有機化合物の構造式の中で用いられる略号(例えばMe, Et, Pr,…、Ms, Ts, Tf, TMSなど)、錯体の配位子に用いられる略号(例えばacac, edta, bpy, mnt, dmitなど)は、IUPACなどで公式に定められているものなのでしょうか? それとも、論文誌が勝手に独自で定めたようなものなのでしょうか?(その両方という感じもしますが…)

 素朴な疑問で失礼ですが、ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただきたく存じます。よろしくお願いします。

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A 回答 (2件)

IUPAC のペ-ジを参考 URL にあげておきます。

ここから「Nomenclature and Symbols」→「Interdivisional Committee on Nomenclature and Symbols (IDCNS)」→「Use of abbreviations in the chemical literature」とたどって御覧いただけばわかると思いますが,分野外の研究者が見てもわかる用にとの理由で,IUPAC は略号を使わない事を推奨しています。

ただし,その雑誌を見る研究者の分野が限られており,誤解を招かない程一般的なものに限っては,使用を容認しています。しかしこれも,他の略号をスペルアウトする場合は,これらについてもスペルアウトする事としています。

ですので,実際の所は雑誌によって使用可能なものが決められており,後は全てスペルアウトが必要といえます。

お書きの例では,Me, Et, Pr, Bu は,構造式中に限ってですが,普通に使用できます。ただし,pentyl 以上は通常使用しません(一定の略し方がありません)。

Ms, Ts, Tf, TMS は,例えば TMS は trimethylsilyl と tetramethylsilane の両方に使うなど,決まった略し方がありませんので,スペルアウトが必要です。

ただし,その略し方は,「論文誌が勝手に独自で定めた」わけではなく,通常その分野の研究者が使っているものに限られます。

 

参考URL:http://iupac.chemsoc.org/dhtml_home.html
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Hacac=acetylacetone


H4edta=etylenediaminetetraaceticacid
bpy=2,2'-bipyridine
以上三点はIUPACで許容されているようです。

H2mntは化学辞典には記述がありますが、日本化学会の化合物命名法の小冊子には
記述がありませんでした。

dmitは化学辞典にも記述がありませんでした。

私は普段、Inorg.Chem., Inorg.Chim.Acta, Dalton などを
読んでいますが、投稿規定の欄などでも、配位子の略号については
書かれていません。基本的にはどんなに有名な配位子でも各自の
論文中で一度は体系名、もしくは慣用名の書き下し(?)が
なされているように思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございました。ところで、IUPACで許容されている略号のリストって存在するのでしょうか? 非常に興味があります。たとえば、bpyはbipyと書く場合もある訳で…。

最近私は電子ジャーナルばかりで、生の雑誌を手にすることは少なくなってしまったのですが、雑誌によっては投稿規定に略号の表を掲示しているところもあります。例えば、ACSのJOCはネットにも投稿規定が公開されております。

http://pubs.acs.org/instruct/jo.html

これによりますと、JOCは有機系のジャーナルですが、acacやedtaは注釈なしで使ってよいことになっております。Cpやcotも注釈なしで使えますが、codは注釈が必要です。ここら辺で「なぜ?」と思ったわけですが…。

お礼日時:2001/06/29 18:16

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