プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

仮に象徴天皇制を廃止し、天皇家の方々が日本国民になったとしたら
どういうことが起こると思いますか。
よい点、わるい点を含めてお答えいただけると嬉しいです。

質問者からの補足コメント

  • 出来るだけ具体的に書いていただけるとなお嬉しいです!

      補足日時:2017/03/15 16:52
  • >汚職だらけのアジア諸国の中で、日本は比較的清潔でした。

    アジア諸国で行われていた汚職にはどんなものがありますか?

    >かつて官僚は、政治家などは選挙区の代表に過ぎないが我々は天皇の官吏として、
    日本全体の事を考える立場にある、と誇り高く仕事をしていたのです。

    これは偏った考え方だと言わざるをえない。
    選挙で選ばれた政治家のほうが上。
    なぜならば、民意によってえらばれた人物であるからです。

    >池田大作が政権をとり、独裁を敷こうとしても、天皇制は大きな
     障害物になるでしょう。

    天皇の政治利用は認められていません。

    No.15の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/03/16 21:35
  • >「天皇制を一部でも壊すと、赤派(共産派)勢力が強くなり、日本の政治情勢が共産化に一気に傾く可能性が高い」と考えられたからです。
    これはおっしゃるとおりだと思います。
    しかし、戦争が終わってもうかなりの時期がたっています。
    またリベラルと共産派をつなげて考えるのもどうか、と思います。

    >日本の統治の基本は「天皇に勅許をもらって政府を開く」という点にあります
    これは形だけのことですね

    >明治維新で天皇元首制に戻り、立憲君主制の憲法を作ったからです。
    そのあと作られた昭和憲法を重んじている人が大勢いるのは、御存知のとおりです。

    >ゴタゴタする要因は、天皇派と民主派そして共産派などが、自前の主義に即した政治体制を主張するからです。
    >中国などの裏工作もあるでしょうし、アメリカの介入もあるのではないか、と思います。
    今もあるんじゃないですか。
    沖縄のデモ、中国からお金が出ているという噂です。

    No.28の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/03/18 09:56
  • 書き忘れていたことがありました。

    >極端にいえば、何処かの国の力を借りて独裁者になろう、とする人が出てきてもおかしくないわけです。

    今の日本では政治家は選挙で選びますし、期限にも制限があります。
    そういったシステムでは独裁者は現れにくいと思いますが、
    自民党が総裁任期を延長しましたね。
    これは独裁者を作ることにつながり、あまり良いことではないと思います。

    No.32の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/03/19 01:13

A 回答 (34件中1~10件)

天皇制と言うのは、仰るとおり、宗教の一種だと思います。


日本の文化は天皇制があるから出来たのだ、日本国民が素晴らしい民族なのは天皇陛下がいらっしゃるからだ、という、信仰ですね。
神様がいなくても、本来、人間が生活するのに何の不都合もありませんし、文化も技術も発達します。
汚職が比較的少なかったのは、島国文化だからであって、天皇制とは関係ないです。
歴史がなくなることもありません。フランスは現在王政をとっていませんが、「フランスは歴史の浅い国だ」などと言う人がいるとは思えません。
でも、神様を信じる人にとっては、神様のいない生活などありえないし、いなくなったら人生も何もかも崩壊するのです。
キリスト教徒にキリストなどいないと言っても無意味ですし、イスラム教徒にアラーなど必要ないと説いても仕方がありません。
信仰する人に論理的な説明を求めても仕方がありません。「信じる」ということは、非論理的な行動です。
もしも強制的に神様を神様の位置から下ろすことが可能だったとしても、「そんなことは私は認めない!」と言って、変わらず信仰し続けるでしょう。
ただ、日本の「天皇教」と、キリスト教やイスラム教との違いは、今そこに生きている「神様」が実在する、というところですね。
目の前にいなければどこまでも美化することが可能ですが、人間のような格好でそこに生きている、というあたりが、美化しきれない=完全な宗教になりきれない部分かもしれません。

どうも人間というのは、宗教を必要とする者の割合の方が高いように思います。
世界を席巻している宗教だけでなく、多くの地域でそれぞれの信仰がありました。全く信仰の発生しなかった地域を探す方が難しいのではないでしょうか。
このため、日本が「天皇教」を国教としないことにしたとして、また、多くの国民がそれに従って「天皇教」から脱会したとしても、代わりに別の宗教を信じるようになるのかな、と思います。
そういった意味では、「天皇教」という1つの宗教から、多くのばらばらな宗教の信者に分かれてしまうことにより、国の統合にいずれ支障が出るというのは、あながち間違いでもないのかもしれません。
世界の紛争の多くには、宗教、宗派間の対立が含まれているわけですから・・・。

