
A 回答 (29件中1~10件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.29
- 回答日時:
前述した「(1) ネトウヨはきちがいである」の、分かりやすい実例を挙げてみましょう。
ネトウヨは、日中国交正常化のとき日本の満州資産への請求権と、中国の対日請求権とが相殺され、(互いに請求権を放棄して)無賠償になったといいます。しかし、カイロ宣言(1943年)に、
「満州、台湾及び澎湖島のような日本国が清国人から盗取したすべての地域を中華民国に返還すること」
とあり、ポツダム宣言第八項(1945年)には、
「『カイロ宣言』の条項は、履行せらるべく」
との文言があります。日本はこのポツダム宣言を受諾して降伏しました。のちの「日本国と中華民国との平和条約」(1952年)第五条で、日本は「中国におけるすべての特殊の権利及び利益を放棄し」ています。この「中国」とは、中華民国が領土と主張する大陸本土を含みます。つまり、日本は満州権益をも放棄したんです。
日中国交正常化はその約二十年後です。したがって、その時点まで日本が満州資産への請求権を保持し続けていたとは言えません。中華民国が中華人民共和国に満州資産を請求するなら、まだしもです。
このようにネトウヨの知識はめちゃくちゃで、法律や国際法関係は特に弱いようなんですが、まあ精神異常者というより、嫌韓嫌中に異常に集中してガセネタを並べるマニアと思われます。そういう意味でネトウヨは一種のきちがいに他なりません。
そのような「大嫌いするマイノリティ」と対比させることにより、「小嫌いするマジョリティ」について考察して(ぶっちゃけ、小盤振る舞いが原因ではと)、ご質問にお答えしました。さらに、将来への希望も添えてみました。
No.28
- 回答日時:
(6) 今度こそ解決の夢
この項ではご質問に対する解決を夢見ます。(4)で私は解決策を提示しないまま終わってたので。
その前に、ネトウヨは何だかもう哀れというか、証拠能力と証明力の区別が付いてないようです。まず、証言は検証以前に証拠能力があります。証拠能力があるということで、法廷で俎上に載せられ、どの程度証明力があるか検証されます。裁判官は自由な判断で心証を形成し、各証拠の証明力を評価します。反対尋問を含む公判(口頭弁論)を経てです。
つまり、裁判官の自由な判断が検証であって、検証の後で裁判官が判断するのではありません。そもそも、誰に検証する権限があるのですか? 裁判官です。
自由真正主義とやらは、心証という言葉を初めて見て動揺したネトウヨが写し間違えた……。
また、「悪魔の証明」は中二病のネトウヨが愛用する言葉らしいです。しかし、裁判で要求されるのは、「合理的な疑いを超える証明」でしょう。
また、"告発側の立証責任" で検索しても、法律の専門家のサイトがほとんどヒットしないことにご注目ください(半角のダブルクオーテーションで囲んで検索する)。ネトウヨサイトみたいなのはヒットするけど。つまり、裁判で「告発側の立証責任」が特に強調されるわけでもないんです。
なぜというに、一つには、「告発した側に立証責任がある!」と告発された側が高を括(くく)ってると、実際問題危ないからです。告発した側が100%立証する必要はなく、「合理的な疑いを差し挟む余地のない程度」まで立証できれば、有罪に追い込めます。
したがって、告発された側はその逆に、「合理的な疑いが残る」ことをせっせと弁論するものです。告発された側が「完全に無実」を証明する義務はもちろんないですが、裁判官に「有罪とするには合理的な疑いが残る」と思わせることに成功しないと、有罪になってしまいます。100%有罪と立証されなくてもです。
なお、"告発側の立証責任" で専門家のサイトがヒットしなくても、"原告の立証責任" や "原告側の立証責任" ならヒットします。ただし、その場合でも「原告の立証責任の軽減」というのが多いことに注意してください。原告に一方的に過大な立証責任を負わせるべきではないと、調整が図られてるのです。
それにしても、こんな間違いだらけのヤカラが、コピペを売るほどたくさんコレクションして、切り張りして見せて得意がってるのでしょうか。滑稽だな。
ヤカラの反対が一般人で、普段は議論など避けて日常茶飯に埋没しているようでも、無知ではなくパワーを秘めた存在です。私が「(4) 解決策」で「対日感情も和らいでいくという機会は、永遠に失われたのです。」と述べたのは、将来の不確定要素を考慮していませんでした。
