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ハトは歩く時に歩調に合わせて頭を前後させますよね。あの首の動きを何らかの方法で固定させて首を動けなくしたら歩けなくなるんですか?詳しくハトの機構も踏まえた上で教えてください。

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A 回答 (1件)

 johnholmezさん、こんにちは。



 ハトの首を何らかの方法で固定してしまった場合、恐らくは歩けなくなるか、少なくとも歩くのに支障をきたすでしょうね。ハトは片足ずつ脚を移動させて歩行するのに合わせて頭も前後させますが、その振り子運動を利用して歩行時のバランスを取っているものと考えられるため、頭を固定したら歩行は困難になるでしょう。
 
 鳥類の歩行には2種類あります。飛ぶことのできる大多数の鳥類は、2本の脚を同時に移動させてピョンピョンと跳ねるような感じで歩行します。身近な鳥ではスズメなどがそうです。一方、ハトは人間と同じように脚を片方ずつ移動させて歩行します。飛ぶことのできる鳥類ではインコやオウム、カラスなどもハトと同じような歩き方をします。飛べない鳥類であるダチョウなどやカモなどの水鳥はすべてハトと同じ歩き方です。飛ぶことのできない鳥や水鳥などでは万が一の危険に備えて、地上で素早く移動することができるように、人間と同じような歩行様式を発達させたものと思われます。インコやオウムの場合は彼等の生活様式から、木の幹や崖などをよじ登ったりする垂直移動の必要性があるため、やはりそれに合わせた歩行様式が確立されたのでしょう。カラスの場合は私の見た限りでは不思議なことにハトと同じような歩き方をするものもいれば、スズメのようにピョンピョン飛び跳ねながら歩くものもいます。

 ハトやカラスの歩行様式がこのようになったのは、私見ですが、スズメやツバメなどの鳥に比べて地上での生活依存度が極めて高いためではないかと思います。スズメなどは地上に降りてきて餌をついばむこともありますが、同時に樹上でも虫などを捕食します。ツバメに至っては空中を飛びながら虫を捕食しますが、ハトやカラスはほとんど地上で餌を食べているように思われます。やはり飛べる鳥でも生活圏が地上に依存しているキジなどの種類ではハトと同じような歩き方をします。先ほどカラスには2種類の歩き方が見られると書きましたが、カラスの場合は本来スズメ式の歩行をしていたものと思います。カラスが頭を前後に動かしながら歩いている姿をあまり見たことがありませんが、カラスは本来森に生息していた鳥でした。その時はスズメのような歩き方をしていたと思いますが、街の都市化に伴い人間が出す生ゴミを餌として確保するようになると、カラスの生活圏が地上に移ってきたため、地上での移動により優位なハト式の歩き方に変わってきたものと思われます。カラスの歩行様式は現在進化の過程にあると言えるかも知れません。確かにハト式の歩き方をしているカラスはハトに比べると、歩き方がどことなくぎこちないようにも見えますから。

 では、失礼いたします。
 
 
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