無いんだろうか?

 あれ、あるぞ? 仕事だと思っていたけど、あるはず。」

こう気がつくことが大事でしょう。

今まで小さい事と見えていた、他人の行為の殆どは、

自分が素人であるが故の感想ではないでしょうか?

本当は、基礎力であり、生の実力を確かめる手段であったのでは?


芸術の分野でも同じです。

絵画ではデッサン力も大事ですが、色彩感覚が非常に大事です。

何気ない町の風景を見て、綺麗だと言っている人は、非常に怖いんですよ。

これは研鑽を重ねています。実は練習中なんですよ。


歌では、声量、声の美しさが圧倒的な力を持ちます。

合唱をすると、その人の声しか聞こえず、他の人の声は押しつぶされます。

たった一声、発声を聞けば、ほとんどの専門家は脅威を感じるわけです。

しかし、殆どの素人は、口や舌の回転が速いほうが歌が上手だと思っています。

音感や音色に関する感度が低いからです。

難しい歌を間違えない人が凄いのだと思っているはずです。


もし、一音でも圧倒できる声があれば、この人が必ず世界チャンピオンに成ります。

其の他を積み上げて、一般的なプロが持つ程度の体裁を整えて行くのは、

約束された勝利に対する努力ですから、

継続するかどうかは、本人の望みの強さですね。

趣味であっても、この過程はとても楽しいですよ。



こうした切り札をコアコンピタンス(競争優位性)と呼びます。

そして、往々にしてこれは、

世界トップクラス、過去の歴史上の名人にとっても、

素人にとっても変わらない難易度です。

しかも、誰でも一番最初に習います。

専門分野と言うのは、誰でも参加ができます。

そして早期に、誰でも、頂上を(密やかに)狙えることに気がつきます。


専門家以外の人には小さいと思えても、

当人は小さいと思っておらず、ワクワクしているはずですし、

どんなに有名になっても、(自分がそうしてきたのだから)どこかでそういう人に

負けて倒されると覚悟をしているものでしょう?


「一般に言う努力が実を結ばない」のは、努力が噛み合ってないからです。

それが専門分野だと認知できていないからでしょう。

例えば、一般が言う成功者がいたとしましょう。

しかし、本当は、無名であり、同等の実力を持つ人が他に多数おり、

それらが横一線に並んでいるのものなんです。

けっして、専門家外の消費者がたてたランキングに惑わされてはいけません。


自分の人生においては、

消費者の視点を脱却し、拙くても提供者として自ら参加することです。

すると、意外と容易く(2ヶ月くらいw?)、頂上が見えます。

この中には、小さいも、大きいも、目標もありません。

ああ、これは多分ほとんどの人に勝てる。

ああ、あれには今勝てない。

こういう感覚があるだけです。


私たちには、何となく何とか成ってきた沢山の事柄がありますよね。

大体において、

先人が残した格言、先人が作った組織や団体に所属して従ってきました。

しかし、これらの時代にはインターネットやPCが無かったんですよ。

それが故に、専門分野と言う考え方の重要性が高まっています。

ビジネスにおいても、専門分野を活用する経営者が増えています。

そうでない場合は、組織全体がジリ貧に成ります。


組織や団体が力を失っています。

下克上が多すぎて、計画通りに物事が運ばないからです。

確かにそれれまでは、個々人が自分の力を測れず、

それらを評価できる団体に強みがあったわけです。

評価する団体には情報が集まるため、出来そうな目標を立てることが出来ました。

だから計画が立てられるんです。(これがこれまでの時代の力となっていた)

会社組織も正にそうなっています。

しかし、いまの時代では、競争優位性を先に確保した専門家が単独で他を圧倒します。

自分でわかり、評価される必要が無いため、専門的実力を持つ人が企業に集まりません。


ここ20年ほどで大きく時代が動きました。

過渡期ですので、それ以前の人が残した方法論が沢山あります。

しかし、いまは専門分野を学ぶ敷居が下がっています。

(例えば、イラストの分野、小説の分野など特に活性化しています)

さっさと参加して、頂上を狙ってワクワクする方がお勧めですよ

とても合理的です。


以上、ご参考になれば。
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銀行の貸し付けの専門家の話ですが。



起業がありますよね。

初めから大きな目標を狙うひとは成功しない
そうです。

小さな目標をたて、それをクリアーしたら次に
進む。

そういう人物が成功するんだそうです。
だから、そういう人物には融資するという
ことです。

失敗するのは、流行を追ったり、初めから
デカい仕事を計画している人なんですって。



具体例ですが、洋服のお直しがあります。

一人でやっていたのですが、評判が良く、注文が
増えたので、バイトを一人雇った。
それを繰り返しているうちに大きな会社になって
しまった。

ホテルにしてもそうです。
初めは小さなホテルだったが、客が増えてきたので
少し増築した。

それを繰り返していたら、大きなホテルになって
しまった。

大きいのは良いのだが、増築増築だったので、
廊下が折れ曲がったりして、レイアウトが悪い。
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目標は大きくて良いと思う。


そのための努力はコツコツと忍耐強くやる。
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クリアしやすい、小さな目標を立てるのと一緒に、将来どうなりたいかの大きな目標を立てるのも大切だと思います。

なので、私はいつも、仕事では10年後にはどうなりたいかを決めていて、それを達成するために、毎月小さい目標を立ててます。
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そうですね、下手にハードルを高くするよりそっちの方がいいですね

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