将来、朝鮮労働党や中国共産党の体制が瓦解する時代が来るとき、韓国や中国は大混乱して日本に援助を要請することにもなるでしょう。そのとき、日韓中の人民のパワーが発動され、社会にムーブメントが起き、「小嫌いするマジョリティ―」の感情にも大きな変化があるかも知れません。長年の恩讐を越えて今ヨーロッパで仏独枢軸が堅固なように、日韓中のわだかまりが解けて協力し合う日を、この目で見たいものです。これがご質問に対する私の答です。

No.27
- 回答日時:
質問の主旨ですが「中国と韓国の反日限定」でよろしいのでしょうか。
誤:証言は証拠にならない
正:検証されていない証言に証拠としての能力はない。
(「裁判官の自由な判断」とやらは、検証の後での判断)
理由
自称当事者&識者=本当にそうとは限らない。
本当に当事者&識者であっても、言っている事が全て事実とは限らない。
(知識がある者=善良 とは限らない 詐欺師は無知ではできない)
【自由真正主義】ですが、
「裁判所が事実を認定するに際し,証拠資料の範囲や信用性の程度につき,法律上なんら拘束されず自由に判断できる主義」ということです。
(ヒント:「証拠資料の範囲や信用性の程度につき」)
私は、証言を含む資料や証拠の信憑性の評価については「裁判だけ」ではなく、まともな「議論」や「ディベート」や普段の仕事の場でも必要なものだと思います。
それに、署名や捺印は「作成者がこのように言っています」事を示すだけでしかありません。
また、「していない事」の証明ですが、
これは悪魔の証明(ない事の完全な証明は不可能)と呼ばれており不可能とされています。
(そしてこれは裁判や議論の場では常識なので、真面な者ならそのような場では言いません)
これはを言い出すと議論が泥沼化して有耶無耶になるので、よく不利な側が無知な相手に持ち出すようです。
理由は、何も無かったなら、起らなかったという証拠自体も発生せず、「何もなかった」という記録をする必要もないからです。
この為に、裁判や議論では【告発側の立証責任(自分で検索して下さい)】が常識となっています。
それに、仮に彼らの反日が事実だとしても、その理由が事実に基づくものであるとは限りません。
欧米では未だに日本人は全員サムライやニンジャだと思っている人がいるらしいです。
しかし、一部のアジアの国の日本観はそれどころではないようです。
No.26
- 回答日時:
前回、(4)まで述べて回答をいったん終りにしたんですが、もうちょっと書くことにしました。
今回もご質問の「何故日本人を嫌」うかについて、「小嫌いするマジョリティ」の心理として捉え、「大嫌いするマイノリティ」(ネトウヨなど)との対比で考察してみます。まず、ネトウヨについて分析します。(5) ネトウヨは論文が読めない(高卒レベル以下の知的訓練しか受けてないらしい)
昨今、猫も杓子も大学くらい行く御時世になってますよね。大学の勉強では、やがて論文をたくさん読むことになります。論文の特徴の一つは、詳細な脚注・文末脚注が付されていることです。論文を読むときは脚注も読み落としてはならないのが常識といえます。
前回示した中野聡の論文で、文末脚注[1]から分かる通り、駐フィリピン大使の湯川盛夫の述懐が、土谷直敏編集の私費出版本に収録され、それを中野が引用しています。しかし、ネトウヨはこの件をわざわざ二重の括弧も用いて指摘しておきながら、土谷直敏のことが抜け落ちています。脚注を見てないのでしょう。ネトウヨは脚注など知ったこっちゃないらしいです。
さて中野聡ですが、私費出版本まで目を通しているなど、さすが博覧強記・汗牛充棟の学者だと思われます。ただし、引用個所は「湯川 → 土谷 → 中野」と経ていることになりますね。いわば孫引きまでして引用したわけですが、それは、大使が駐箚国を観察して述べたことで信頼性が高いからでしょう。外交官はそういう情報を本国に伝えるのが重要な仕事でもありますし。以下、細かい話と思われるかも知れませんが、ごく常識的に解説してみますので、まあお付き合いください。
まず、ネットで目に付くネトウヨコピペによれば、「伝聞は証拠にならない」といいますが、これは法廷では正しく、法廷の外(たとえば論文など)では正しくありません。伝聞証拠というのは専門用語であって、「私がこの目で確かに○○が××するのを見ました」と書類に記して署名捺印のうえ法廷に提出しようとしても、それは伝聞証拠とされるのです。「伝聞証拠禁止の原則」により退けられてしまいます。
なぜなら、法廷では「当人が出てきて口で言え」という主義だからです。これは、その当人に対して反対尋問をぶつけて、法廷の場で真実性を見極める機会を確保するためです。
