激凹みから立ち直る方法

私が子どものころからアフリカには多くの難民がいました。
難民ではなくても,食べられないほど貧しい人がたくさんいます。

資源はあるのでしょうから,
インフラを整え,教育を受ければ変わるのではないかと
思うのですが,難民は増えています。

なにかの見えざる力が働いているのですか?
それとも先進国の力が足りないのですか?

なぜ増え続けるのでしょう。どうすれば解決するのでしょう。

どなたか解説していただけますか。

A 回答 (7件)

>なにかの見えざる力が働いているのですか?



元をただせばズバリ言って、欧米人の搾取です。
アフリカには資源もありますし農作物もそれなりに取れます。
でも美味しいところはすべて欧米人に持っていかれるのです。
これはアフリカの黒人たちが奴隷として捕獲・売買されていたころまで起源が遡ります。
奴隷はなくなっても、多くのアフリカ諸国がヨーロッパの植民地化されました。
植民地時代に現地人は「言葉を理解する家畜」として奴隷同然の扱いを受けまともな教育すら受けられませんでした。
まともな教育が受けられたのはごく一部の優秀な者たちだけです。
この無教育な人々に欧米流のかつ自分勝手なルールを押し付け、欧米人は無理やりアフリカ人を支配しました。
まともな教育を受けたアフリカ人が少ないため、アフリカ諸国が独立しても国をまとめる人材がいなかったのです。
アフリカ人のエリートたちの多くは結局アフリカ人民のことを思って政治を行うようなことはありませんでした。
結局はアフリカ人が欧米人にとって代わっただけです。
白人が支配してしまった国もありました。南アとかローデシアとかです。
ローデシアでは政権が黒人に変わるとき、白人憎しの感情だけで黒人たちがノウハウを持った白人からすべてを
奪った結果、ノウハウを持たない黒人たちが農業をやることとなり、全滅状態になったのは有名な話です。
こういうと、まるで黒人が悪いようにも取れますが、そうさせてしまったのは白人たちの責任です。
独立後も白人たちは自分たちの利権に固執し、黒人たちに分け前を与えようとしなかったからです。
無教育な黒人たちが、白人たちの享受する成果だけ欲しがるのも無理はありません。
そんなことをしてもダメだということすらわからなかったわけですから。

例えば農業にしても、いつ種をまき、どうやって育て、いつどのように収穫するか、白人が支配していたころは
それを黒人たちに奴隷同然に命令・使役していましたので、黒人たちに農業ノウハウが伝わりませんでした。
上に述べたように、黒人が白人から政権を奪い取った時点で、それらノウハウはすべて消えてしまいました。

>なぜ増え続けるのでしょう。どうすれば解決するのでしょう。

こういう状況が基本的に解決していない状況では同じことの繰り返しです。
南アにはマンデラ氏が現れ、全人種融和の政策を取り、曲りなりにも良い結果が出ているのではないでしょうか。
どうすれば解決するかというと非常に難しいでしょうね。
600年近い奴隷貿易の歴史をさかのぼって解決すべき問題ですね。
そのためには世界各国がお金や人を出して地道に援助・支援してかなければなりません。
この欧米人の支配ですが実に罪深いです。キリスト教も大いに関係しています。
古くはローマ教皇ニクラウス5世が異教徒の奴隷化にお墨付きを出していますから。
そういう意味でも欧米人・キリスト教徒は特にこういう事実を知って善処すべきでしょう。
もちろん日本も協力すべきですが。

参考までに言いますと、日本が「植民地」にした台湾、朝鮮ですが、ともに近代産業が発展しています。
これは日本が台湾人、朝鮮人に日本同様の教育を施し、それぞれを日本にしようとした結果です。
(北朝鮮がダメなのは戦後中国やソ連と結託したからです。)
したがってアフリカやアジアの欧米の植民地と日本の「植民地」は到底同列に語ることはできません。
今の韓国がダメなのはせっかくの日本の教育を捨て去ったからです。

欧米人が植民地とした国々で、現在近代産業の発展している国は全くありません。
本当に一つの例外もありません。このことからして、日本が戦前からいかにまともなことをしてきたかが
わかるでしょう。「台湾人や朝鮮人を差別した」という一部の人がいますが、それは区別したにすぎません。
レベルの違う人に同じ教育を施しても、そうの人たちによい成果は生まれません。
塾へ行けば、試験の成績でクラス分けしますよね。それと同じです。
日本の皆様には是非とも日本の過去に自信を持っていただきたいです。胸を張っていただきたいです。

