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日本の銃刀法では特殊なハンティングライセンスを持っている人だけで使える460ウェザビーマグナムライフル弾をなどの大口径ライフル弾を含め使用できる弾頭の口径が制限されています。

日本では5.56mm以下と12.7mm以上のライフル弾は使用不可能とありますが、なぜ12.7mmの直径を余裕で上回る12ゲージのライフルドスラグ弾は使って良いのでしょうか。ショットシェルから打ち出すと言ってもライフルと同じように単弾頭が出ることには変わりがなく、ショットガンをライフルとして使えるようにするための弾薬ということなので矛盾を感じます。

また、対象生物を苦しませることを少なくしたまま仕留めることが重要と聞いたことがありますが、なら20mmライフルとかで遠距離から大きな弾道係数と運動エネルギーを利用し、しっかりと高精度に短時間で仕留めることを可能にしたほうが良いと私は思います。

質問者からの補足コメント

  • これまでに知識人からの返信回答をいただきました。しかし、誤射に関しては20mmライフルなどで誤射した時にマズルが向いていた方向が近くの地面以外の場所だった場合、大口径ライフル弾はその弾道係数と飛距離によって遠距離にいる同僚ハンターや生活地区にも悪影響をもたらしてしまいます。

    しかし、近くでの誤射の場合は着弾面積が大きくストッピングパワーに優れているスラッグ弾の方が危険と思いますが。面積が大きいから肉体に入った時に体内で止まる確率がライフル弾より大きい。つまり、近距離での殺傷能力は貫通力の優っているライフル弾よりもスラッグ弾の方が強くなるはずです。

    着弾面積が大きいから肉体的損傷は勿論、骨などの硬質組織にあたって組織が砕け、体内で暴れまわる金属片のような役割になった場合、そして体内で変形したスラッグ弾がとどまるということは致死率も高くなります。

      補足日時:2017/02/04 10:51
  • それに加え、どの口径・種類の弾頭でもあり得ることですが「着弾時・貫通時」の強い衝撃によって周辺の組織が衝撃波と弾頭の通過によってミンチ状態になることも考えれば、スラグ弾の方が危険です。

    よく、ハンティングでは一人ひとりがバラバラになって無線機で場所や状況を共有しながらハンティングをする場面を見ますが、必ずしもばらばらでハンティングをする人しかいないということはあり得ません。2,3人でペアを組んで集団ハンティングをする人たちだっているはずです。

    その時、もしも誤射してしまった時、弾頭が瞬時に通り抜けるのと、体内にとどまるのでは生存確率に大きな差が生まれると私は思います。

      補足日時:2017/02/04 10:57

A 回答 (4件)

NO3です


相当な知識がおありですが、多分実際に狩猟を含めて実弾を撃たれた経験がないのではと感じます。
実は拳銃で実射した場合、ライフルで実射した場合の組織変化や破損状態を実物(海外)で見たことがあります。
確かに、スラッグ弾が瞬間的な破壊力では、相当な威力はあります。
ですが、弾丸の組成物質はスラッグ弾よりも固く作られているのですが、侵入口では正面からの進入で直径は口径と余り変わりませんが、射出口を見るとほぼ倍以上の大きさで射出口ができています。
それが真っ直ぐな貫通銃創であればまだいいのですが、骨等に当たった場合はその骨端方向へと弾頭が逸れ、重要臓器に相当なダメージを与えてしまい致死率がスラッグ弾より高くなります。
ですので、軍がライフルを使う意味がここにあります。
直進性・射程距離が良ければ、軍がスラッグ弾を正式に導入しています。
また、ライフルでは射程距離が長い分、山間部での射撃には向かないと言う性質もあります。
射程が長いほど、風力・風向き・湿度・気温がかなりの影響を与え、銃座に固定しても同一個所への射撃が100m離れると相当難しいのです。
その点、スラッグ弾は近距離射撃用ですが、銃身が単身もありますが殆どが2連になっているか、ポンプ式で4連射まで速射が出来る様になっています。
その理由は、ハンターを守ることが重要視されているからです。
単射で外した場合、即次射が出来る様にしているのが理由です。
短距離射撃では、問題が無くともスコープ等に上記のデーターを入力し、且つ、その御差を修正する必要があります。
質問者さんが、どの距離での狩猟射撃を考えているか判りませんが、20mm口径では火薬量にも関係しますが弾頭(弾丸)、ケース(薬莢)、パウダー(火薬 / 装薬)、プライマー(雷管)で構成されています。
その弾頭の種類・パウダーの量で威力はかなりかわりますが、日本では連射できるライフルは許可されないのは、単に暴発事故の防止だけではなく、その威力の大きいことから許可されません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。長期間気になっていた問題が解決しました。

私はハンターでも空気銃猟銃所持許可証取得者でもありませんが、過去に講習に行ったことはあります。その時からこの疑問は膨らんでいたので解決していただいたことは本当にありがたいです。

返信と回答をありがとうございます。

お礼日時:2017/02/04 15:59

NO1の方が言われるように、「射程距離」の問題はあります。


更に、大口径のスラッグ弾とライフルでは射程距離の他に何が違うのかというと「貫通力」になります。
実際に、外国で射撃の経験があれば判りますが、スラッグ弾は形状から「面の衝撃力」になり、ライフル弾は「点の衝撃力」になります。
そこに、射程距離が長く成れば貫通した弾がどれだけの飛距離をだすかが予想できません。
また、弾道でも動物の体内に入った弾が「真っ直ぐ抜ける」ということはなく、骨や筋肉組織の状態でどこから抜けるかも判りません。
狩猟での事故で一番懸念されるのが「誤射事故」ですが、組んで猪猟をする場合は射角や射撃位置を考えなければなりませんが、先に書いた貫通現象で射角に関係なく後方より猪を追っていた猟犬や人間に当たらないという保証がありません。
実際に、自衛隊の時に射撃をしましたが、貫通力や破壊力を目の当たりにすると恐ろしいと感じます。
グアムでも、射撃場で拳銃の射撃でデザートイーグル50を打ちましたが、相当な破壊力と大きな土壁に向かっての射撃しか許されませんでした。
その理由は、「跳弾」や先に書いた「貫通力」が異常に強いからです。
それを山間部とはいえ、人間がいる場所で発砲するのですから、当然色々な規制がされるのは当然でしょう。
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制限であって、矛盾ではありません。



その範囲で使用が認められているというレギレーションです。
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射程距離を無闇に伸ばすのは事故を増やす事に繋がるので制限する



スラッグ弾は単弾で口径が大きくとも、有効射程はライフル銃とライフル弾の組合せとは比較にならないくらい有効射程が短い
ポイントは、単弾頭か?ライフリングがあるか?ではなく射程距離

『対象生物を苦しませることを少なくしたまま仕留めることが重要』
まぁ生命倫理や獲物の商品価値を考えればそうなるが
それよりも優先すべきは、狩猟銃による事故の防止という考え方

日本のように、山間部ではやたらに長すぎる射程距離は使いにくいぞ
大きな銃を抱えて山を上り下りするのは辛いし
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