「出来るだけ具体的に」というご質問なのに、観念的な話ばかりでごめんなさい。

しかし、天皇制で疑問に思うのが、もしも天皇陛下が人格者じゃなかったら、日本国民はどういう反応をするんだろう?ということです。
私は、今上天皇陛下は、人間としてとても素晴らしい方だなーと思います。たぶん、わりと多くの方が同じ気持ちじゃないでしょうか。
でも、過去には、今から見るとどうかと思うような天皇もたくさんいたわけですよね。
過去なら、時の政権が強制的に交代させたりとかもしましたけど、今の法律では出来ません。しかも、男性長子相続限定ですし。
となると、この先、「えー!?」って思うような人が天皇陛下になっちゃう可能性だってあるんですよね。
そうなっても、日本国民は天皇制の維持を望むのだろうか?という・・・。
どうなんでしょうねぇ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> 汚職が比較的少なかったのは、島国文化だからであって、天皇制とは関係ないです。

島国文化であると、なぜ汚職が少ないといえるんでしょうか?

> 歴史がなくなることもありません。フランスは現在王政をとっていませんが、「フランスは歴史の浅い国だ」などと言う人がいるとは思えません。

おっしゃるとおりです。

>ただ、日本の「天皇教」と、キリスト教やイスラム教との違いは、今そこに生きている「神様」が実在する、というところですね。
目の前にいなければどこまでも美化することが可能ですが、人間のような格好でそこに生きている、というあたりが、美化しきれない=完全な宗教になりきれない部分かもしれません。

> 世界の紛争の多くには、宗教、宗派間の対立が含まれているわけですから・・・。

なるほど、天皇教と天皇教でない人々の対立、紛争ですね!
それはもうすでに始まっているかも・・・・。

>もしも天皇陛下が人格者じゃなかったら、日本国民はどういう反応をするんだろう?ということです。
>でも、過去には、今から見るとどうかと思うような天皇もたくさんいたわけですよね。

おっしゃるとおりです。

天皇陛下万歳、とかおっしゃる方の中には、あまり歴史のことを御存知ない方が多いのかもしれません。

http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A …
↑ ここ見ると初代天皇は神武ではなくて、ニギハヤヒになっていました。
すばらしい!

お礼日時:2017/03/16 22:12

少なくとも千年以上に渡って、天皇制が日本国民と共に有り、日本国民もそれを当然の事としてきた事は事実でしょう。

我々の祖先が大切なものとして千年以上に渡って受け継いで来たものを、その時の気分やタイミングなどで簡単に捨て去って良い分けがありません。

天皇はたった一人、日本国民は一億人だから、そんなもの無視して良いのではないか?という意味の事を言われているようですが、賛成です。無視して、このまま天皇制を存続させてください。

天皇制は世襲だから民主的でないとか、男系継承に限られるのは女性蔑視だとか批判される人がいますが、それは皇室の中だけに限られた話です。一億人の国民には関係ありません。一億人の国民は民主主義の中で生活し、男女同権です。

天皇制の価値について疑問を持たれているようですが、それは外国人が、日本が天皇を持っている事をうらやましく思っている事を見れば明らかでしょう。

例えば自衛隊員ですが、自衛隊員は今まで、お前達は憲法違反の存在だとか、税金泥棒だとか言われ続けてきました。それでも自衛隊が高い士気を保ち、困難な任務に耐える事ができたのはなぜでしょう?

それは万一日本が外国から攻められた時、陛下をお守りするのは自分達なのだという意識があるからです。万一日本が滅びる時は陛下をお守りする最後の兵士の一人となって死のうという決意が自衛隊員の士気を高めているのです。つまり自衛隊員は近衛兵なのです。

この事を知っているからこそ、外国人は日本の天皇制をうらやましく思うのです。つまり、天皇制はコストパフォーマンスが良いのです。軍事予算を増やす事なく、自衛隊員の士気を高め、自衛隊の戦闘力を大幅に強化するシステムだからです。だから外国人は日本の天皇制をうらやむのです。

