音楽で思いつくのは、ワルシャワ、ウイーン、ブダペストですが、音楽の都パリとは何でしょうか？

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音楽で思いつくのは、ワルシャワ、ウイーン、ブダペストですが、
音楽の都パリとは何でしょうか？

goma-chang · Accepted Answer

こんばんは！

たぶん、19世紀から20世紀にかけてのパリは、音楽でも魅了していたはずですね…。
当時は、サン=サーンスやフォーレなどがパリ音楽院で教鞭をとっていましたし。ドビュッシーやラヴェルが活躍していた19世紀から20世紀にかけてのパリは、新しい芸術が花開き、文学・演劇・絵画といったジャンルとの交流から産まれた音楽作品も多数ありました。そんなわけで、音楽の国際都市となったパリでは、異文化などが刺激しあって新しい音楽が生まれています。

それで、音楽の都パリと言われるようになったと、記憶しています。(^-^)

Tastenkasten · Answer

音楽の都としては、パリの方がずっと古いですよ。
ただパリは、音楽だけでなく美術や演劇もあるので、
音楽の都というよりも芸術の都と呼ぶ方が多いのではないでしょうか。

中世からルネッサンスにかけて、音楽はモノフォニー（単声音楽）という旋律のみの形から、
ポリフォニー（多声音楽）という複数の旋律を重ねる形に発展しますが、
すでに12世紀には、ノートルダムにポリフォニー音楽を教える学校がありました。
いわゆる、ノートルダム楽派と呼ばれる作曲家たちが、
ポリフォニーという西洋音楽の基礎となる音楽を開拓していったのです。

音楽の都となるところは、王宮があり、王侯貴族が集まる場所です。
パリの王宮とその周辺は、当然音楽が栄えました。
いまわれわれがオペラといわれてすぐに思いつくのは、
ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニなどのイタリア・オペラか、
モーツァルトやワーグナー以降のドイツ・オーストリアのオペラが主ですが、
フランスはイタリアと並んでオペラとバレエが非常に早くから発展したところで、
バロック時代ならリュリやラモーその他の作曲家によるオペラやバレエが華やかでした。
そこでは、複雑な多声音楽から、もっと明快で娯楽的性格のギャラント様式というものが発達して、
若き日のモーツァルトもしばらくパリに滞在して、ギャラント様式の影響を大きく受けました。

その後、声楽よりも器楽の方が徐々に発展して、このギャラント様式から影響された、
ドイツのマンハイム楽派というのが古典派の前身となって、
そこからさらにウィーンの作曲家によって、いわゆるウィーン古典派という
クラシックの器楽音楽の基礎ができあがります。

器楽の方は、ドイツやオーストリアの方が主導する形になりましたが、
それでもパリは常に音楽家にとって重要な場所で、
モーツァルト以降も、パリに滞在した音楽家は多く、
パリで成功することもキャリアとして非常に大事でした。
ショパンもパリにいましたし、ワーグナーも当初はパリで自分のオペラの上演を企てたのです。
古典派以降は、音楽家たちはパリ、ベルリン、ライプツィヒ、ウィーン、ワルシャワ、ロンドンなどの都市を行き来して交流していました。

フランス・オペラは、バロックまでのものもロマン派以降のものも
一般のクラシック・ファンにはそれほどなじみがないことと、
古典期に器楽の作曲家があまり出ていないことから、
フランスの印象がちょっと薄いのかもしれませんが、
のちにフォーレ、ドビュッシー、ラヴェルを輩出するパリ音楽院も古くからあり、
最近はそうでもないですが、戦後の日本の著名な音楽家の多くがパリへ留学しています。
音楽関係者にとっては、ウィーンと同じくらい重要ですよ。

ケニー爺さん · Answer

何と言ってもシャンソンでしょう。イベット ジローやイブ モンタンなど、夢中で聴いたものです。勿論、パリのオペラ座なと、余りにも、有名ですし、フレンチ カンカン（ラインダンスの一種で、スカートを両手で持ち上げ、下着を見せるダンス）は一世を風靡したものです。

音楽で思いつくのは、ワルシャワ、ウイーン、ブダペストですが、 音楽の都パリとは何でしょうか？

こんばんは！

音楽の都としては、パリの方がずっと古いですよ。

何と言ってもシャンソンでしょう。

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