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希塩酸に鉄片を入れると【水素】を発生して溶ける。これは鉄が希塩酸中の【水素イオン】によって酸化されたためである。
という、文章があります。
1つ目の文は理解出来たのですが、2つ目の文の意味が理解できません。反応式の酸化数をみると鉄が酸化されたことはわかるのですが。
2つ目の文について説明してくださると嬉しいです。

A 回答 (4件)

中学のアレニウスの定義による酸とアルカリ、酸素と結びつく酸化と、高校で学ぶブレンステッド・ローリーの定義による酸と塩基、酸素や水素の関わらない酸化還元反応で、最も重要なことは、相対的であるということ。


 この肝心なことを学べていない。
例えば、水は酸にも塩基にもなるし、窒素は酸化剤にも還元剤にもなる。
常に相手があってのもので、必ずペアで起きる。

 A + B → C + D
酸  塩基

還元剤 酸化剤
 A  +  B → C + D
酸化  還元

 水素イオンは電子を受け取って還元されていますから、酸化剤であり、相手は酸化されている。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
ペアですねペア
わかりました!ありがとうございます!

お礼日時:2017/02/18 15:56

酸化する・される、還元する・される、この関係を正しく表現できるようになるとしめたものです。



「鉄は酸化された」ことは分かったのですね。ところでこれ受動態の文章です。
受動態と言えば英語の授業っぽく聞こえません?
そうすると、鉄は"誰によって"酸化されたのでしょう。
酸化されるとは電子を奪われること。鉄は電子を奪ったやつによって酸化されています。
今回電子を奪ったやつは水素イオンですから、"水素イオンによって"酸化されたと言えますね。

鉄は水素イオンによって酸化された。
これを能動態の文に書き換えると、
水素イオンは鉄を酸化した。
となります。
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この回答へのお礼

わかりました!その考え方すごくわかりやすいです!ありがとうございます!

お礼日時:2017/02/18 15:55

No1さんの回答にもありますが、鉄が電子を水素イオンに渡したからです。


高校化学で酸化は、
①酸素を受け取れば酸化
②水素を放出すれば酸化
③電子を放出すれば酸化
と習っているのではないでしょうか?

水溶液で希塩酸は電離し H+とCl-に分かれています。
鉄イオンと水素イオンでは、水素イオンの方が電子を受け取りやすい(イオン化傾向)
ですから、以下の反応が起こります
Fe + 2H+→Fe2+ + H2
つまり、電子をもらってHに戻りたい水素イオンが、鉄の電子を奪います。
よって、③を考えると、H+は電子を受け取り(還元)、鉄が電子を放出して酸化します。

なお、MgとFe3+を反応させると、Fe3+の方が電子を受け取りやすいので
3Mg + 2Fe3+ → 3Mg2+ + 2Fe
と反応し、Fe3+は還元します。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすいです!ありがとうございました!

お礼日時:2017/02/18 15:53

水素イオンが、鉄の電子e-を受け取る形になっているから、水素イオンは還元されています。


ですから相手の鉄は水素イオンに酸化された、と言う意味では?
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この回答へのお礼

なるほど!!!わかりました!!
ありがとうございます!スッキリできました!

お礼日時:2017/02/11 02:41

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