"を" と "で"の使い分け

日本語文法についての質問です
「海外旅行の時、お金は現金で持って行かない方がいい」の"で"の部分の用法は手段でしょうか？

また、この部分を"を"書き換えて
「海外旅行の時、お金は現金を持って行かない方がいい」
と可能ですが、この場合の用法は一体何になるのでしょうか？

それから、「傘を持って行った方がいい」は言えるのに、手段の用法で「傘で持って行った方がいい」 とは言えないのはなぜでしょうか。手元の本で調べましたがよく分かりませんでした、お力添えよろしくお願いします。

No.1 ベストアンサー 回答者： OKAT 回答日時： 2017/03/05 23:10

「で」は格助詞で、「手段・方法・材料」（この場合は手段か方法）を表します。

「を」はやはり格助詞で、「目的語」を表します。
「傘で持って行く」が言えないのは、「傘を利用する」「傘の形で」「傘を使って」など、手段でも方法でも材料でもないからです。「傘で叩かれた」なら言えます。（「傘を使って」の意味になるから）
　「紙で鶴を折る」も材料と考えればいいわけです。

この回答へのお礼

なるほど、とても良く分かりました。ありがとうございます!

お礼日時：2017/03/06 13:30

No.3 回答者： nancha 回答日時： 2017/03/07 02:56

「で」は「状態」とも言えるでしょうね。

裸足で歩く、など。
「お金は現金で持っていく」とは言えても「雨具は傘で持っていく」と言えないのは、
傘と合羽を容易に交換したり、他方の形状に作り変えたりできないからでしょう。

「天然ガスは液体で運ぶんだよ」では「にして」も使えそうですから、そのような意味かと。

を、が目的語を表しているのは問題ないでしょう。

No.2 回答者： SSTTraditional 回答日時： 2017/03/06 13:21

日本語に正書法はないから暇つぶし以外でかんがえないほうがよいよ。