日本を敵視する外国人に洗脳され、天皇制を廃止しようとする日本人が少なからず居るのは残念な事です。
    • good
    • 2

天皇制を廃止するには今の状況はタイミングが悪いとの仰せですが、天皇制はタイミングで廃止できるほど軽いものではありません。

二千年続いた天皇制は日本の歴史そのものです。民主主義国家の憲法は、何処の国の憲法も似たようなものです。しかし、日本の憲法だけは違います。天皇制の条文があるからです。他の国の憲法には天皇制の条文は有りません。外国には天皇が居ないのですから当然です。あなたは天皇制を無くして、日本をその他大勢のありふれた国の一つにされたいようですが、そんな事をしたら日本という国の価値が下がってしまいます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

まず、天皇制は2000年続いたとは考えられません。
せいぜい、遡って邪馬台国の女王卑弥呼が死んだ248年(ごろ)以降です。
また、もともとは物部王朝だったのが、天皇家にのっとられておりますね。
記紀にちゃんとそのことが書いてあります。

また回答者さまのほかにも天皇制をなくすと韓国になるとか、日本が滅ぶとか、中国になるとか、アメリカの一衆になるとか、歴史が消滅するとかおっしゃる方がおられますが、
天皇制がなくなるだけで、あまりほかに大きく変わることはないと思います。
天皇はたったひとり、それに対して日本国民は一億人くらいでしたか
日本の歴史の大部分は天皇以外の人が作り、文化の大部分も天皇以外の人が作ったのです。
政治も天皇ではなく、政治家がとっています。
天皇陛下は象徴として存在しておられるだけです。

で、リベラルな考えを持つと外国に日本をとらえると考える人が多いようですが
確かに今の共産党や民主党は外国と結びついているように思えます。
蓮舫さん二重国籍だったし。
しかし日本人ひとりひとりが自分の頭で正しく科学的に物事を考えられるようになれば
外国に日本をとられるということもないでしょう。

まあ、私がそんな風に考えたからって、私に天皇制廃止にする力があるわけでもないので
いろんな考え方の人がいるんだなと思えばいいのでは。

私もそう思うことにしますので。

自分と異なる考えの方とお話しする機会が持てましたことを、感謝いたします。

お礼日時:2017/03/19 00:05

#28です。

お礼や補足ありがとうございます。

>「国家指導者の権限が安定しない国、政治的に不安定な国になる」と書けば伝わるのになぜ「韓国になる」と書かれるのかな。

分かりやすく具体的な事例を提示しただけです。質問者様は日本と韓国の気質が違うと書かれていますが、同じ気質の部分も多々あります。特に西洋文明と違って政治に儒教的な思想や価値観があるところが似ています。また中国とアメリカの駆け引きによる民主勢力と共産勢力の暗闘があるのも同じですから、違う部分はあっても同じように「政治的に不安定になるだろう」と予測します。

>日本の天皇はお飾りの存在なので、ほとんど政治に影響を与えていないのではないかと思います。
>>日本の統治の基本は「天皇に勅許をもらって政府を開く」という点にあります
>これは形だけのことですね

いや、意外にこういう伝統は馬鹿にできないです。特に政治権力の「正当性」をどのように決め、それが安定するか、というのはそれを失ってみて初めて気がつくもので、意外に重要です。

また他国の例で恐縮ですが、カンボジアは15世紀から太平洋戦争までは植民地でありながらも王国を維持しており、戦後はほぼ統治内容を維持したままフランス保護領に復帰し、その後独立を果たしています。しかしベトナム内戦の影響を受けて国内で内戦が勃発し、ポルポト派の虐殺などを経て、1991年にようやく和平が成立しました。
 1992年からは国連がカンボジア暫定統治機構を発足させ、国内政府を復活させる努力を続けましたが、結局シアヌーク殿下が国王に復活する形で立憲君主制カンボジアとして再出発しています。要するに、内戦がひどすぎて個人に資質による正当性を使わないと、国家が形成できなかったわけです。

これ以外でも、欧米の以外の地域では民主主義とは名ばかりの軍政や独裁政治が続いている、ということを考えるべきだと思います。どの国も正当性が明確ではない人物や組織が国の政治を行うために、どうしても権力の分配や富の分配に問題がおきるのです。だからこそそれを軍事力で押さえつける必要がでてきて、軍政や独裁制になってしまう、ということです。


