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①ほのぼのと春こそ空に来にけら「し」天の香久山霞たなびく
上記の「し」は過去の「き」の連体形でしょうか
「こそ」は已然形をとるのではないでしょうかまたは
「し」はほかの用法でしょうか
②春といへばかすみにけり「な」昨日まで波間に見え「し」淡路島山
「な」の品詞と意味を教えてください
「し」は過去の「き」の連体形と思いますがどうでしょうか
なにぶん古文は数十年前に習ったのでよくわかりません
宜しくお願いします

A 回答 (3件)

「来にけらし」の「けらし」はこれで一つの助動詞です。

本来は「ける+らし」だったのですが、複合されて「けらし」になりました。活用の点でも例外で、元の「らし」は
 ○/○/らし/らし・らしき/らし/○
のように活用します。連体形が「らしき」だったのですが、それは上代だけで平安以後はらし」だけになってしまいました。
 ○/○/らし/らし/らし/○
係り結びの場合も、「連体形」・「已然形」ともに「らし」になり、文の終わりにしか来ない助動詞になってしまいました。特殊型活用です。「に」(「ぬ」という完了の助動詞の連用形)を含んだ「にけらし」の意味は「~たらしい」となります。ほとんどは和歌に使われます。

 「な」は詠嘆・強意の「終助詞」です。有名な
 花の色は移りにけりな徒に我が身世にふるながめせしまに
にも出てきます。

 「し」はおっしゃるとおり「き」という回想(過去)の助動詞の連体形です。
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この回答へのお礼

本当に詳しい説明有難う御座いました
よくわかりました

お礼日時:2017/02/19 23:18

難しい事を勉強しているんですね。



け…詠嘆の助動詞けるの略音
らし…推量の助動詞の已然形
そうらしい。

昨日まで淡路島が見えたんだから、きの連体形。

この回答は失敗だな。で軽い断定の終止形。
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追加。


「新古今和歌集」及び「百人一首」の中の
 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山(題知らず 持統天皇御歌)
 があり、この歌にも「けらし」が使われています。
(万葉集の原歌は、「春過ぎて夏来たるらし白栲の衣干したり天の香具山」
万葉集 二八・持統天皇)
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この回答へのお礼

わざわざどうもご丁寧に有難うございます

お礼日時:2017/02/20 21:58

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