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ごく初歩的な質問ですが、建築、土木関係の専門の方のお知恵を拝借させてく
ださい。お手数かけて恐縮です。

いったい、「盛土の上」に、そのままビルを建てると言うことは、技術的に可
能なのでしょうか。 
グニャグニャとは言いませんが、建築の基礎として要求される「強固な地盤」と
は、ほど遠いものと言えると思います。

それかと言って、盛土を貫通して堅固な旧地盤までパイルを打てば、本来の目
的であった旧地盤との絶縁は否定されます。

素人考えですが、この案は、はじめから無理な相談ではなかったのでしょうか。

しかしこの対策は、その道の専門家が集まって、審議、決定したものだそうで
す。 そうなると、ますますわかりません。 いったい、どんな専門家だった
のでしょう?

A 回答 (3件)

>「盛土の上」に、そのままビルを建てると言うことは、技術的に可能なのでしょうか。



可能ですよ。机をひっくり返したと思って下さい。これを浮体工法と言います。
本来なら、机の脚は強固な地盤の上に乗っています。これが杭打ち工法。
地下鉄の駅部分は、殆どが浮体工法。埋め立て地の低層建物も殆どが浮体工法。海上埋め立ての関西国際空港ターミナルビルも浮体工法で不等沈下に備え油圧式のジャッキで建物を支えています。
営団のどこの駅か失念ですが、地下水位の上昇で駅構造物が浮き上がるので、後からアンカー工事を実施しました。

要は、汚染土を除去、盛り土をすると、とてつもなく工事費が膨らむので、専門化の意見を取り入れて地下空間を採用したのが裏目に出たと言う事です。
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この回答へのお礼

有難うございました. 自分の無知をさらけ出すような質問をしてお恥ずかしい次第です.
おかげさまで、目が覚めました.

お礼日時:2017/02/11 15:01

空間があれば水も溜まるでしょう <-周辺より低ければ当然



盛り土の本来の目的は、汚染物質を取り除ききれなかった場合でも盛り土が遮蔽することで
地上や構造物内に進入してこないようにと言うことの筈です

まぁ臭いものに蓋をする的な事ですが
当時は、それで良いという判断だったのでしょう

専門家と言っても、学問学術に忠実な人もいれば
御用学者・御用専門家という、権威に都合の良い結論を導き出す際に活用される人もいますからね

専門家会議の人選は当局が行いますから、さじ加減次第で結論はある程度コントロール可能です
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この回答へのお礼

早速、ご教示をいただきまして有難うございました.

お礼日時:2017/02/11 15:02

>「盛土の上」に、そのままビルを建てると言うことは、技術的に可能なのでしょうか。

 
豊洲魚市場のような低層建築物なら問題ないです。コンクリートパネルで建物の下を支えて「船が水に浮く」様に建物を地面に浮かせます。地中杭は「船の碇」と同様に同じ場所に「係留」する役目を果たします。

>盛土を貫通して堅固な旧地盤までパイルを打てば、本来の目的であった旧地盤との絶縁は否定されます。
高層建築物の場合は。堅固な地盤までパイルを打ちます。この場合は「浮く」のではなく、地盤に固定する目的です。
「旧地盤との絶縁」とは力学的な絶縁ではなく、土壌成分が市場の建築物に流れ込まないように「隔離」することです。

>いったい、どんな専門家だったのでしょう?
世界でトップクラスの日本人土木技術者ですね。素晴らしいです。
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この回答へのお礼

ご教示、お礼を申し上げます. 何も知らない素人のかなしさです.とんでもない思い違いをしていたようです.

ひとつだけ、申しあげます. ご教示でお示しの「隔離」と言う意味を言う心算で、「絶縁」と言う言葉を使ってしまいました. これも素人のかなしさです. 以後、このような軽挙がないように十分注意いたします.

本当に有難うございました.

お礼日時:2017/02/11 15:11

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