これを見れば、日本で天皇制が倒れるとどのような事態が起きるか、予想できないほどの大混乱になる可能性も否定できないと思います。つまり政治の「正当性」が全く無くなる、という事態が起きる、ということです。

日本人はおとなしいし秩序を保つからそうはならない、というのは、はっきり言って嘘です。嘘というか、それは「国家の正当性がきちんとしていて、そこに信頼がおけるから」秩序を保てるわけです。天皇制はその源であるといえます。
それを廃止するのですから、何が起きてもおかしくない、と私は思います。

極端にいえば、何処かの国の力を借りて独裁者になろう、とする人が出てきてもおかしくないわけです。でも天皇制がないなら、それを「日本の国のあり方からすればそれはおかしい」という説得はできません。日本の国の政治の正当制は「天皇が勅許を出して誰かに政府をゆだねるか、自分で行うか」しかないからです。その天皇制を廃止するのですから、どんな方法であれ日本を牛耳ったほうが勝ち、ということになります。

だから、最悪は軍事的な独裁政権ができても不思議はない、と思っています。しかし質問者様もおっしゃるように米ソの冷戦時代とは違います。2008年に王制を廃止したネパールは政情が不安定になりましたが、軍事クーデターは起きませんでした。
でも、質問者様も
>>中国などの裏工作もあるでしょうし、アメリカの介入もあるのではないか、と思います。
>今もあるんじゃないですか。
>沖縄のデモ、中国からお金が出ているという噂です。
と書かれているように、不安な要素はたくさんあり、中国やアメリカが資金援助して日本の統治正当性を決める動きに介入するなら、まさしく今の韓国の情勢と同じになる、といっていいと思います。

韓国の反日勢力である、挺対協は北からの支援を受けているのは間違いないと言われていますし、今回の大統領の罷免側の運動も北の資金や動員が相当に入っている(そうじゃないと100万人の市民を相手に演説できる舞台を用意できない、その資金はどこから来たのか、ということ)と言われています。

世界的に見ても「日本ほど安定してる国はない」と最近言われるようになってきています。経済が活性化せず20年も停滞しているのに、社会は不安化せず、大災害に見舞われたのに社会的安定は壊れず、経済的に着実な歩みを見せる日本は、世界から改めて見直されているのです。

その「安定性」がどこから来ているのか、といえば「天皇を主君とする朝廷が日本を統一してから、ずっと統治機構が同じだから」ということになるわけです。この伝統と安心感(日本人が無意識に前提としている政治的安定性)は天皇制と同一のものであるといえます。

だから、その天皇制をぶっ壊したら、フランス革命どころではないパニックが日本を襲っても不思議はない、ということです。そこに、外的な要因が加われば、何年もゴタゴタする政権不安定の国になるのは間違いないと思いますが、最終的にどこに行きつくのかは全く分かりません。結局また天皇制が復活することも視野に入れておくべきなのでしょう。
この回答への補足あり
    • good
    • 0
この回答へのお礼

再度の回答をありがとうございます。

> 同じ気質の部分も多々あります。
このごろ左または右に傾きすぎた人を見かけることがあり、韓国の人に似ていると思うことがあります。

カンボジアの例は参考にさせていただきます。

>民主主義とは名ばかりの軍政や独裁政治が続いている、

そうなってしまう原因をよく考えたうえでの民主主義というのがいいと思いますね。

>正当性が明確ではない人物や組織が国の政治を行う

天皇の政治利用は認められていないので、天皇が政治を行うことはできないはずですが。
また天皇の正当性というのが私には信じられない。
記紀を読むと大和の国をつくったのは天皇家ではないことが明白。
大和の国を作ったのは物部王朝ですよ。
で私たちの多くは物部王朝の血のほうを多くひいているでしょうね。
天皇制を支持する人は記紀を読まなかったり、読んでも深く意味を考えなかったり
大勢の人が天皇といって称えているからそれでいいんだろう、と考えたりされているんでしょうね。
私にはこういうことはできないです。

>つまり政治の「正当性」が全く無くなる、という事態が起きる、ということです。
> 国家の正当性がきちんとしていて、そこに信頼がおけるから」秩序を保てるわけです。

上に書いたように、天皇制には全く信頼性がないのですが。

右よりの学者には、日本には天皇がいたから奴隷制度ができなかったなどという人がいるんですよ。
日本には昔から奴隷はいたし、公地公民制はすぐに崩壊しています。
なんか考え方が科学的でないんですね。

