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バイオリンでお勧めの奏者、CDあったら教えて下さい。

この人とこの人の聴き比べが面白いみたいな
個性的なのとかでもいいです


あとクラシックじゃなくなりますが
エレキギターの演奏でロックなお勧めもご存知でしたら教えて下さい

A 回答 (3件)

回答が増えないようですね。

仕事が忙しかったので保留にしていたのですが。

聞き比べということなら、一つの提案として以下のものをお勧めします。

イツァーク・パールマン
ユリア・フィッシャー
トーマス・ツェートマイアー

全曲録音はたくさん出ていますが、古いもので代表的なのは、
マイケル・レヴィンやルッジェーロ・リッチでしょう。
レヴィンはややおとなしく、リッチはやや技巧に偏っている感じがあります。
Youtubeでも聞けますが、無理して聞くこともないかなと思います。

パールマン盤は、この曲の録音としては代表的なもので、ロングセラーです。
これが出たとき、LPを買って聞き感心したのは今でも強く記憶に残っています。
パールマンが有名になり始めた頃で、来日公演も聞きに行きました。
技巧的にここまで鮮やかに弾きこなし、音楽的な演奏ということで、
これの後に録音するヴァイオリニストは大変だったと思います。
最近一部で、技巧ばかりで音楽的でないという書き込みも見受けられるのですが、
技巧の完璧さがどうしても目立つので、音楽性の方の印象が薄れてしまうのかもしれません。

パガニーニをたくさん録音しているサルヴァトーレ・アッカルドの録音もありますが、
これは意外に印象が薄くて、音程が甘かったりする場面もあります。
いずれにしても、この曲はどうしても技巧が前面に出やすく、
音楽性という点ではなかなか一歩踏み込んだものが出にくいところがあります。
シュロモ・ミンツなどはかなり技巧に走り過ぎだと思いましたし、
期待して聞いたフランク・ペーター・ツィンマーマンもまだちょっとピンときません。

そんな中、ようやく技巧に偏らず、音楽性を兼ね備えた演奏が出たと海外で評判の高いのがユリア・フィッシャー盤です。
技巧的にももちろん群を抜いていて、細部まで正確かつ清潔に弾き通されていますが、
技巧的な華やかさをあまり前面に出していないので、
男性ヴァイオリニストの派手でエネルギッシュな演奏に慣れていると物足りない人もいるかもしれません。
フィッシャーが録音に際して行ったインタビューがあります。
ヴァイオリニストを目指す人は、10~15才くらいの間に、
みな技術の練習としてこの曲を弾くようになるので、
どうしても技術の面が重要視されがちですが、
この曲は、ヴァイオリンという枠を超えて同時代の作曲家に影響を与えたということで、
音楽史的にも重要な意味を持ちます。
シューマン、リスト、ブラームスなどがこの曲をもとにピアノのエチュードを書いています。
それで、フィッシャーは、技術の面はいったん脇に置いておいて、
まず音楽の面から作り上げていったということです。
楽譜を丹念に読み込み、強弱や音色、間の取り方など考え抜いて弾いていると思います。
詩的な美しさもあり、技巧重視の演奏と違って、全曲聞いても疲れるということがありません。

もう一つ、音楽性重視の演奏として、トーマス・ツェートマイアーを挙げました。
ユリア・フィッシャーの解釈のしかたは、非常に知的で正攻法ですが、
ツェートマイアーのアプローチの仕方はこれとは非常に対照的です。
パガニーニ自身がこの曲を弾くときは、毎回違う演奏をし、即興も交えたと伝わっていることを踏まえ、
また、題名の『奇想曲』の意味も考慮に入れて、
非常に直感的、即興的で自由な解釈になっています。
繰り返しの部分などは、自らアレンジを施して変えてもいます。
この辺の事情を知らず、楽譜に忠実な演奏が作曲の意図に忠実だと思っている人には誤解されそうな演奏ですが、
根拠には一理あり、こういう行き方も当然あってよいと思います。

どの解釈が一番正しいとか優れているということではなく、
可能性の多様さを味わえばよいと思います。
そういう意味で、この3枚は捨てがたいと思いました。
もちろん、まだ聞いていない録音もあるので、暫定的な提案です。

ロックの方はわかりません。
私は、基本的にはジャンルに関係なく何でも聞きますが、
アマゾンのダウンロード販売のサイトで探して出てきたエレキギターによる全曲演奏は、
どうにも聞く気になりませんでした。
曲そのものをロックとして編曲してあるならともかく、
原曲のままエレキギターで弾いてもうるさいばかりで面白くないと思います。
ロックとしてアレンジしたものは見当たりません。たぶんないでしょう。
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No.1です。

失礼、変換ミスです。五嶋みどりさんですね。
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そんなに複数の演奏を聴き比べて楽しむ曲ではないので、気に入った演奏が1つあればよいと思います。


テクニックだけでなく、繊細さ、大胆さ、おおらかさ、思い切りの良さ、内省的など、1つ1つの音楽の性格や表情が楽しめる演奏がよいと思います。(そうでないと、途中で飽きて24曲を聞き通せません)

私のお勧めは、五島みどりさん。17歳のときの録音ですね。すごい演奏だと思います。
http://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%91%E3%82%AC%E …
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この回答へのお礼

もちろんこれがいい!っていうのがあればそのお勧めでもいいです。

いろんな意見も出るでしょうし個々の良さがあるだろうから
そういう意味でこれとこれ、という意見もあるなら、と思ったまでで。

五嶋みどりさん、ちょうど特集などを見て育った世代なので
憧れの天才のお姉さんです。
タングルウッドの奇跡…など…
五島さん盤、是非聴いてみたいと思います

お礼日時:2017/02/24 20:01

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