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以下の文章をご覧ください。

A「頑張ってみようと思います」
B「頑張ってみようとは思います」

A「やってみたいと思います」
B「やってみたいとは思います」

A「続けてみたいと思います」
B「続けてみたいとは思います」

A、Bどちらもほとんど同じ文章ですが、Aと比較してBは、「は」が入っています。
この「は」が入るだけでAと比較すると途端に「やる気のなさ」「100%全力を尽くす気がない」「上辺だけ」「本音じゃないよ、建前さ」という感じが際立ちます。

なぜでしょうか?

A 回答 (7件)

要は断定になっていない、ということです。



「〜とは思います」というのは、それ以外にも思うところがあることを示唆した文章ですからね。

やる気や建前云々というのは文脈によるものですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、「それ以外を示唆している」ということが理由だったのですね。

貴方のご回答に感謝してはいます。
貴方のご回答が正解だとは思います。
貴方のご回答をベストアンサーにしたいとは思います。

なんちゃって。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/02/06 09:50

おじさん世代はこの「思う」、「思います」でやる気のなさを感じます。

スポーツ選手でも昨今この言葉が多い。やる。やります。と言えんかな、と。

さて。は、が付くと、通常はその後に否定文も来る。やってみたいとは思いますが、時間がない、等。仮にやってみたいとは思います、で止まっても、何か理由を付けてやらない可能性を感じ、後ろ向きに聞こえるから。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
たしかに「は」がつくとやらない可能性や後ろ向きな感じがしますね。

お礼日時:2017/02/06 10:35

否定文にしてみます。

しない方の「やる気」たっぷりで、断固しませんの感じになりませんか?
「頑張ってみようと(は)思いません」
「やってみたいと(は)思いません」
「続けてみたいと(は)思いません」

副助詞の「は」は全体の中から一部を取り出して、他と対立させます。境界線を明確にする場合(は)有効です。

境界を明確にする時、方法は2つです。「は」の付く語句を弱く見せる、逆に強く見せる、です。
おおむね、全体が肯定文の場合は否定的な、逆に否定文の場合は肯定的な意味を付加することになります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
否定形にすると面白いですね。違いがよく分かりますね。

これを使って貴殿の回答を評価してみました。

貴殿の回答は正解であるとは思いません。
貴殿の回答は不要回答だとは思いません。
貴殿の回答はベストアンサーにすべきではないとは思いません。

うーん、否定を否定してみたが、やっぱり否定になっちゃいますけど・・・

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2017/02/07 09:21

係助詞「は」は、「主題提示」が最も基本的用法ではないかと思っています。


B「頑張ってみようとは思います」は、
「頑張ってみよう」という気持ちを、引用の格助詞「と」によって「頑張ってみようと」というひとつの事柄として囲い込み、それを主題として提示しつつ、「(そう)思います」と述べている構文。
「頑張ってみよう」という気持ちについて述べてみれば・・・、というニュアンスの文になる。
「述べてみれば・・・」というニュアンスは、主題提示してから、その後、それについて述べるという「は」の宿命的構造であるわけですが、ここに、ある種の [ 余裕 ] が(良くも悪くも)生じている、と言って良いでしょう。
「良くも悪くも」と補足したのは、この余裕が、落ち着きや正確さを生じさせる場合も多いからです。
今回のように、「自分の願望を述べるときぐらい(余裕なんかこいでないで)はっきりと言えよ」という聞き手の不満が前提となりやすいパターンでは、悪い意味での余裕と受け止められていることになるでしょう。
いちいち、主題提示としての「述べてみれば・・・」という前置きをするような場面じゃないだろうよ、という無意識的不満なわけですが、逆に考えると、むしろ、主題提示の「は」としての効用が正確に作用している結果とも言える。

一方、
A「頑張ってみようと思います」の場合、
【「頑張ってみようと」というひとつの事柄について「述べてみれば・・・」】というニュアンスは、構造上存在しません。
「頑張ってみようと」というひとつの事柄について、直接的に「思います」とつなげているため [ 余裕 ] の生じる隙が(良くも悪くも)ない。
それで、B よりは明確な判断を(直截的に)述べていると認識されることになる。

蛇足(言わずもがな)ですが、もうひとつ明確性を持たせたいなら「頑張ってみます」ですし、さらに明確性を強めたいなら「頑張ります」。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>蛇足(言わずもがな)ですが、もうひとつ明確性を持たせたいなら「頑張ってみます」ですし、さらに明確性を強めたいなら「頑張ります」。

明確性を強めて返事すればやる気があるように思えますね。

貴殿の回答に感謝してはいます。
貴殿の回答に感謝しています。
貴殿の回答に感謝します。

うん、どんどん明確性が出てきたな(笑)

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/02/07 09:24

確かにそう聞こえますね。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そう聞こえるでしょ? ね。

お礼日時:2017/02/07 09:24

ややこしい問題とは思いつつ。


 ユーモアあふれる質問者のコメントにひかれて……。
 詳しくは下記をご参照ください。
【「~なのかな」「~とは思います」「~と思います」〈2〉】
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12245302735.html
 以下は一部の抜粋(重言)。

「途端にやる気がないように思える」ってフレーズに笑ってしまった。 
 この「ハ」は【限定】と考えると判りやすいだろう。 

A「頑張ってみようと思います」 
B「頑張ってみようとは思います」 
「頑張ってみようと思う」はそのままの意味。 
「頑張ってみようとハ思う」だと、その気があるけど、【あるだけ】。ほんとに「頑張ってみる」ことができるかは未知数。そりゃ覇気が感じられない。 

 似たような言い方に下記がある。 
C「頑張ってみようと思いハします」 
 こちらも、思うけど【思うだけ】。そりゃダメだって。これはBよりもヒドい気がする。 

【限定】も悪い意味だけではない。もっと元気いっぱいの場合もある。 
A「腹筋なら500回できる」 
B「腹筋なら500回ハできる」 
 これだと、Bでも覇気が感じられる。まあ限定しないAのほうが元気って気もするけど。 


 以下は余談。 
 格助詞の「ハ」にはいくつかの働きがある。 
 かのベストセラー『日本語練習帳』は「ハ」お働きを4つに分けている。 
===========引用開始 
1)問題(topic)の下に答えを持ってくるよう予約する 
2)対比 
3)限度 
4)再問題化   
===========引用終了 

 説明はむずかしいだけでちょっとヒドいので、おすすめハ【限度……対比かも】できない。 
 今回の「ハ」は厳密に言うと「4)再問題化」だと思うけど、難しく考える必要はない。「3)限度」でいいだろう。 
 一般的な「ハ」の用法のほとんど1)だけど、それだけでは説明できない例が出てくる。
 詳しくは下記をご参照ください。すんごく長い。勉強が好きな人にハ【対比かな】おすすめかも。 
【チャレンジ日記──「は」と「が」 毒抜き編 〈1〉~〈7〉】 
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-592.h … 

 ちなみに名著の4分類にも入らない特殊な用法もある。これはホントに特殊なんで、別に考えるほうがよいだろう。 
【「ハ」の用法 男は度胸、女は愛嬌 春はあけぼの 東京は浅草にやってまいりました〈1〉】 
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2177. …
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「は」は限定の意味を持ちます、使われる状況により効果が異なります。


>続けてみたいと思います
表現だけでなく、行動する・・・も含みます。
>続けてみたいとは思います
「続けてみたい」という表現に限定すれば・・・・。
当然のことながら、行動が伴う保証はありませんね、いわゆる口先だけ。
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