>沖縄のデモ、中国からお金が出ているという噂です。

天皇がいても、こういうことがおこっているので、天皇の存在は天皇制支持の人がいうほど効果がないと思うと申し上げたかったのです。

今回質問をしてみて天皇を「お飾り」だと思っていない人が意外に多いということを実感しました。
私自身は特に愛子さまなどお気の毒だと思うことが多く、また黒田清子さんの持参金が1億とかいうのを不公平に思いまして、天皇制はやめたほうがいいと考えていますが
今はタイミング的に右よりの考えを持つ人が増えてきているのでよくないですね。

話は平行線になると思いますので、このあたりでやめておきます。
貴重な話を聞かせてくださり、ありがとうございました。

お礼日時:2017/03/18 23:03

吉田茂元首相は、憲法第9条は、自衛の為の軍隊も禁じていると言った事があります。

いずれにしろ、私や、あなたのような正直な人間にとって、治安維持隊であれ、自衛隊であれ、名前はどうあれ、戦車や戦闘機や潜水艦を持った組織が、軍隊でないという事のは、誤魔化しであり、詭弁でしかありません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

何度もありがとうございます。
武田邦彦さんが、自衛隊は防衛をするのみの組織
軍隊は外に出て行って戦争をしかけることもできる組織とおっしゃっておられ
私もそのとおりだと思います。

で、記事を引用しましたのは
自衛隊が憲法第9条違反であるということを指摘したかったのではなく
アメリカが日本に作らせた警察予備隊が自衛隊の前身であると書いてあると指摘したかったのです。

回答者さまは「天皇制が無ければ自衛隊の創設は不可能でした」と書いておられますが
アメリカが日本に作らせたものであれば
アメリカ人は日本人とちがい天皇を崇拝するということがありませんので
天皇制がなければ自衛隊の創設が不可能だったとはいえないのではないかと思いまして。

まあ、話は平行線になるだけだと思うので、このあたりで打ち切ります。

このごろいきすぎたグローバル化が貧富の差を生むなどという経済評論家が多く、
また中国や朝鮮との関係がギクシャクしているせいで、保守的な考えを持つ人が増えていると思います。
それに比例して、天皇制を支持する人も増えているように思います。
私はリベラル的な考えから、いつかは天皇制は廃止したほうがいいと思いますが
今の状況はタイミング的によくないということがよくわかりました。

何度も時間をさいていただき、ありがとうございました。
いろいろと勉強になりました。

お礼日時:2017/03/18 22:21

天皇制を守る為に自衛隊を作ったのか?とお尋ねですが、憲法を理論的に解釈すればそうなります。

言うまでもなく、憲法の何処にも、自衛隊は国民を守る為に存在するとは書かれていません。むしろ、憲法は9条によって自衛隊の存在を否定しています。それでも自衛隊が存在できるのは、9条の上に存在する天皇制に根拠を置くしかありません。しかし、だからといって自衛隊は国民を守らないという事には成りません。なぜなら、天皇制は国民の存在無しには有り得ないからです。国民と国土が無ければ天皇制は存在できません。従って、天皇制を守るには、国民と国土を守らねばなりません。ですから、自衛隊は国民と国土を守るのです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

なんどもおそれいります。

調べてみたところ、次のような記事がみつかりました。

これが平和主義と呼ばれるもので、ざっくり言うと、「戦争は2度としないし、戦争をしないのだから軍隊も持たないよー」というものです。

しかし1950年に朝鮮戦争が始まったことでいろいろとややこしくなります。
日本に駐留していたアメリカ軍は、朝鮮半島へと出兵していったところ、日本で待機している軍隊が足りなくなってしまったのです。

そこでアメリカは、アメリカ軍が日本を空けている間に、自分たちのことは自分たちで守れという名目で、警察予備隊を結成させます。国を守るための治安維持隊なので、軍隊ではないというのが当時の解釈です(吉田茂元首相)。これが自衛隊の前身で、1952年に自衛隊と名前を改めました。