また、ネトウヨコピペでは「証言は証拠にならない」などと言いますが、それも明らかな誤りで、法律で「証拠の証明力は、裁判官の自由な判断に委ねる。」となっています。これを自由心証主義といいます。以上の説明を繰り返しますと、原則として書面では証拠にならず、当事者が法廷に出て口頭で述べて、それの証明力の大小は裁判官の心証で判断されます。
他方、法廷の外の世界では、話が異なりますよね。たとえば論文で論拠を示すときは、しばしば書面からの引用に拠(よ)ります。法廷と逆です。そもそも、この件で湯川・土谷・中野を疑うなら、疑う方が「戦後しばらくインドネシアやフィリピンなどの対日感情が悪かったという事実はない」と反証しなければなりません。これは客観的に検証可能な事柄ですから。
反証もせずに、「伝聞」というだけで排除できるのは、法廷での話です。一方、法廷の外でも排除されるのは、検証不能な事柄を論拠にすることです。例えば、マレーシアのラジャー・ノンチックなる人がこう言ったと、「いつ・どこで・誰を相手に・どういう前後の文脈で」も示さず、出典も明らかにせずに書き込むという、ネトウヨの手口がそれです。これは検索してみたところ、伝聞の伝聞でしかないようで、直接聞いたとされる人は少数(訪ねて行った日本人らしいが具体的には不明)、年代的にとっくに亡くなっているだろうし、検証のしようもありません。
つまり、ネトウヨは論文を読むなどの知的訓練を受けてないと思われ、引用の作法もめちゃくちゃ、十年一日のごとくネトウヨコピペとアニメを貼り付けるだけです。これは何も学歴差別ではなく、大学でも知的訓練を受けないまま卒業してしまうところはあるらしいし、高卒でも例えば市役所勤めの知人は、法的な瑕疵がないように仕事をやり遂げるため、論文を読み専門知識を吸収する必要に迫られ、それができるようになったそうです。
さて、話を戻して、戦後しばらくインドネシアやフィリピンなどの対日感情が悪かったことは、当時の国会答弁で日本政府が認めています(国会会議録http://kokkai.ndl.go.jp/で検索するとすぐ分かります)。例えば吉田茂首相も、それを憂慮する答弁をしています。賠償金支払いの話をなるべく早くまとめなければと言っています。そして支払いが始まると、さっそく対日感情が好転してきたと政府関係者が答弁しています。「そりゃずいぶん現金な話だね」と私などは思ってしまうのですが、案の定、その後数年たって赴任した湯川駐フィリピン大使は、当地の新聞で連日日本の悪口を目にして、まだまだ対日感情は悪いと認識することになったわけです。
いずれにせよ、日本が植民地支配や侵略戦争で甚大な迷惑をかけた諸国に対して、まとまったお金も払わないで対日感情が好転するなどと虫のいいことを考える人は、当時の国会答弁では見当たらないようでした。
また、私はタイのククリット・プラモートから引用しているネトウヨコピペについて、検証を試みたことがあります(https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8789565.html)。
また、マレーシアの歴史教科書には次のように書いてあるそうです。
学びの場.com(事務機器・学校教材の専門商社大手「内田洋行」の教育総合研究所)
http://www.manabinoba.com/index.cfm/6,6424,13,html
〔引用開始〕
「日本は、マレー人の解放獲得への期待を裏切った。日本人はマラヤを、まるで自分たちの植民地であるかのように支配した。今度は彼らがイギリス人の座を奪ったのだ。日本人の支配はイギリスよりずっとひどかった」。
(中学2年生用『歴史の中のマレー』1988)
〔引用終り〕
ヨーロッパの植民地支配と日本について
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8969347.html
さて、以上分析したようなネトウヨと、一般人とを対比させてみましょう。一般人は、たとえ論文が読めない人でも、ネトウヨコピペごときに頼ったりせず、まともな思考力を働かせます。「湯川 → 土谷 → 中野」は伝聞だがその内容は検証可能であるし、一方、マレーシアのラジャー・ノンチック発言の伝聞は、検証不能と思われます。
そのようにまともな思考力を働かせていくなら、「日本は侵略戦争してない」などというネトウヨ歴史学には騙されないし、その逆の「日本は徹頭徹尾極悪非道」なども信じません。結局、(3)で述べたように日本に対して「大嫌いではなく小嫌い」くらいの人が多かったり、あるいは「今の日本はクール(かっこいい)」と感じる人も出てきたり、といったところでしょう。
No.25
- 回答日時:
ほんとにそうですか?
