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自分が大学生当時に購入しました。

当時のアニメのムック本としては内容的には決して児童向けとは言い難い。

変な話、当時はガンダムシリーズを初めてとするリアルロボット路線が流行っていたものの、そのムック本よりも高年齢向けで、幼稚園児や小学生にはかなり理解困難で、中高生にもまだ難解と言える内容だ。
表現や語句その他トピックなどが…。

結論から言えば18歳以上向けのアダルトなテイストだ。

今の時代でこそ、マジンガーZの場合、こうした大人向けのアニメのムック本は珍しくはないが、1980年代末にしては珍しくありませんか?

また、マジンガーZをこのように大人っぽく表現したのは…。

①ガンダムシリーズなどのリアルロボットアニメが比較的高年齢層にもウケが良いのでそれに対抗した。

②マジンガーZを観てた世代が大人になったから。

③その他(具体的にお願いします)

どの理由だと思いますか?

「1988年、講談社発刊のこの「マジンガー」の質問画像

A 回答 (4件)

スマホのため、間違えて送信をタップしてしまいました。



続きです。

その後、数年を経て、レーザーディスクでの特撮モノが発売されるようになりました。
当初はアニメーションのコンテンツが多かったのですが、雑誌「宇宙船」の影響で、古い特撮モノがレーザーディスクで手に入れるようになりました。これにはオタク男子は狂喜乱舞したものです。

それを境にゼネラルプロダクツの岡田斗司夫さんは上手く逃げ切り、見たいものはレーザーディスクで購入する時代に突入します。

当然古い特撮モノといっても限りがありますので、昔少年だった大人が欲しがりそうなアニメなどや、ピンクレディーとドリフターズが共演した孫悟空のディスクなど、コンテンツはほぼ出揃いました。当然この中にマジンガーZも含まれていたでしょう。

そのような流れの中、レーザーディスクを購入しなくても懐かしんで楽しみたいと言う人たちや、レーザーディスクを購入した後に副読本と言う形で様々なオタク系の本が出版されました(もちろんオタク系の本は1983年ごろから出版されていましたが、マジンガーZなどの本は、当時を懐かしむ対象ではありませんでした)。

このような理由から、マジンガーZのようなアニメまで副読本のような形で、もちろん大人向けとして出版されたというのが歴史的な背景として存在すると言っていいでしょう。

追記:長文、また分割の回答になってしまい大変申し訳ございません。
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③(もちろん②を含む)でしょう。



時系列で説明しなければならないため回答文が長くなりますが、あくまでも「読み物」程度の感覚で気楽に当時を振り返っていただければ幸いです。

私は質問者さんと同世代のオタク男子だったのでよくわかります。

まず①ですが、1988年当時はまだガンダムの再評価は低く、「昔はガンダム見てたけど子供向けって感じかな」というイメージが強かったですね。ガンダムブームの頃に「何故イデオンを評価しないのか」という意見が多かったのも「ガンダムは昔のモノ」という発想に拍車をかけました。

ガンプラブームによる第一次ガンダムブームが過ぎた1983年頃から中高生がアニメ関係の雑誌を見ても、ガンダムの再評価をしているのは、当時は硬派だった「OUT」くらいのものでした。

また、1983年頃のオタク男子には共通点がありました。
それは、アニメや漫画だけではなく、SFファンや、戦隊ヒーローモノや昔の特撮、怪獣映画なども好きな人が多かったこと。

1983年頃にSFファンをワクワクさせたのは「スターログ」という雑誌でしたが、その当時日本では特撮映画などがほとんど全く作られていないため、ほぼ海外のSF映画の紹介にならざるを得ず、その後スターログは惜しくも衰退し、廃刊への道を辿りました。

時を同じくして一世を風靡したのが、SFよりも特撮、戦隊ヒーロー、怪獣映画など(以下、特撮モノと一括りで記します)に軸足を置いた雑誌「宇宙船」でした(蛇足になりますが、10年ほど前に懐かしくなって購入して読んでみたところ、基本的な編集スタイルが創刊当時とほぼ全く変わっておらず、良い意味でかなり衝撃を受けました)。

当時宇宙船では、過去の特撮モノの中でも評価が高いレアなコンテンツを掘り起こして紹介していましたが、当然今とは違って「紹介されても視聴ることが出来ない」ために、皆で指をくわえて雑誌に掲載されている写真を見てあらすじを読む、というスタイルでした。

怪獣映画の場合はフィルムさえ借りることが出来れば定員50人から100人以下の映画館で上映されていたので、「ぴあ」をチェックすることで観ることが出来ましたが、テレビで放送されている場合にはどうにもなりません。
たまに地方局で放送されるマグマ大使やウルトラセブンなどを日本中のオタク男子と情報共有しながらお互いにダビングして協力しあっていましたが、さすがに「ジャイアントロボ」「マイティジャック」「大鉄人17」などのレア過ぎるコンテンツは、視聴することが不可能でした。

そこに目を付けたのが、今では「オタク評論家」という肩書きを持つ岡田斗司夫さんでした。
彼は「ゼネラルプロダクツ」という会員制クラブを立ち上げ、毎月の会報発行と共にサンダーバードやウルトラマンのステッカーなどのグッズを販売(もちろん版権無視)していましたが、それ以上に会員が増えた大きな理由がありました。
それは「会員なら昔の特撮モノなどのコンテンツをダビングしたVHSテープを購入できる」という点です(当時はVHSテープ自体も高い上に、ダビング料金も高額でした)。もちろん違法そのものですし、金儲け主義の岡田斗司夫さんに対して不愉快に思う「アンチゼネプロ」も少なからずいました。
というのも「お金を出せば正規で購入できるもの」までダビングしていたからです。
しかし、ゼネラルプロダクツのダビングサービス?の品揃えは「こんなに古いテレビ番組をどうやって入手したのか?」といぶかるほど大量に充実?していたのも事実です。
今とは違いって「どうしても見たい」という欲求はおそろしく強く、他に方法がなく、どうしても見たいものには大金を払ってでも見たいたとえ足もとを見られても他に選択肢が無い以上、購入せざるを得ませんでした。
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3・・・



単に 永井豪で無く アシスタントが描いたものだと思われる・・
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マジンガーZが放送されていたのが1972年で、その頃リアルで見ていた小学生が10歳程度と考えてみると、1988年には26歳。


出版社から考えれば、一番本を買いそうなのはリアルタイムでマジンガーZを見ていた世代と考えられますので、その年代をターゲットにするはずと思います。
そうすると、やはり話題や書き方は大人を中心に考えることになるので、自分としては「②マジンガーZを観てた世代が大人になったから」だと思います。
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