http://manapedia.jp/text/1296 より引用

お礼日時:2017/03/18 12:33

戦後、天皇制が、日本の安全装置として働いた例をお尋ねですが、自衛隊の創設を挙げる事が出来るでしょう。

天皇制が無ければ自衛隊の創設は不可能でした。なぜなら、天皇制でなければ、憲法から、1条から8条までが消えてしまいます。1条から8条は天皇制についての条文だからです。代わりに9条が、第1条になってしまいます。自衛隊は、明らかに9条の誤魔化しです。そんな事ができたのは、9条の上に、天皇制の条文が有り、9条を守るよりも、守るべき、より重要な条文が有ったからです。しかし、天皇制の条文が無くなり、9条が、第1条と成って、国家に取って守るべき最も重要な条文になれば、誤魔化しが効かなくなります。つまり、誤魔化して自衛隊を作れなくなります。その結果、国家の安全保障に重大な危険が生じ、自衛隊の無い日本は北朝鮮と戦っても負ける国に成ってしまいます。そうなると、拉致被害者どころではなく、日本全体が北朝鮮の植民地に成ってしまうでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
自衛隊の創設は天皇制があったからこそ作られたんですか。
>天皇制でなければ、憲法から、1条から8条までが消えてしまいます。1条から8条は天皇制についての条文だからです。
これはそのとおりです。
>自衛隊は、明らかに9条の誤魔化しです。そんな事ができたのは、9条の上に、天皇制の条文が有り、9条を守るよりも、守るべき、より重要な条文が有ったからです。

天皇を守るために自衛隊をつくったということですか?

ちなみに私は自衛隊は必要なものだと考えています。
北朝鮮がばんばんミサイルを撃ってきているのですから、天皇陛下を守るというよりも
国と国民を守らなければいけません。

だけどミサイルがおちて20分後に「北朝鮮がミサイルを撃った」という報告が入っても仕方がない。
この国はどうも国民を守ろうとしていないように思いました。

天皇を守るために自衛隊を作ったとすれば、納得の行為ですが。

お礼日時:2017/03/18 10:06

誰も書いていないような予想を書きます。



天皇制がどのように廃止されるのか、によっても違いますが、日本は韓国になります。

韓国になるというのは比喩的な表現で「国家指導者の権限が安定しない、政治的に不安定な国になる」と思っていただければ、いいと思います。その結果が韓国のような事態、つまりほぼすべての大統領が失脚して何らかの責任を取らされる不安定さが続く、ということです。

君主国家を共和政にするのは、実は意外に不安定な政治状況を招く、ということは歴史的に証明されています。フランス革命後は共和政がすぐに根付いたわけではなく、市民派のジャコバン政党による粛清のあとに、王党派が政権を握っています。
その故事から習えば、他の方が指摘するように「天皇党ができて、皇室ゆかりの人を担ぐだろう」というのは間違いなく起きるでしょう。そしてあまり指摘する人はいませんが、同じぐらい「天皇を君主の地位から引きずり下ろした民主派勢力」も激しく対応し、その結果、日本は指導者の正当性とバランスを求めて不安定な時期が続くことになるといえます。それと同じ状況、つまり指導者の正当性が確立していないために問題が起きているのが韓国であるわけです。

これを考えて天皇制を継続したのがGHQです。GHQが天皇制を維持し、昭和天皇を処刑しなかったのは、天皇に本質的な責任が無かったという点もありますが、それ以上に「天皇制を一部でも壊すと、赤派(共産派)勢力が強くなり、日本の政治情勢が共産化に一気に傾く可能性が高い」と考えられたからです。

このような事例は最近でもネパールの王制廃止などで現れています。王制廃止を推進したのは毛沢東派であり、たしかに王室の不祥事が相次いだのは事実ですが、それを突き上げて民主化に舵をむけたのは毛沢東派が大きな役割を果たした、と言われています。

国家というのは、一定の正当性で統治がなされています。日本の統治の基本は「天皇に勅許をもらって政府を開く」という点にあります。民主主義じゃないの、と言われれば民主主義も基本なのですが「なぜ民主的なやり方が日本に定着したのか」と言われれば、明治維新で天皇元首制に戻り、立憲君主制の憲法を作ったからです。

天皇を廃止するというのは、こういう制度の根幹、つまり統治の根幹を揺るがすことになるのです。

ちなみに、フランスは革命後、政治的に民主主義が確立したのは80年後の第三共和政期だと言われています。日本の明治維新ははるかに早く、近代民主主義を成立させましたが、それには天皇制という伝統が意外なほど政治の安定に役立っているからです。

