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最近、昭和初期の頃の純文学(夢野久作や夏目漱石など)に興味を持ったのですが、現在の小説(ライトノベルを含む)とは違って神の視点や三人称で書かれた小説がないことに気がつきました。……もしかしたら私がまだ読んでいないだけなのかもしれませんが。
それと、昔の小説は文章中に読点が多い作品が多いような気がしました。

何か文化的/時代的な意味合いがあるのでしょうか?・。・?

A 回答 (1件)

文語体でなく口語体による言文一致運動で生まれたのが、日本の純文学であり小説(私小説)で、その結果、自然主義文学が文壇を席巻してしまい、


見たままをそのまま書くのが純文学であり小説の定義になってしまい、客観視点である文語体を否定してしまったので、

神の視点や三人称の第三者の目線で書くと、芸術文学ではなく、娯楽文学である。って当時カテゴライズされちゃったので、
今の分類にまで、純文学に客観視点の作品がないのです。
海外作品はそんなことないし、国内の自然主義文学にはあるんですけど純文学ではないとされる。
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この回答へのお礼

なるほど……日本独特のものなのですね・。・;
回答ありがとうございました。

お礼日時:2017/02/16 10:32

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