多分、無知が原因だと思います。
一部が全部ではないですよ!
ただ、政治の方向として日本を敵にすプロパガンダをしてる国もあります。
それを認めながら付き合うことから相互理解が進んで行くと思います。

No.24
- 回答日時:
とうとうおなじみの基地外まで出たか・・・
(これだけもっともらしく意味不明な文章を書けるのは、最早才能とさえ言えるが)
私は意見の対立する相手に接するとき、主張を語る前にまず侮辱することで自分の正当性にすり替えたり、それによって第三者のミスリードを誘う事から始める者を評価しません。
視点を変えると称して、論点のすり替えや自分の言いたい事を語るのは詭弁や詐欺の常套手段でもありますね。
日本の戦後処理についてですが、アジア諸国と平和条約を結び、それに定められた賠償をちゃんと履行しています。
(賢明な質問者様は、当然「平和条約」の意味をご存じだと思います)
である以上、何故その他に義務でもない支援や援助をしないという理由で文句を言われなければならないのでしょうか。
(欧米は植民地支配したアジア諸国にどれほどの援助をしているのでしょうか)
韓国(当時の朝鮮)については、そもそも戦争になっていないので、そのような必要はありません。
中国は国交正常化の時、彼らの方から賠償を放棄しています。
(その理由ですが、日本の方は満州の資産への請求権を持っていました。
それと差し引きすると中国が払う側になる→寛大な振りをしてお互いに「なかったこと」にしたかった)
一部の方がよく語る「アジアの反日」ですが、多くは現地の華僑や朝鮮人達の扇動によるものです。
華僑は、アジアが植民地だった時代に、白人の代理として現地人の支配を手伝っていました。
白人は、華僑に特権を与えて現地人を支配させ、自分達が直接恨まれるのを避けていました。
しかし、華僑は、日本の戦争でアジアが独立した為に、特権を失ってしまいました。
ラジャー・ノンチック(マレーシアの上院議員)
「日本軍はマレー人を一人も殺していません。日本軍が殺したのは、戦闘で戦ったイギリス軍や、それに協力した中国系共産ゲリラだけです。それに、日本の将兵も血を流しました」。
2005年、天皇陛下がサイパンを訪れることを決めた時、韓国人が反日・反天皇デモを計画していました。
これに対して、サイパンの住民は、「もし韓国人が天皇陛下に抗議するなら、我々は韓国企業をボイコットする」と抗議し、そのおかげで訪問は実現しました。
(このとき、天皇陛下は韓国人戦没者の慰霊も行っています)
【元駐タイ大使・岡崎久彦 中国はもう反日デモはできない】
http://blogs.yahoo.co.jp/hisao3aruga/37119297.html
(かつて、田中角栄首相の東南アジア歴訪に際して、ジャカルタ、バンコクで反日デモがあった。デモ参加学生たちのその後の述懐によれば、通常デモは禁止なの に、反日デモだけは当局が許可する由なので大いにデモをしただけの話だ、あれは、反日デモでなく反政府デモだということであった。)
追悼の政治――戦没者慰霊をめぐる第二次世界大戦後の日比関係史(中野聡)
http://nakanosatoshi.com/2016/01/20/%e8%bf%bd%e6 …
(駐フィリピン大使を務めた湯川盛夫(在任一九五七年六月~一九六一年一月)は、赴任当時の印象について「あらかじめ覚悟してはいたものの、対日感情の悪いことには驚いた。新聞などにも、日本の悪口の出ない日は、めずらしいくらいだった」と述べている。)
↑の記事ですが、【「湯川盛夫フィリピン大使が言った」と中野聡氏が言っている】という伝聞の二次情報ですね。
(そして、それ以外の内容は、全て中野聡氏の意見に過ぎません)
フィリピンの反日については、↓のような、戦後に独立した他のアジアと違う事情があります。
フィリピンは元々スペインの植民地でした。
スペインがアメリカと戦争したとき、アメリカは独立を条件にフィリピンを味方に付けました。
