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文頭with の使い方

With this award-winning cast and the eminent Quincy Fairbanks as director, Santiago Sun will unquestionably be a contender for the title of year's best film.

これらの受賞歴のあるキャストと、著名なクインシー•フェアバンクスを監督とした『サンティアゴ•サン』は紛れもなく今年の最優秀映画賞の候補となるでしょう。

上記の訳においてwithでなければならない理由。withだからこその強調される意味はなんなのか?
また、いわゆる、どういう構文なのか教えて下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

>上記の訳においてwithでなければならない理由。

withだからこその強調される意味はなんなのか?
>また、いわゆる、どういう構文なのか教えて下さい。

with = having(分詞構文として) ですよ。次の 1)と2)をつないでいる機能語です。敢えて文法用語を使えば「付帯状況(同時を表す)」ですね。
1) Santiago Sun [ has ] this award-winning cast and the eminent Quincy Fairbanks as director.
「Santiago Sun は、~を擁している。」
2) Santiago Sun will unquestionably be a contender for the title of year's best film.
「Santiago Sun は、~となるでしょう。」

Having this award-winning cast and the eminent Quincy Fairbanks as director, Santiago Sun will unquestionably be a contender for the title of year's best film.
** 素の形の"Having"を"With"に変えたということです。

withでなければならない理由は、「文+文」という長くなる形を「副詞句+文」という簡潔な形にしたいという理由ですね。
「文+文」をつなぐ接続詞としては、"as"を用いることが多いです。辞書には「~ながら」という訳語が与えられてますが、そのように訳せない場合の方が多いです。またダラダラと"and"でつなぐ場合もあります。
・Santiago Sun will ~ , [ as ] it has ・・・.
・[ As ] Santiago Sun has ・・・, it will ~.
・Santiago Sun has ・・・, [ and ] it will ~.

日本語としては色々な形に訳せますが、大切なのは、"with"が、2つの文を簡潔に1つの文に結びつける働きをもつということでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど。
非常に丁寧に解説ありがとうございました。

お礼日時:2017/03/22 06:38

いわゆる付帯状況の with というのがあります。



, with ~
と後にもってきてもいいですが、
前に来た方が、この部分がやや強調されるでしょう。

接続詞を使う代わりに
with 名詞+(補語的なもの)

補語的な部分には形容詞、分詞、あるいは前置詞+名詞、副詞
などがきます。

ここは、後半の the eminent Quincy Fairbanks as director
はそうなっていても、
前半は with this award-winning cast
と with 名詞のみです。

だから、たた「~をもって、~があるので」くらいの表現になっています。
後半の as ~も「~としての」と前の名詞にかかる感じ。
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この回答へのお礼

元の文が何で、そこからどの様に変化して来たのかがよくわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2017/03/22 06:39

『サンティアゴ•サン』を修飾しているのですよ。

<「キャスト」と「監督」に恵まれて>、<「キャスト」や「監督」をしたがえて>、<「キャスト」と「監督」に恵まれて>というようなニュアンスが、ここには込められているのですよ。それを表せるのは<with>しかありません。

<by >はダメ。<of>もダメ。<over>もダメ。<among>もダメ。<in>もダメ。

[問題は! 勉強法にある!]

  英語も、もちろん、「なぜ」と考えることが必要な場合は多い。
  しかし、理屈抜きで「オ・ボ・エ・ル」ということも極めて大切です。

  <重要だから、もう一度言います>
      
      理屈抜きで「オ・ボ・エ・ル」ということも極めて大切です。


     ○たとえば「~するために(目的)」=in order to に関して

      なぜ「in」なのかしら、「on」ではダメなの?「of」ではマズイの?

      って考え始めたら、もう、そこで「英語のお勉強」なんか終わりですよ。

     ○日本語でも「鉛筆は一本、二本と数えるのに、紙はナゼ一枚、二枚と数えるのかしら」と悩み始めたら、70年たっても答えは出て来ません。




                       ☆


     もちろん、時間をかけて調べたら、きちんとした正解がでる場合もあります。 

 
               food は、なぜ、ウーなのか
               foot は、なぜ、ウなのか
               bloodは、なぜ、アなのか

          これは『英語史』という分野の本を読んだら解決します。

                               (以上)
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この回答へのお礼

その通りですよね。
以前もそーやって言われたことがあります。
理屈抜きで覚える。という事も、意識していきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2017/03/22 06:43

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