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mRNA発現しているのにタンパク質を免染で染めても染まりません。mRNA発現イコールタンパク質合成ではないことは知っていますが、その根拠となるような英語の良い論文やレビューを教えて下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

もう少し詳しくということで、再度回答をします。


♯2様も仰るように、そのような基本事項も「ワトソン 遺伝子の分子生物学」等の教科書に書いてありますしそれを引用したインターネットの検索でも見つかります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%9C …
免疫染色という高度な実験をされていますが、もう少し背景知識を得たうえで行われると、より良いと思います。

「mRNA発現があり、その後、蛋白が実際に作られるまでどれくらい時間が必要か」との質問ですが、上記の情報からだと細菌では数十秒~数分、真核生物では、数分から数時間であると考えられます。
短いペプチドの場合だと短期間で済みますし、長いペプチドだと長い時間がかかります。mRNAによっては翻訳の阻害がかかるよう制御されている場合もあるでしょう。
さらに、真核生物の場合は糖鎖が付加されたり、各オルガネラで修飾されて成熟していくものも多いですから物によりけりでしょう。そして、成熟したものが正しい場所に運ばれるのに時間がかかる場合もあるかと存じます。お使いのタンパク質に関してどうか、ということは実際に人工的な発現誘導実験など様々な実験を組み合わせてをしてみたり等して実験的に確かめないと分からないように思います。

免疫染色の場合は、成熟前のタンパク質と成熟したタンパク質の両方同じように染める場合がありますから、その点も注意が必要だと思います。
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この回答へのお礼

詳しい説明をどうもありがとうございました。
mRNAが発現されているにも関わらず、免染で染まらないので困っていました。

お礼日時:2017/02/07 14:29

それはもう高校生クラスの知識で、大きな書店で探せば幾らでもあるでしょう。

t-RNAや小胞体(endoplasmic reticulum)の機能を読んで下さい。
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以下の論文などはいかがでしょうか。


https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19850042

コドンユーセージや、実験操作による人為的なものなど様々な理由があるようです。

免染で染まらない場合は、実験操作中にタンパク質がどこかに流出してしまったという場合もあると思います。
どのオルガネラにいると予想されるタンパク質か、コントロールのタンパク質では実験系がうまくいっているか、
目的タンパク質がウエスタンブロッティングでも検出できるか等も検討事項であるかと存じます。
(既に試されているかもしれませんが)。
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この回答へのお礼

論文を教えていただきありがとうございました。
もう少し詳しく教えていただきたいのですが、mRNA発現があり、その後、蛋白が実際に作られるまでどれくらい時間が必要なのでしょうか?

お礼日時:2017/02/03 20:07

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