ですから、天皇制を廃止して、いずれは共和政大統領が元首となる形で落ち着くとは思いますが、そのためには20年ぐらいは韓国のように国内政治がゴタゴタすると思います。ゴタゴタする要因は、天皇派と民主派そして共産派などが、自前の主義に即した政治体制を主張するからです。中国などの裏工作もあるでしょうし、アメリカの介入もあるのではないか、と思います。場合によっては、公明党などが「仏教的な平安国家を作ろう」と運動して、宗教勢力が勢いに乗ってしまうこともありえるかもしれません。
たとえば、天皇制が廃止になった直後に大震災などがあり、天皇の慰問の代わりに宗教家の慰問がとても効果的だった、というようなことがあれば、ありえるかもしれません。


統治の正当性が崩れるということは、次の正当性が生まれるまでの苦しみを経験する、ということです。
韓国は日本の統治が終戦で突然終わって、李朝も終わらせ、さらには共産主義政府と民主化政府の両方が同時に建ったためにいまだに正当性が確立できないでいるわけです。だから韓国大統領はあれだけの権力が集中しながら、常にトラブルに巻き込まれるといえるでしょう。

日本も一時的にそうなります。1500年に渡る日本統治の正当性が失われるのですから、相当にゴタゴタすると思いますよ。どこまでゴタゴタするかは、天皇制の廃止理由と廃止の仕方によるでしょう。
この回答への補足あり
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> 韓国になるというのは比喩的な表現で「国家指導者の権限が安定しない、政治的に不安定な国になる」と思っていただければ、いいと思います。

「国家指導者の権限が安定しない国、政治的に不安定な国になる」と書けば伝わるのに
なぜ「韓国になる」と書かれるのかな。
気質が日本人と全く違いますでしょう。
日本が和を重んじる国であるのに対し、韓国は憎悪の感情を重んじる国だという認識があります。
日本が和を重んじる国であるというのは、邪馬台国の時代からそうであったようで
魏志倭人伝に「盗みはなく、訴訟も少ない 」と記されています。
盗みはなく、訴訟も少ないのは日本が和を重んじる国、民俗であったということだと思います。
気質の違いがあるので、回答者さまがおっしゃるように
国家指導者の権限が安定しない国、政治的に不安定な国になるとしても
韓国のようにはならないと私は考えますが

>ほぼすべての大統領が失脚して何らかの責任を取らされる不安定さが続く、ということです。

韓国の政治情勢については詳しくはないのですが
ほぼすべての大統領が失脚しているのは、大統領になると急に親戚友人が増え、大統領の権力のおこぼれにあずかろうとするためであると聞きました。
日本でもそういうことはありますね。
東京都知事など何人か辞任に追い込まれています。
安倍政権は長く続いていますが、森友学園の件で辞任に追い込まれるかもしれませんしね。

>君主国家を共和政にするのは、実は意外に不安定な政治状況を招く、ということは歴史的に証明されています。フランス革命後は共和政がすぐに根付いたわけではなく、市民派のジャコバン政党による粛清のあとに、王党派が政権を握っています。

フランスと日本はかなり事情が異なるので、並べて語ることはできないと思います。
フランスは革命という形で急激に社会がかわりました。
日本は江戸時代末になってそれまでお飾りであった天皇を担ぎだされ
戦争に負けると天皇は象徴とされ、以前のようにお飾りの存在となりました。
しかも、天皇の政治利用は禁止とされました。
日本の天皇はお飾りの存在なので、ほとんど政治に影響を与えていないのではないかと思います。

文字数オーバーなので続き補足に書きます。

お礼日時:2017/03/18 09:44

No.24です。



> > 江戸時代などは、よほど学のある人を除いて、「天皇」という存在を知っていた人はほとんどいませんでした。
>
> そうなんですか。
> どのような文献からそのようなことがわかりますか?

あ、ヤバイ・・・。メッキがはがれてしまう~(汗)
すみません、私も原典にあたったわけではないので、文献名まではお答えできません。
また、「庶民は聞いたことも無かった」と言うのは、少し言いすぎだったかもしれません。
「庶民」をどこの地域のどのレベルの人と定義するかによるのですが、ある程度、物語を読むことの出来る余裕のある層なら、ファンタジーの中の存在みたいな意味合いで「天子様」を認識していた可能性はあります。
ただ、自分に影響を与える存在としての「天皇」とは認識していなかったものと思われます。
これは、一般農民などの認識としては、自分に関係あるのは地主か藩のお殿様レベルまでである、という言動が記録されているんですね。(これも原典は覚えてません・・・すみません。)
天皇どころか、幕府の将軍すら、ろくに視界に入ってないわけです。
ただし、これは江戸後期を除きます。
後期には世相不安により、「自分たちを助けてくれる存在」を幕府以外に求めるようになりました。ここで「天子様」が登場し、天皇による救済を期待する声が高まっています。(実際に御所千度参りなどのような行動が起こっています。)

