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ダイエーの高木さんが頑なに産業機構による再生プランを拒んでいるのは、何故なのか教えてください。産業機構を利用するのは、企業にとってそんなに悪い事なんでしょうか。

社長はまた、同業社による支援も絶対断るといってますが、これならまだ分かります。ライバルって事で・・・。同じような事実全く別のものに作り変えられるのを嫌がるって事だと解釈してます。この解釈が間違っていたら、こちらも正しいものを教えてください。

A 回答 (3件)

『銀行の事情に合わせて作られた現行の再建計画を達成してきたのに、また銀行の都合で再生機構に送られるのは納得がいかない、との反発感』だそうですよ。



もっとも、社を複数に分割される可能性を懸念しているというのが一般的な見解のはずですが。
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この回答へのお礼

ウォルマートならばスタイルを変えずに(分割したり事業縮小したりせずに)再建が望めるのに、同業だから嫌なんですよね。

反発感はわかります。
でも本当の理由ってメディアに出てないのでしょうかね。もっと論理的でビジネスマン的な理由があると思ったのですけど、ないんでしょうか。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/26 22:17

元同業界の経営者として、自分なりに高木氏の気持ちの想像も交えてお答えします。



高木さんは創業者でもオーナーでもありませんから、経営者として退陣することについては比較的割りきって考えることができると思うので、保身のためという一言では片付けられないと思います。

恐らく高木さんは、流通業の強さと弱さのキーポイントを彼なりに感じたので自主再建にこだわっているのではないかと感じます。

天下のダイエーはなぜダメになったのか・・創業者の中内さんは「大きくなりすぎた」と言いました。長いスパンで見ると、流通業やサービス業は大きくなると必ずおかしくなるという歴史があります。
外から見ていると、その原因は色々(不景気とか、事故とか・・)あるように見えますが、必ずその内部では「創業のこころ、魂」がなくなってしまっているものです。
そして、この「こころ、魂」がある限り、外的な問題は必ず解決して行けるものなのです。
中内さんが言われた「大きくなりすぎた」というのは、まさに「こころが伝わらなくなってしまった」という意味だと思います。

高木氏はそのことを感じ、ダイエーの再建に最も大事なのは「経営者のこころ」を社内に強く、徹底して打ちこむことだという思いをもたれたのではないか?と私は期待も込めて思います。
そのためには、第三者的な視点で経営に携わる再生機構に意思決定に関与してもらいたくない!という気持ちを持たれたのだろうと思います。

あまり長くなるのでこの辺にしますが、高木さんにはそんな思いで自主再建に向けて頑張ってもらいたいと思っています。
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この回答へのお礼

なるほど・・・。ただビジネスとは結果がだめならだめですよね。いままでが間違っていたから経営陣を挿げ替えて再生するなら、誰にとっても良い事だと思うのですが、民間にこだわる理由がいまいち判然としません。

高木さんはいつから何年社長を勤められたのでしょうか。ダイエーの業績不振については何年も前から取りざたされている事で、意識改革のチャンスはなかったのでしょうか。。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/26 22:14

産業再生機構は税金を一企業に投入するわけですから経営陣は経営責任を取って辞職することになります。



自力再建なら辞めずにすみますからね。
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この回答へのお礼

なるほど。そうすると、経営者の保身のため、という事になりますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/26 22:09

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