しかし、アメリカはスペインからフィリピン統治権を買い取り、新たな宗主国としてフィリピンを統治しました。
アメリカは、それに対して抵抗して戦ったフィリピン人(60万人)を虐殺しています。
捕虜への拷問も行われ、白人への恐怖を擦り込まれました。
アメリカ統治下の学校では、授業は英語で行われ、教室にはワシントンの肖像画飾られました。
フィリピンに反日が残っていたのは、以上のような統治時の「教育」によるものです。
日本の占領政策ですが、
日本は占領後の1943年にすぐ軍政を撤廃し、「フィリピン共和国」として独立させています。
しかし、その後、日本の敗戦によってアメリカに再占領されてしまいました。
「現在のフィリピン共和国」として独立したのは、1946年にアメリカ統治下での選挙で当選したロハスの時です。
(このような事情の為、「フィリピンの独立」は1898年だと思っているフィリピン人もいます)
解決策
お互いに「過去の清算」とやらは済んでいるので、ただの「お隣さん」として付き合うだけでよいと思います。

No.23
- 回答日時:
論理的に考えて見ましょう。
人の成長は、反抗期があり成長して行きます。生きていくのは、世話になっている人を超えてやっと生きていけるのです。ODAで世話をした相手は、反抗期を超えないと独り立ちが出来無いのです。いつまでも子供のままでは、生きていけないのです。だから、軍事攻撃をしてきます。子供のまま生きたい願望なのです。いつまでも子供のまま生きていくことはできないのです。軍事攻撃に合うから、殺し合いに発展するのです。そうなると独立をさせないと生きて行けなくなるのです。人の社会で起きている現象を理解するとなぜ起きるのかがわかって来ます。No.22
- 回答日時:
〔前回からの続き〕
(4) 解決策
それでは、日本はどうしたらいいのでしょうか。対韓ODAは1990年度に、対中ODAは2007年度に、(新規供与が)ほとんど終了しました。「ほとんど」であって、今でも対中ODAは続いているなどという人もいますが、物事の規模の見当が付いてないのでしょう。それこそ大盤振る舞いではなく、いわば極小盤振る舞いに縮小されています。
ここで日本は、巨額のODAを再開したほうがいいのでしょうか? いいえ、韓国はすでに先進国だし、中国は日本を上回るGDPの国になってるし、それは致しかねます。そもそも、韓国・中国に対しては、ODAの開始が遅すぎたのでした。対韓は1965年、対中は1979年開始です。両国は戦後長らく貧困にあえいでいたというのに、隣国の日本は何をやっていたんでしょうか。開始が遅く終了が早かったので、(3) で述べたように小盤振る舞いにとどまりました。
しかも、無償(もらったまま返さなくてよい)は少なく、有償(利子を付けて返済しなければならない)が多かったのです。その利子が低く返済期間が長いので、有償援助と呼ばれますが、円建てで貸して、折悪しく返済期間中に極端な円高が進行したため、何と高利貸し状態と揶揄されるようになってしまいました。
このとき、日本政府は円高相当分の返済減免などの便宜を図ればよかったのですが、そうしませんでした。契約は契約だからと、返済スケジュールを守らせました(ただし、追い貸しのようなことは行ったらしい。私は帳簿の見方がよく分からないのだが、外務省のサイトでODAの収支をたどってみた)。契約を履行させないとモラルハザードになる、と当時の日本政府は国会答弁しています。
また、65年決定の分の対韓ODAは、一括ではなく10年均等割りで10年間かけて供与され、その期間中にインフレが進行したので、価値がどんどん目減りしていきました。そもそも、韓国は日本よりも米国から援助してもらった額の方が多いし、にもかかわらず反米意識が強いわけで、日本の小盤振る舞いが大感謝されるはずもありません。
