私は大学時代、塾講師のアルバイトをしていました。
その時、特に英語に関してですが、「訳ではなく意味を捉えろ」と教えてきました。

例えば、Let。
日本の中学英語では、「Let's goで有名な単語で、これを分解するとLet us goとなる」
と教えられています。
多くの日本人は、「一緒に行こう」と訳します。
が、「Let us」と同じカテゴライズされる「Let me」を教えると、
「一緒に~しよう」ではなく、「~させてあげる」という訳になりますよね。
これは、「Follow me(us)」で、「着いてきて」になり、同時に教えました。
「Let's go」は「連れて行ってあげる」という意味合いになり、
使役としての役割を果すことにより、文末に「together」を入れても不自然ではなくなります。
本当に、本当に小さな意味合いの違いが生まれます。

そこで、前述した「訳ではなく意味を捉える」ことに繋げることに成功しました。

「But on the whole」という言葉があります。
日本では、多くの英和辞典で「しかし概して」と記載されています。
「『概して』って何ですか?」という二度手間となる教え方を嫌い、
「でもだいたいは」と教えてきました。
日本語において、わずかな意味合いの違いしかありません。
しかも、こちらの方がすんなりと頭に入ったようです。

「often」も同様です。
「しばしば~する」なんて日本語、NHKのアナウンサーですら使いません。
なので、「~することが多い」と、文末に「often」を持ってきていました。

このような教え方をしたことにより、
英語に興味を持ってくれた生徒さんが増え、
「英語の面白さを知った」という嬉しい報告を受けました。

が、多くの子供達は、第一志望の学校に落ちてしまいました。

言語は文化そのものです。
高校進学を備えた中学生からは、「第一志望に落ちたけど、英語が好きになった」
という意見が多数寄せられました。

将来を担う子どもたちにとって、受験は非常に大切なものです。
私の講義で英語に興味を持ってくれたのは、本当に嬉しいです。
が、第一志望の高校に入れてあげられなかったことを未だに後悔しています。
私は過ちを犯したのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 皆様、ありがとうございます。
    3つしか見ていない現状、3つの回答にベストアンサーをつけたい気持ちです。

    そして、わずかながらも第一志望に受かった生徒たちの笑顔、
    「大学では英文科に進む」と言ってくれた生徒たちの笑顔が浮かんできて、
    涙が出そうです。

      補足日時:2017/04/15 15:22

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A 回答 (3件)

第一希望の大学に落ちた友達が、第二希望の学校で学問的な運命の出会いがあり、今ではその道の専門家として活躍し、ついでにその大学で出会った奥さんと幸せにしていることがパッと頭に思い浮かんだ。

友達はあの当時「第一希望の大学でなければ行く意味がない」と絶望していたものの、今は「第二希望の大学に行ってなければ今の自分はなかった」といっており、何がどう転ぶかは神のみぞ知るですよ。後悔する気持ちは理解できるが、あなたの教え子達も当時考えもしなかったような道で活躍しているかもしれないので気に病む必要なし。
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あ~。

なんか凄く気持ちがわかります。英語に関わらず勉強を教えるときって試験の為に準備をしているだけなのか、その内容に対して理解を深めてもらいたいのかで葛藤があったりしますよね。理想としてはもちろん理解を深めることにより試験に受かることですがそれが叶わない場合どちらをとるかですよね…

質問者さんの望むようなどちら、と言う回答は私にもわかりませんが結局はその子達だけにしか判断できないことではないでしょうか。その子たちが良しとしたことなのであれば決して過ちではないですし、もし「英語の理解なんてどうでもいい、とにかく志望校に入るだけの試験勉強がしたい」でしたら過ちなのかもしれません。

けれど「第一志望に落ちたけど、英語が好きになった」と感じさせることができたことは個人的には過ちではないように思えました。
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全然。

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