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ネットで無尽灯についてググルと油を浸した物と比較して、
・明るさがあり
・風による揺れが無く
・芯切りをする必要がない
との点が画期的とされていますが、
あの複雑な構造がなぜ必要なのか理解できません。

油を浸す物でも下記の改良を加えると同じような感じにならないでしょうか?
・芯の太さを変えたり、芯の数を増やす等して明るさを確保
・風については無人島同様ガラスの容器で囲い
・芯切についてはろうそくのように可燃性の芯を油のど真ん中に立てたり、船にして浮かべておく事で毛細管現象で自動給油
これではダメなのでしょうか?
または、灯油ランタンのような構造です。

A 回答 (1件)

そんなに詳しくはないのですが、


無尽灯は幕末に東芝の始祖からくり儀右衛門によって発明され、
明治期に輸入灯油ランタンに取って代わられた一過性の商品ですので、
お書きの改良指摘は、全部灯油ランタンの構造であり、それらが存在しない中での発明品なのであって、
指摘内容の優位性と生産性で灯油ランプに取って代わられた事実がありますので、歴史の不可逆性から考えても理解できないはずです。

からくり儀右衛門は万年自鳴鐘とか蒸気機関の発明に熱を入れており、無限機関とか循環機関の発明家なので、その過程で燃料循環ポンプ構造の無尽灯が発明されたと思います。
無尽灯が圧搾空気給油を行う部分は、灯油ランプよりもコールマンのガソリン式アークランタンの構造に近く、蒸気機関をとびこしてガソリン内燃機関構造への先見性があります。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
一番のポイントは太い芯を真ん中に浮かべる構造ですが、灯りを使う人は江戸数百年の間に延べ数で膨大な人数がおり、誰一人これを思いつかなかったのでしょうか?正直そのようには思えず何か他に原因があるのではないかと思うのです。

お礼日時:2017/03/28 13:01

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