現在ではあまたの途上国が日本からのODAを熱望していて韓中どころではないし、日本は財政難です。つまり、日本が韓・中にふんだんに供与して、対日感情も和らいでいくという機会は、永遠に失われたのです。
〔終り〕
No.21
- 回答日時:
問題を解きほぐす工夫として、ひとまず「逆に考えて」みましょう。
ご質問の逆に、韓国や中国を徹底的に嫌う日本人のことを、ちょっと考えてみるわけです。彼らはネトウヨなどと呼ばれますね。一方、ご質問者はネトウヨではないことが、ご質問文から見て取れます。(1) ネトウヨはきちがいである
まず、きちがいという言葉はマスコミで死語になって久しいので、語義をよく知らない人もいると思いますが、「精神異常者」だけでなく、「ある一つのことに異常に熱中すること。マニア。」という意味でも使われます。そういう意味ではネトウヨは一種のきちがいに他なりません。嫌韓や嫌中に異常に執着する連中ですね。
それの類推で行くと、一部の韓国人や中国人が日本人を徹底的に嫌うのは、一種のきちがいだと考えられます。ただし、一部の韓国人や中国人であって、大部分ではありませんが。どの国でも人口の一部がきちがいなのは仕方ないことです。
韓国人や中国人と実際に接した経験があればお分かりと思いますが、彼らの大部分は、日本のことが大嫌いではありません。ただし、残念ながら小嫌いの傾向は少なからずあるようです。
私たちが考察すべきなのは、その「小嫌いするマジョリティ」ではないでしょうか。「大嫌いするマイノリティ」(ネトウヨなど)はきちがいであって、処置なし、打つ手なしです。
(2) ネトウヨは公のお金の収支など見当も付かない(自分の小遣いとか仕事のお金とかなら見当は付くんだろうけど)
処置なしとは言いながら、もう少しネトウヨを分析して、その逆が一般人である、という具合に考察していきましょう。
そもそも、私が「ネトウヨはダメだ」とハッキリ分かったのは、「韓国は、アジア通貨危機(1997年タイで勃発しアジア諸国に波及)の際、日本から100億ドル借りたまま返済してない」というネトウヨコピペを、デマと見抜いたときでした。2008年の下記の質問と回答をごらんください。会員名は今と異なるけど私です。
貸してないお金を「返せ」と言い張るような連中は、実社会では一挙に信用を無くしますよね。検索してみるとこのデマはネットに広まっていて、ウィキペディアさえ汚染されていたので、私は編集して書き換えました(その後何人もの人に編集され、跡形ないけど)。
国家間の債務不履行について (日本に対する韓国の債務)
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/4546272.html
もしかするとネトウヨは commitment という英語が分からないのかも知れません。当時、日本は「百億ドルのコミットメントを行った」のですが、それは「日本は韓国に百億ドル用立てる(貸す)ことが確かにできます」と宣言したことを意味し、実際には貸さないまま通貨危機が終息しました(第二線準備)。
また、その前の第一線のアジア開発銀行(ADB)などに関しても、「日本が15.7%」というのは自己資本の話であり、そもそも銀行という商売は自己資本より他人資本の割合が極めて大きく、他人資本とは普通の銀行では預金、ADBではADB債であり、ADB債は民間で広く売り出され、私たち一般人でも証券会社で買えるものなんだということを、ネトウヨどもは分かってないようです。
したがって、「日本政府がADBを経由して韓国に貸した」などというのもデマに過ぎません。また、世界銀行は世銀債を発行していますし、ADBや世銀が貸し出すお金は、加盟国政府から集めたお金というより、(トリプルAの格付けを以て低利で)世界の金融市場から調達したものなのです。詳しく言うと、それとは別に途上国下位の国向けに加盟国政府が拠出した基金がありますが、韓国や中国は途上国下位ではないので受けられません。また、ADB債や世銀債は公的資金でも買われていますが、民間資金で買われることがはるかに多いでしょう(そうでなければ資金規模からいって計算が合わない)。
