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反時計回りの円板上の人が円板の外に向かってボールを投げたとします。この時、円板上の人、すなわち非慣性系ではコリオリの力の向きは反時計回りである場合物体の進行方向右向きとなる。
と聞いたのですが、

円板は反時計回りに回転しているのだから、コリオリの力の向きは時計回りの方向にかかると思ったのですが、なぜ間違っているかわかりません。

電車内の慣性力については理解できたのですが、コリオリの力がなぜあのような字を描くのかが理解できません。

教えてください。

質問者からの補足コメント

  • なんとなくイメージは湧きますが、なにかモヤモヤします笑

    慣性力は非慣性系で観測した時に、慣性系で観測した時の加速度とは逆向きに働く力がかかるのですよね?

    円運動では中心方向に加速度がかかるはずなのにコリオリの力は何の加速度と逆向きに力が働いているのですか?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/04/26 18:19

A 回答 (7件)

簡単のため、反時計回りする円板の円周に対して垂直外向きにボールを投げ出したとします(;・・)へ ≡O


すると、地面で静止している人からは、ボールを投げた時の自分の速度と、自分が投げたボールの速度のベクトル和の方向にボールは飛んでいきます。
・・・空気抵抗や重力を無視すると、等速直線運動しますね(^^)
で、ボールを投げた自分なんですが、円板が反時計回りしているために、ボールの軌道が右向きに曲げられる様に見えます(◎◎!)
これは、図を描けばすぐに分かりますよ(^^)
静止した地面の上に反時計回りする円板と自分の顔の向きを描きます・・・そして、投げ出されたボールの軌道として、地面から見たものを描きます
ボールは等速直線運動するので、軌跡は直線ですね・・・それを円板上の自分が見たとき、ボールを見つめる顔の向きを色々な場所で調べてみて下さい。
すると、円板が回転するにつれて、顔の向きはどんどん右を向いてくることが分かります(^^)

まあ、コリオリの力と言っても、別に難しい物では無く、あくまで、回転している自分にとって、物体の運動が、どんな風に見えるの・・・って事から出てきているだけです(^^;)

不明な点がありましたら、また質問してみて下さいね(^^)

参考になれば幸いです(^^v)
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

理解できそうで、できない状態なので今回は飛ばして先に進もうと思います。

ありがとうございました❗️

お礼日時:2017/04/27 18:20

下の図の通り。


ボールは円板の外から見ると、下から上に直線軌道。
円板の中にいて、円板と一緒に回転してる人には点線の様に見える。
「コリオリの力」の回答画像2
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投げられたものは、「投げられた初速度+投げた瞬間にその座標系が持っていた初速度」で直線運動します。



「電車内の慣性力については理解できた」のは、観測者の速度が、投げた後も「投げた瞬間にその座標系が持っていた初速度」とずっと同じだからです。

回転運動では、観測者の速度は、「向心力」によって「投げた瞬間にその座標系が持っていた初速度」から時々刻々変化します。それに対して、「投げられたもの」は、投げられたときの初速度で直線運動します。
その差が「コリオリの力」としての「見かけ上の力」なのです。
力が働いているのは、ボールではなく、観測者の方です。

「慣性力は非慣性系で観測した時に、慣性系で観測した時の加速度とは逆向きに働く力がかかる」という思い込みが、理解を難しくしているように思います。(「遠心力」はこの考え方で理解できますが、「コリオリの力」はこの考え方では理解できないでしょう)

単純に考えます。

(1)回転する円板上で、ボールを半径方向の「外側」に投げます。
 ボールが、投げられた瞬間に持つ「円周方向」の初速度は、「その半径における周速度」です。ということは、円周の外側に進めば、円板のその半径の周速度よりも遅いわけです。つまり、円板の回転よりも遅れてしまいます。半径方向に外側を見ている観測者には、回転と逆方向に曲がって遅れて行くように見えます。
 反時計回りなら「右側」だし、もし時計回りに回っていれば「左側」に曲がります。

 静止座標系から見れば、ボールは「投げた半径方向の初速度+投げた瞬間の周速度」の合成方向に等速直線運動します。

(2)反対に、回転する円板上で、ボールを半径方向の「内側」に投げます。
 ボールが、投げられた瞬間に持つ「円周方向」の初速度は、「その半径における周速度」です。ということは、円周の内側に進めば、円板のその半径の周速度よりも速いわけです。つまり、円板の回転よりも進んでしまいます。半径方向に内側を見ている観測者には、回転の方向に曲がって先に進んで行くように見えます。
 反時計回りなら「右側」だし、もし時計回りに回っていれば「左側」に曲がります。

 これも、静止座標系から見れば、ボールは「投げた半径方向の初速度+投げた瞬間の周速度」の合成方向に等速直線運動します。

 この2つの状態が想像できれば、「電車内の慣性力」と同じように理解できませんか?

 結局は、#1のナッキーナッキーさんと同じことを言っていますね。
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>コリオリの力の向きは反時計回りである場合物体の進行方向右向きとなる。





>コリオリの力の向きは時計回りの方向にかかると思ったのですが、

は、ボールが回転中心から外に向かうときは同じ右曲がりだと
いうのは判りますよね?
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>円運動では中心方向に加速度がかかるはずなのに


コリオリの力は、回転系の中で動いている、つまり
円運動から外れた動きにかかる見かけの力です。

加速度は回転系の物体の動きを地道に時間微分すれば
直ぐに判ります。
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>物体の進行方向右向きとなる。


>コリオリの力の向きは時計回りの方向にかかる

私には同じことを言ってるように思えるのですが?
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カラクリがあるとすれば、コリオリの力を観測しているカメラの場所です。


カメラは円盤の一番外に設置されていて、円盤の回転と一緒に回転します。
中心で回転している人の速度と、外側で回転しているカメラの速度の差で、
カメラ方向に飛んでいくボールの速度よりも速くカメラの方が進むために、
カメラから見た映像では、ボールが遅れてくる分右側にカーブして見える。
つまり見かけ上の力であり、実際に働いている力ではないと言うことです。
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