> > 幕府は、天皇におかしな気持ちをおこさせないように、歴史の勉強をさせなかったそうです。
> だから、天皇は、江戸幕府よりも前の時代には諸外国がガンガン日本にやってきていた、という事実を知りませんでした。
>
> これもおもしろいエピソードですね。
> これが事実とわかるような文献はありますか?

家康が天皇や公家の行動を規制した「禁中並公家諸法度」によります。
現在語訳を昔何かの本で読んだのですが、書籍名までは覚えてないので、ネットで探してみました。

発展 『天皇は政治学を学べ-禁中並公家諸法度第1条の持つ意味-』
http://www.geocities.jp/michio_nozawa/10hatten/h …

ここにあるとおり、「お勉強してなさい。ただし、歴史とかはナシね」と言ったわけです。
机上の空論的なことをせっせと勉強することを推奨して、現実世界のあれこれは無用、と。
また、実際に孝明天皇が「鎖国が我が国の伝統~」的なことを言ったというのは、当時の資料に記録されています。その後、天皇を宥めるために将軍が天皇に会いに行ったりしてます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

rabbit_9999さん、本当になんどもありがとうございます~♪

>これは、一般農民などの認識としては、自分に関係あるのは地主か藩のお殿様レベルまでである、という言動が記録されているんですね。(これも原典は覚えてません・・・すみません。)

なるほど~、昔はテレビもありませんしね~
たぶん京都の人はお天子さまの存在知ってたと思うんですね。
御所があるから。
でも江戸あたりにいくと、江戸城には徳川幕府があって将軍がいるし
天皇は大名と違って参勤交代にも行かないし
「天皇?誰それ?」状態でもおかしくないかなと思いました。

> 後期には世相不安により、「自分たちを助けてくれる存在」を幕府以外に求めるようになりました。ここで「天子様」が登場し、天皇による救済を期待する声が高まっています。(実際に御所千度参りなどのような行動が起こっています。)

勉強になります。

>禁中並公家諸法度
> 現在語訳を昔何かの本で読んだのですが、書籍名までは覚えてないので、ネットで探してみました。

お手数をおかけしちゃってすいません~。
とても参考になりました。

天皇が歴史の表舞台に立った時期というのはとても短いのかもしれませんね。

天智天皇、明治天皇、昭和天皇ぐらいと言ったら言い過ぎかな?

お礼日時:2017/03/17 20:25

質問者様から私の回答に関し質問がありましたのでお答えします。


質問内容、今上(平成)天皇は国民と共に喜び又は悲しみを共にしておられますとの回答を述べたところ、例を示してくださいとありました。以下がその例です。1)1991年、雲仙普賢岳噴火災害慰問、2)1995年、阪神淡路大震災慰問、3)2004年、新潟県中越地震慰問、4)2011年、東日本大震災慰問等々です。災害が起こるたびに、現地に駆けつけ、被災者を励ましておられます。参考として、ウィキペディアで象徴天皇制の記述があります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

天皇陛下が被災地を慰問されているニュースはたびたび目にいたしますね。
天皇陛下とお話をされて感激されている被災者の姿などがテレビ画面に映し出されます。
被災地に行ってお言葉をかけるくらいのことをされないと、象徴天皇とは何のために存在しているのか、と言われるでしょうね。
旅費などは税金なので、天皇陛下は痛くもかゆくもないはずです。
御高齢なので体力的にきついというのはあるかもしれませんが

たとえば回答者さまが天皇家の生まれであっても、同じようなことができるでしょう。
そういうことをされたからといって「国民と共に喜び悲しみをともにしている」とは私にはちょっと思えないです。

有名なスポーツ選手などが多額の義援金を送ったり、
一般の方々がボランティアにでかけたりしています。
そうした活動のほうが役に立つでしょうし、そうした人々こそ「被災地の人々と共に喜び悲しみをともにしている。」と評価されるべきではないでしょうか。

まあニートである以上、声をかけることしかできないんですけどね。

お礼日時:2017/03/17 17:57
1  2  3  4 次の回答→

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!