IMFについて言えば、SDRという仕組みによって、いわばお金を発生する権能を有していることも、ネトウヨは知らないらしいのです(これは実際の通貨ではないけど)。SDRという用語は、中学高校でも習うと思うのですが。加盟各国はSDRと引き換えに通貨を融通するし、ご存知のようにIMFの取り立ては苛斂誅求をきわめ、貸し倒れはほぼないようです。IMFは数十兆円分もSDRを発行して、(仮想の準備通貨として)世界に通用せしめているわけです。
さて、以上述べたような妄執ネトウヨの逆が一般のマジョリティであって、マジョリティの人たちは公のお金の収支も何となく見当は付いていると考えられます。要するにですね、韓国人や中国人のマジョリティ(多数派)は、「韓国・中国は日本から公金を潤沢にもらってはいない」と薄々知っているのでは、ということです。
(3) インドネシアやフィリピンと比較すれば分かる
日本から公金を潤沢にもらったのは、例えばインドネシアやフィリピンやタイです。下記の外務省のサイトで国別のODA累計額をご覧ください。
政府開発援助(ODA)国別データブック - 外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/kun …
このページから資料を順次たどっていくと、単年度の金額だけでなく累計額も載っています。てみじかに韓国・中国・インドネシア・フィリピンなどを比較すると、韓・中は日本から巨額のODA(公金による政府間の援助)を受け取ったとは言え、人口の多さや日本の侵略戦争で被った損害の大きさなどを勘案すると、もっともらわないとインドネシア・フィリピンなどとのバランスがおかしいことが分かります。
さて、下手な長文回答も迷惑でしょうから、ぶっちゃけた結論を言ってしまうなら、世知辛い世の中、お金をくれる人が一番ありがたいということです。いい年をした大人ならしみじみ分るでしょう、お金次第で人の態度も変わります。ただし、札束で頬をはたくような手口は逆効果で、お金を渡す時はむしろへりくだって「どうぞお納めください」という方がよいと思われますが。
ネトウヨコピペでは欠落している知識ですが、戦後しばらくインドネシアやフィリピンの対日感情は悪かったんです。インドネシアについては、例えば田中角栄首相が訪問した時、首都ジャカルタで激しい反日暴動が起きました。フィリピンについては下記資料などをご覧ください。
追悼の政治――戦没者慰霊をめぐる第二次世界大戦後の日比関係史(中野聡)
http://nakanosatoshi.com/2016/01/20/%e8%bf%bd%e6 …
〔引用開始〕
駐フィリピン大使を務めた湯川盛夫(在任一九五七年六月~一九六一年一月)は、赴任当時の印象について「あらかじめ覚悟してはいたものの、対日感情の悪いことには驚いた。新聞などにも、日本の悪口の出ない日は、めずらしいくらいだった」と述べている。
〔引用終り〕
それなのに現在では、これらの国は反日的ではありません。韓・中に比してバランスがおかしいほど、たんまりODAをもらったからです。お金の多寡をいうのは汚い話ではなく、客観的な事実に基づいた議論です。ネトウヨコピペのようなデマや感情論ではありません。
要するに日本は韓・中へ向けて、大盤振る舞いではなく小盤振る舞いにとどまったため、小嫌いされているということです。それでも、振る舞う(供与する)ことは振る舞ったため、大嫌いされてはないようです。
〔続く〕
No.20
- 回答日時:
日本は恵まれた豊かな素晴らしい国だから!
親切にしたばっかりに
こりゃ〜離れんわけにゃいかん遺憾…w
タカらにゃ~損損ーー
おお〜〜日本は居心地がいいのう~
それになんでも良し良しとやってくれたーー
まだまだユスル為にはどーしよか?
良し!反日作戦だあ!
これで上手く行く!!!