世界の鼻つまみ中国共産党は、その手をアフリカにも伸ばしアフリカ人を支配しようとしています。
これはかつての欧米人と同じことをやろうとしています。中国共産党の魔の手からアフリカ人を守るのは
これからの日本の人々の仕事かもしれません。
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この回答へのお礼

詳しい解説をありがとうございます。
ただ,ちょっと日本びいきかもです(^^;)
たくさんの血を流したのは確かですからね。
「欧米よりはまし」くらいがちょうどいいでしょう。

お礼日時:2017/02/27 17:10

せっかく井戸や学校を作っても、その恩恵を受けられない周辺の村人から襲撃・略奪を受けて、


下手をすると虐殺にまで発展してしまう事もあるそうです。

http://n-knuckles.com/case/society/news000848.html

これは教育やモラルの欠如といった話だけではなく、今まさに自分の家族が飢えと渇きに苦しん
でいる時に「支援金が足りないからあなたの村に井戸を作るのはまた今度ね」なんて言われても
納得できるわけがない、という切実な事情もあるかと思われます。
こうした不均衡による争いを防ぐには、各国・各団体がバラバラに援助するのではなくて「全土
に向けて同程度の援助を同時に行う」という手法が必要ではないでしょうか。
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インフラを整えて、教育を国際援助で始めれば、自国が出すインフラや教育に掛かる費用が浮くので、その金額を軍事費に回すことができますの

で、それで他国を攻める事ができますので、難を逃れようとする難民が増えます
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一つは国内消費より国内生産が少ないから


もう一つは国内消費の不足分を海外から補填できないから

解決策は、前者は生産性を上げる
後者は価値のある産業をおこし輸出品を増やす

ただし、先進国は発展途上国はずっと発展途上のままでいてほしいので
本質的な解決につながるような支援はしません。
目先の食料支援は1年後のさらに大きな飢餓を起こす呼び水にしかなりません
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この回答へのお礼

やはりそうなのですね。
先進国は助けるふりをしながらも,本質的には今のままであってほしいと。
なかなかのワルですねえ。
ありがとうございました。

お礼日時:2017/02/27 14:07

イメージで語らないで、具体的な数字でいえば、


内戦していない国は、比率で言えば貧困率は下がって経済成長もしているんですけどね。
人口増加で比率内の貧困人数は増えます。
http://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2008/2008hon …
魚のとり方を教えないで、魚だけを与えた海外援助結果でもありますし、教育が格差を作り紛争を引き起こしている面もありますし、
なにより、衛生健康面で援助して、死ぬべき新生児が死ななくなったら、口の数が増えただけ、労働者比率が下がり飢え続けます。
「なぜアフリカ難民は増えるの?」の回答画像3
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この回答へのお礼

赤ちゃんが助かるようになって人口が増えたのでしょうか。
生産が増えずに人口が増えたらそれは飢えますね。
人口調整という視点も必要なのかもしれません。
ありがとうございました。

お礼日時:2017/02/27 14:09

同じぐらいの子が食べられないで、ガリガリなのを


見るのは辛かったです。けれどその状態大して変わって
いない気がします。

自国を褒めることもないのですが、日本はかなり援助を
していると思います。金銭面、人件面でも。

見えざる手だとすれば内戦があるのかもしれません。
(もちろん地球温暖化による砂漠も否めないのですが)
安定しないから政府に楯突く、また教育も行き届いていないから
文字の読めない子供に銃を取らせたりも十分可能です。

国が内戦で不安定になれば自ずと自国が好きであっても
他国に逃げようとする。イタチごっこな気がします。

解決するのにはその国の内戦をなくすこと
経済的に安定できるように教育面を充実させること
(教育が安定すれば医療面も水準が上がる気がします)

解説でなく個人的な感想になってしまいました。
子供は生まれてくる時に国を選ぶことができません。
難民という言葉が過去のものになればいいのにと
常々思いますね。
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この回答へのお礼

内戦は確かにありますね。
私らからすれば「食うものに困っているのにドンパチもないだろう」
と思ってしまうのですが,
食うものに困っているからこそのドンパチかもしれません。
ありがとうございました。

お礼日時:2017/02/27 14:10

原因は一つだけではないです


色々と複雑な事情があります

http://yukashikisekai.com/?p=1559
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