先進国では有罪判決がでるまでは「推定無罪」の扱いを受けるのに、なぜ人質司法とか、代用監獄などの指摘があるんですか?日本も先進国ですよね?

「推定無罪なのに「人質司法、代用監獄」など」の質問画像

A 回答 (1件)

日本では推定無罪の扱いを受けにくいからです。


人質司法について
日本の場合、本来は逮捕後72時間で検察に送致するか、釈放するか決めないといけません。しかし、なかなか72時間では容疑を固めることができず、裁判所に請求して拘留を延ばしてもらうことがよくあります。その期限も最大10日と法律に定められているのですが、実際には20日ぐらい引き延ばすことが可能になっています。

たとえ無罪でも20日も拘留されたら、普通は仕事を失ったり、社会生活に影響が出ます。
また、代用監獄と合わせて、日本の場合拘留中に弁護士などの接見が制限されていて、適正なアドバイスを受けることができないこともあります。
先進国の場合、取り調べ自体に弁護士が同席できる場合もあるので、日本で容疑者が「推定無罪の権利を守ること」は非常に難しい、といわれています。

代用監獄について
本来容疑者は1日一定の取り調べ時間以外は拘置所に留置されることになります。拘置所は法務省の管轄なので、ここから出て取り調べをうけ、また戻るなら規定の取り調べ時間を守ることになります。しかし、実際には拘置所の数が少ない、という理由で、警察署の留置場に留め置かれることも多く、取り調べ時間がずっと続くこともあると言われています。
取り調べ時間中は弁護士との接見ができませんから、長い取り調べ時間は同時に弁護士との接見時間、つまり自己弁護の時間を少なくしてしまい、結局「推定無罪の権利」を守ることができなくなる、ということです。

これらの批判はもう40年以上されているのですが、日本の司法制度はあまり変わりません。だから批判が絶えないのです。
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