中にはちゃんと真実を知っている中・韓の方も多くいるんでしょうねぇ!
日本人が嫌いなわけじゃない方も多くいるんでしょねえ!
でももう手遅れになっちゃったかもねぇ!
自業自得かもねぇ〜!
でも本当の事はタイムスクープハンターの様に(どこかの番組でやってた)
その時代・その時に行って観てみないと
分からないのかもしれないねぇ!
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 友達・仲間 長文失礼いたします。5年間やり取りをしていたネッ友について皆さんの意見が聞きたいです。 3 2023/02/04 22:33
- 世界情勢 韓国はこれからも日本より豊かになっていくでしょうか? 嫌韓,反日感情を無しに答えて欲しいです。 また 9 2023/03/22 14:15
- 政治 韓国の日本人差別に比べたら、日本人の韓国人差別は大したことないですか? 29 2023/05/25 09:52
- 世界情勢 先日 川崎市の駅前で、在日韓国人3世の 若い女性が、「日本人に、韓国へ帰れ、日本の ゴキブリども、死 4 2022/08/15 19:38
- 社会学 韓国や中国の反日思想教育 韓国人や中国人は歴史に習った(たとえそれが事実を捻じ曲げた歴史であったとし 3 2022/04/28 11:45
- 教育・文化 韓国や韓国人が日本や日本人を嫌いでも良いけれど、日本や日本人は韓国や韓国人を嫌いではいけない、という 9 2023/05/26 07:59
- 世界情勢 朝鮮人の反日感情は何処から来るのか、 台湾とは、随分違う。 日露戦争のポーツマス講和条約 「大韓帝国 3 2022/08/16 17:51
- 世界情勢 在日韓国人は、日本人から差別されている? 果たして本当か? 「在日韓国人特権」。敗戦時期、 在日韓国 3 2023/02/12 08:12
- その他(ニュース・時事問題) 韓国は日本を越したのに、なぜ日本人は韓国を見下してるのですか?まず科学技術力、国民の収入、IT産業、 20 2022/03/23 15:54
- アジア 韓国の事好きですか? 反韓日本人の方はもう韓国が大嫌いで、反日韓国人と同じ思想回路ですが、親韓日本人 8 2022/09/20 13:37
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
200Vと220Vがあるのはなぜ?
-
民主党は韓国や在日韓国人の人...
-
ローマ法王の葬儀、日本の対応...
-
日本人って、世界的に見てもブ...
-
レーダー照射問題とドキュメン...
-
モンゴル人の誤解を解くには
-
いい加減に日本人は過去の戦争...
-
豊臣秀吉や加藤清正を称えても...
-
良く黒い車で爆音で演歌だか軍...
-
韓国が海中の岩を領土だと主張...
-
言い方のきつい人
-
大学の友達に、顔が韓国っぽい...
-
生産性について
-
日韓共同開催、韓国300億円未返...
-
世界はデフレで苦しんでいるら...
-
日本人が隣国人に負けている理...
-
徴用工の後始末
-
韓国ではユン・ソンニョル尹錫...
-
なぜ韓国は世界中から嫌われて...
-
韓国人の本音・アジア人の傾向
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
200Vと220Vがあるのはなぜ?
-
毎年の黄砂の被害って、中国に...
-
日本人って、世界的に見てもブ...
-
彼氏に韓国が好きなら別れると...
-
なぜ、中国人や韓国人はとても...
-
韓国の駅に日本語表示があるの...
-
日本にはなぜお寺や神社が多い?
-
民主党の国会議員には、なぜ、...
-
言い方のきつい人
-
韓国の新聞の政治的立場を教え...
-
韓国に住む友達と連絡がとれな...
-
特別な日(卒業式など)に他民族...
-
韓国人の性格について
-
韓国領事館の前に警察が24時間...
-
学歴差別ってある程度は仕方な...
-
リアルガチで視力0.1未満≒兵役...
-
社員旅行で一人行動する人をど...
-
嫌中、嫌韓がわからない
-
日本の桜は一本残らず引き抜け...
-
韓国を南朝鮮と呼んだら失礼で...
おすすめ情報
私は、韓嫌、中嫌、では、ありません!