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友人から学生時代に指摘され、そういう部分もあるなという話です。
語呂合わせの文章は本によって違ったりしますが私は
710(なんと)立派な平城京
794(なくよ)うぐいす平安京
と覚えました。
しかしこの場合、平城京と平安京を入れ替えても文章は成り立ちます。
何か「こうだからだろう?」とお考えの方がいらっしゃいましたら、ご意見いただけると幸いです。

A 回答 (6件)

前の回答者さん達が書かれているように、人間の記憶というものは「関連づけ」によって強化されるという特質をもっています。



ランダムな数字の羅列よりも、意味のある言葉の方が覚え易くて忘れにくいという事です。

ところで、平城京と平安京を入れ替えても文章は成り立つから、うっかりすると取り違えてしまう事があるかもしれないとお考えなのではないでしょうか? 実はここに人間の記憶を強化してくれる秘密が隠されているのです。それは「イメージ記憶」と呼ばれるものです。

上で、「ランダムな数字の羅列よりも意味のある言葉の方が覚え易くて忘れにくい」と書きました。それをさらに覚え易く忘れにくくしてくれるのが、この「イメージ記憶」なのです。つまり映像として記憶するのが最強の記憶方法だということです。さらに言えば、奈良と京都それぞれの特徴をちゃんと区別できる映像が思い浮かぶようなキーワードがきちんと配されていることにも注目していただきたいと思います。

「鶯」は、貴族が和歌を詠む国風文化を象徴するイメージです(奈良時代の貴族も和歌を詠んでいましたがイメージの話なのでご容赦ください)。それに対して、「立派な」という形容は、例えば東大寺の大仏殿を仰ぎ見るイメージに結びつけることが出来ますが、当時の中国から伝来した仏教と律令制度によって中央集権的な国づくりを進めていた時代のイメージと捉えることも出来るでしょう。「南都(なんと)」とは奈良の別名であり、掛け言葉にもなっています。このように、それぞれの時代にマッチしたイメージが組み合わされていることを理解してもらえば、平城京と平安京を入れ替えても成り立つとは言えないことがおわかりいただけるかと思います。

先人たちが編み出して今日まで伝わった歴史の語呂合わせには、時代の特徴を映像的にイメージさせてくれる秀逸なものが数多くありますね。
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よく覚えていませんがw、人が良く記憶するには、何かと関連付けるのが効果的だと聞いたことがあります。

単語の羅列を覚えるのは苦手でも、ストーリーだてた話は古来から(文字がなくても)語り継がれてきたのは、そういう訳(ではないか)ということです。

”なくよ”で覚えているのが、なくよ坊さん平安京ってやつです。ウグイスだろ、なんで坊さんなんだウグイスのほうがきれいだろ、って思ったのですが、坊さんが泣いた理由も関連付けて覚えられるっていう話のようです。(確かに今でも覚えているだけ効果があるようですw)
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既に回答されているように「ただの数字」よりも「意味を持った言葉」の方が覚えやすい, ということですね.



ただ, ある意味「語呂合わせ」の宿命ではあるんですが, 「関連の薄い言葉を使う」ことになるとかえってわからなくなっちゃうんですよね. 実際, いわれるようにこのケースでは「『なんと』と『平城京』」, 「『なくよ』と『平安京』」の関係がないのでどっちがどっちだか混乱するとおかしくなる.

平城京に関しては昔「南都は奈良の平城京」って語呂合わせを思いついたことがある.
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数字そのものには「数を表す」以外の意味がなく、「記憶の関連づけ」が難しいものです。


語呂合わせというのは、その「意味が薄い数字の羅列」に「新たな意味」を付与することで、
数字と物事の記憶的繋がりを強固にしているのです。
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覚えやすく感じるのは数字に抵抗がある学生が抵抗感をなくして覚えられるからってかんじですかね。

語呂合わせだけじゃなくて歌にして楽しく覚えるってのもあります。本能寺の変の曲みたいにw
平安京と平城京は、適当に語呂合わせして出来たんじゃあないかと思いますよ。語呂合わせって覚えられればなんでも良いものなので。
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歴史上の出来事に限ったことではないです。


単純に年号(数値)と文言(イベント名)の組み合わせを記憶するより「何らかの意味の通った(通ったっぽい)文章」の方が記憶しやすいためです。
人の脳はそういうものだということです。

参考まで。
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